RM1200㎞の装備を考える(2016年版)

ことし2016年は2月に行われたツールドタスマニアをぎりぎりながら完走をすることができた。

これで、海外RM1200㎞は3勝2敗だ。

しかし、今年初の海外ブルべが相当ハードルの高いものだったが、何とか完走出来たのも、これまでの経験が多少なりとも聞いてきているのだろうと思っている。

さて、今年は国内でもRM1200㎞と1200㎞+などトータル3本も行われる。

とりあえず、3本ともエントリーをしているんですが・・・BAJ2400は今も迷っている状態。(w

さて、この中でBAJ2400はサポートが一切なくバッグドロップもありません。なので、必要装備はかなり持つ必要があり、追加装備などは自身でホテルなどに送付する必要があります。

なので、通常のRMとは多少違ってくるので、岡山と北海道の1200㎞を例に取り、海外RMを前提にした装備について考えてみます。

私の現時点の装備の考えになり、これは先月走ったタスマニアにも準じています。

日本食・補給食について

国内の1200㎞では全く関係ありませんし、一切自身で用意をする必要はないでしょう。世界に誇る日本のコンビニやファストフードがそれにすべて答えてくれます。

この用意が必要ないだけで、海外ブルべに比べ相当負担が減ります。

参考まで海外RMでいつも持参する日本食が以下。

尾西食品 アルファ米12種類

海外のPCなどで提供される食事は基本的にパン系、シリアル系、乾物系が多い。厨房がある場合はパスタが主流だ。

あとビーンズと玉子系。温かい食事が提供されるのは本当にありがたいが、つかれた体、そして胃腸にこの手のヤツは、オレはけっこうキビシイ。

そこで、やはりいつも食べ慣れている米は本当に助かる。朝だけでもこいつにする。朝2袋お湯を入れ、一袋は朝食、もう一袋はそのままサドルバッグへとすれば、そのまま補給食だ。

補給食:ようかん

一口羊かんはいつも持っています。片手で封を開け食べられるように練習しておくと良いでしょう。

補給食:ぬれせんべい

今回、ツールドタスマニアで初導入をしたが、本当に良かった。

水がなくてもスムーズに食べることができ、柔らかいので口の中を痛めることもないです。適当な塩気と甘みがクセになる。

今後私の海外RMには絶対にもってい行く一品になりました。

その他、ブラックサンダーなどを10本ほどドロップバッグに入れておきました。

海外に持っていく場合、持っていけない製品や食べ物もありますので、気を付けよう。

たとえばオーストラリアなどではかなり食品持ち込みに関して制限がある。

ちなみにレトルトご飯やアルファー米は加工品ですので、国外への持出しの制限は緩いようです。心配な場合はチェック必須です。

ボトル類とキャメルバッグ

どこの海外RMでもボトルは3本携行することを推奨しています。

基本的に最低100㎞程度はノーサービスでも走り切れるということを念頭に置くと良いでしょう。海外でコンビニなんてものは一切ありません。

というか、ガソリンスタンドがあることも稀ですので、水がないはそのままDNFに直結をします。

私はいつもキャメルバッグを利用する場合が多いです。

タンク容量は3L程度あるますが、ボトル2本分の1.5L程度をいれておき、これにフレームボトルを1本で3本分確保。

残りのフレームケージにはツールボトルに利用します。

キャメルバッグに1.5Lの水とアイテム(常備薬・カメラ・ハンカチ・ティッシュ・予備財布)など含めると約3kg程になります。

多少肩などに負担がかかりますが、メリットの方が多いのでいつも使います。夏などは氷を投入すると簡易冷却装置、そして冷たい水が飲めるので最高です。

RM1200は真冬から真夏まで対応ウェアを

海外に限らずRM1200㎞は早朝、深夜、そして日中とほぼ24時間の時間帯を走る場合が考えられる。

2014年BRM709北海道1200kmでは美幌峠で足止めくらい、そのまま中止になったが夜明け頃、吐いた息が真っ白だった。

タスマニアでも下界は30度を超える真夏日なのに、ハイランドレイク(標高1000m超え)に到着をして日が暮れると、とんでもなく気温が下がった。たぶん一ケタまちがいなしの寒さ。

というわけで、極端iに寒さに強い方などを除き、真冬装備は念頭に置くと良いでしょう。

その時にキーポイントになるのがレインジャケットになるでしょう。たぶんこれをアウターにする場合が多いはずですので。

ウェア

基本は長袖+長パン。下はアンダーウェア(状況により変える)。

それにウィンドブレーカー。これにレインジャケット着れば0度くらいまでは大丈夫と実証済み。

ドロップバッグあれば、長指グローブに厚手長指グローブを入れておく。厚手長指はタスマニアで本当に役立った。

レインパンツ

私は基本レインパンツを使いません。雨のとき下半身はあきらめます。

それよりも足がきっちり動き、ペース落とさず、また体温あげられる方をチョイスします。

しかし、朝スタートするときに気温が低い場合などは、着用する場合もあります。

ちなみにシューズもソックスも何も対策なし。このところシューズカバーも持たない。どうせ浸水するし。

あと100均のビニールレインウェアを保険に持つ

アンダーウェア

今年から導入をしたウールのアンダーウェア。

タスマニアでも大活躍。暖かい。そしてなんといっても汗の乾きがめっちゃ早い。

気温が低そうな場合などはこれを着用する。

それに対して、日中走る場合はおたふくのストレッチシャツを使う場合が多い。

タブつかない、緩めのストレッチ素材、吸汗速乾加工、涼し目ということで日中気温の高いときにはこれをアンダーにする場合が多い。

ヒートテックはやめておけ。

常備薬・サプリ

  • 痛み止め
  • カフェイン剤
  • 胃腸薬
  • 風邪薬
  • 足つりの薬
  • 湿布系
  • オロナイン
  • 目薬
  • リップクリーム
  • 日焼け止め

以前アスピリンを使ったが腹がいたくなり、オレには合わなかった。それ以来ロキソニンを持っている。

次に大事なのは胃腸薬。海外ではいろいろとストレスがあるので、もっていると安心だ。あと足つり用対策。

紫外線が強いので目薬、リップクリーム、日焼け止めは必須だぞ。

カフェイン剤は(オレは)必須。夜が弱いので、走行が夜間にかかる場合投与する。

ただ、オーバーナイトコントロール到着逆算をして4時間以内になる場合は飲まない。仮眠所で寝られないともっと厳しくなるから。

いずれにしてもすべての薬は事前テストが必要なことは言うまでもない。

クエン酸・BCAA系

オーバーナイトコントロール到着100㎞程度になったら1本のボトルにこの粉末を入れて、その日のうちに飲み切ります。

その日の走りをこなすことは大切だが、次の日にできるだけいい状態で完了するのも大切。

GPS

オレはぜった必需品。キューシートなんて考えられない。

特に海外RMの場合、100人程度だと、周りに人がいるのは1つ目のコントロールまで。あとは、ほとんど一人旅だ。

日本・海外問わずミスコースは本当にダメージがでかい。最小限にするためにGPSは必須。

いつも2台持ちだ。Edge810とeTrex20。2台持ちの理由は以下。

  • 冗長化。どちらか1台ダメになっても大丈夫のように
  • 通常は片方は標高表示、片方はルート表示

紙のキューシートオンリーでもいいけど、ミスコースしたら人はいないぜ。ルート上だって、まばらなんだから。

あと、サイコンは暗くなると見えなくなるけど、ガーミンGPSは液晶内に速度や時刻を表示しておき、バックライトあると常時必要情報を見ることができる。

電源類・USBバッテリー

以前はバッテリーチャージャーを持っていったが、現在は持たない。

充電は一切なし。バッテリー類はすべて交換をする。

用意するバッテリーは以下。(ドロップバッグ)

  • 充電式ニッケル水素電池単3形8本
  • USBモバイルバッテリー3本
  • デジタルカメラ用バッテリー2本

充電式ニッケル水素電池単3形8本

eTrex20用のバッテリー。4日分で8本。毎日交換をする。

このバッテリーで1回24時間確実に持つことが確認できている。

さらに手持ちで予備単三を2本別途携帯する。

USBバッテリー

この容量のバッテリーを3本持つ。1本は手持ち。2本はドロップバッグ。

持っている1本でガーミンEdge810に常時給電をする。常時給電することで、雨が降ってきたらすぐに電源ケーブルを抜くことができる。

またオーバーナイトコントロールでは、スマホの充電もこれで行う。通常オーバーナイトコントロールで電源コンセントを確保できる保証がないので、はじめからUSBバッテリーで行う。

このサイズ3本あれば、4日間のEdge給電とスマホ充電はまかなえる。

SIMフリースマホ

日本ではどうでもいい話だが、海外の場合はSIMフリースマホを持っていって現地のSIMを入手すると良いだろう。

もちろん、日本のヤツそのまま持っていってローミング1日3,000円でもいいけど・・・海外RMの場合最低1週間は滞在するはず。

そうなると1日3,000円ならSIMフリースマホとSIM代出るぜ。


ZenFone 2 Laserはうちでも使っているが、本当にいい端末だ。安いし。

必要十分なスペックで、MVNOで問題なく運用できるから日本でも使いやすい。

液晶は5インチを進める。やはり大きめの液晶は見やすい、使いやすい。

あと、海外ではすぐに言語を英語表示にできるようにしておこう。

宿泊や現地の情報系、お天気、マップ系のアプリは普段から使いこなすことも忘れずに。

このスマホで、主催者とやり取りをして、現地入りしてもスマホだけでスムーズにやり取りできるようにしておくとよい。

海外へ行ったら自己責任の部分は非常に大きくなる。

GPSで現状の把握、スマートフォンで通信の確保をいつも行っておくことは絶対に必要だ。

ヘッドライト・テールライト

ヘッドライトは絶大の信頼を寄せているキャットアイEL540RCを3本持つ。2本は車体、1本はドロップバッグ。

通常2日目で1本目を使いきるので、そこで交換する。残り2日で満充電EL540RCがあれば安心だ。

テールライトも3本。


キャットアイTL-LD155-Rを2つシートスティに取り付ける。シートスティに取り付けるテールライトはTL-LD155-Rが一番だ。

あとサドルバッグにTL-LD570Rを取り付ける。これはリフレクターの役目もしている。

オーストラリアなどのレギュレーションではテールライトの他、テールリフレクターが必要となる。それをまかなう。

テールの電池交換は基本的にしない。3つを順に使えば、4日間もつ。心配なら単4を2本予備に持とう。


このところ装備で迷うことは、ほとんどなくなった。

それでもいつも心配なのはレインウェア関連だが、こればかりは仕方ないと半分あきらめている。

以上、参考にしてみてください。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク