で、九州1周1500km3晩走って「USB格安LEDライト」はどうだったよ?【 ブルベのライト】

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今回の九州1周ヘブンでいろいろと試したグッズやアイテムは、結構たくさんあった。

その中でも、この格安USBのLEDヘッドライトは、かなりリスクのあるもの。なんといってもこれまで一回も使ったことがない。さらに耐久性も耐候性もまったく不明というもの。

なので、ドロップバッグにはいつものキャットアイHL-EL540RCを入れておき、フレックスタイトブラケットはDHバーにきっちり取り付けておいた。

で、その格安LEDライトってどんなヤツ?

CREE XML-T6 高輝度 サイクルヘッドライト USB接続タイプ

出典:アマゾン

  • セット内容:ライト本体・Oリングx2
  • バッテリーパック、ACアダプタは付属しておりません
  • モード:強 -> 中 -> 弱 (背面ボタン長押しでストロボ)、もしくは強 -> 中 -> ストロボ
  • 入力タイプ:USB 5V「ハイ: 2000mA; 1200ルーメン」「ロー: 1500mA; 300ルーメン」
  • 防水性:IP65準拠(生活防水程度とお考え下さい) , LED寿命:10万時間
  • CREE XML-T6 高輝度 サイクルヘッドライト USB接続タイプ

めっちゃ安い。1個500円チョイで買うことができる。キャットアイHL-EL540RCの1割で買える。

さらに軽量で1個100g程度。ただこれはライト本体のみの重量で、点灯をするには別途USBモバイルバッテリーなどの電源が必要になる。

キャットアイHL-EL540RCを2個取り付けるとトータル500gとなる。対してLEDライトは2個で200gだが、この他にある程度大容量のUSBモバイルバッテリーが必要となり、コイツは10000mAh-20000mAhはほしい。そうするとバッテリーで300g程度となり、重量によるマージンはない。ほぼ同一。

メリットがあるとすれば、バッテリーはフレームバッグやトップチューブバッグに入れるだろうから、重量の分散とハンドル周りの軽量化に貢献をするだろう。

キャットアイHL-EL540RCを2個をハンドルにぶら下げると、マジ重い。

スタート前、ライトに何か対策をした?

軽量LEDライト USB接続タイプ:CREE XML-T6

ライト本体からUSB電源ケーブルがでている。しかし、その穴が、ホントただの穴。防水対策もキャップも何もなし。なので、接着剤を充填して穴を塞いだ。

ケーブル自体も、何も固定されていないので、この接着剤により本体固定も兼ねる。どうせ500円のライト。切れたら即交換と言う感じ。

コーキングでもいいかもしれないが、強度で言えば接着剤のほうが確実かと思う。

ライトの運用状況とバッテリーの持ちはどんな感じ?

今回のヘブンで3回のナイト走行をした。具体的には「飯塚300km」のナイトスタート、「諫早400km」のオーバーナイト走行、「指宿600km」の初日ホテルまで深夜3時までの走行となっている。

また日中は点滅モードで運用をしていた。

オーバナイトの場合、日没18時ころから点灯にして、明るくなる朝6時ころまで12時間点灯しっぱなし。

ローモードであれば、13000mAhのモバイルバッテリーで十分持つ。ガーミンEdge800のバックアップ電源と日中の点滅運用で2日にわたり問題なく運用できた。

ただ、シングル運用でハイモードはほとんど使わなかった。なのでダブルで運用やハイモードを頻繁に使う場合、13000mAhでは足らない。確実に足らない。20000mAhは必要と感じる。

具体的にどのくらい明るいの?

通常の雨の降っていないナイトランであれば、ローモードで全く問題なし。峠のダウンヒルも全然OK!ハイモードは必要なかった。

キャットアイHL-EL540RCのローモード、ハイモードともまったく遜色なし。ただ、配光はセンターが明るく、周りは散ってしまう感じ。

1回ハイモードで峠のダウンヒル下ったが、ホント明るい。ダブルで点灯したら、まじで明るい。なんの不安もない。雨のナイトダウンヒルでも心配いらないくらい。

500円のライトでこれだけ明るければ、文句のつけようなし。

使い勝手はどうよ?

ライト本体のお尻に付いているスイッチを押すとハイモードで点灯して、続けて押すとローモード、点滅と変わる。

オレはDHバーに付属のラバーバンドで取り付けたが、この取り付けもかなりしっかりしていて、角度を決めれば、どのようなバイクの走りでも、その角度が変わることはなかった。

またラバー取付なので、ライトの角度変更は非常にたやすい。片手で気軽にライトの上下をできる。

一点気になったところは、モバイルバッテリー側の問題だが、電源供給が止まると、モバイルバッテリーは自動で給電をストップする。そのような場合、いちいちモバイルバッテリーの電源スイッチを入れなくてはいけないこと。

なので、常時電源供給目的でガーミンEdge800にも給電することでしのいだ。

なんか問題あった?

格安500円のUSB、LEDライトだったから、信頼性はまったくなかった。なので、逆に1500km1週間をなんのトラブルもなく乗り切ってくれたことに、びっくりよ。

次回、もう一回長いやつを走って問題なければ、メインライトに格上げして、キャットアイHL-EL540RCはヤフオク出せるかも。

1個500円、さらに重量は100gだから心配であれば予備をもう1個サドルバッグに入れておいても良いかもしれない。

中華LEDライトは当たり外れもあるような気もするので、必ず複数、また他の手段を用意することは必須だろう。

まとめ

九州1周ヘブンウィーク1500kmで廉価USB中華LEDライトを使ってみたが、非常に良かった。びっくりするくらい良い性能であった。

これが1個500円位で買えるなら、高いライトなんていらない。当分これを使って見る予定。

なんといってもハンドル周りが軽くなるのが、すごいメリット。1個100gでこれだけの明るさを確保できるのだから問題なし。

どうせ、モバイルバッテリーは持つ必要があるから、電源に関しても問題なし。

まぁ、ライトに関しては好き嫌いあるから、それぞれ主義主張もあるので楽しく悩んでね!

 

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