【700×28cロードタイヤ】グラベルキング VS コンチGP4000S2

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700×28cロードタイヤといえば、コンチネンタルGP4000S2パナレーサーグラベルキング・・・この2本が真っ先に浮かぶ。というかこの2つをだいたい使っている。

このところブルベにしてもロングライドにしてもロードバイクで走る時は太めのタイヤが好みだ。そう、このところは28c幅のタイヤをいつも使っている。

太めの余裕が好きなYasuです。こんにちは。

ロードバイク乗り始めた頃は23cの細く軽いタイヤをいつも使っていました。軽いことは正義とばかり。ミシュランPROシリーズはいつもの定番でした。

しかし、いつの日か太めのタイヤ・・・25c、26cと太くなり、このところはほぼ28cで固定されています。これが使ってみるととても良い。

とにかく走っていて安心です。太めのエアボリュームから乗り心地は当然よい。細めタイヤよりもブレーキング、コーナーにしてもマージンがあるような気がする。

太めのタイヤにしてしまうと、多分細いタイヤは不安で戻ることができないような気がします。今日は28cのタイヤと言えばコンチGP4000S2とパナレーサーグラベルキング!この2本をちょっと比較してみました。

コンチGP4000S2・グラベルキングのスペック

コンチGP4000S2

  • 330TPI / 3レイヤー
  • ブラックチリコンパウンド使用
  • ベクトランブレーカー内蔵
  • 推奨空気圧(PSI):110-120(650 / 700x23C) / 130-160(20C) / 95-120(25C) / 95-115(28C)
  • ドイツ製

グラベルキング

  • サイズ:700×28C
  • ビード径:622
  • パターン:ミックス
  • カラー:ブラック/ブラック オープン
  • ケーシング:アンチフラット
  • ZSG-Natural compound
  • 重量:270g

コンチの方はおなじみのパッケージで来る。グラベルキングはこちらもパナレーサーはだいたいこんな形でむき出しね。

タイヤの構造

コンチネンタルGP4000S2は330TPI / 3レイヤー、コンパウンドはブラックチリコンパウンド使用、ベクトランブレーカー内蔵

グラベルキングは126TPI、補強材をタイヤ全面に装備したアンチフラットケーシングで耐パンク性能を強化。ZSGコンパウンドの採用で、耐久性・耐摩耗性も強化されている。また超軽量極細コードのAX-αコードにより軽量化も実現。

ちなみにTPIとは、ケーシング(タイヤの一番内側にある部分ね)が1インチあたりに何本あるかということです。

TPIはロードバイクの走りにどのような影響をもたらすか?一般的にはTPI値が高くなればなるほど、しなやかに、そして軽量になり、転がり抵抗は少なくなる。しかし、その分耐久性は低くなるわけ。

それをコンチはベクトランブレーカーで保護していることになる。ちなみにミシュランPRO4SCは110TPIとなっている。GP4000のTPIが非常に高いことがわかる。

トレッドパターン

トレッドセンターはスリック。サイドに山形、葉のようなトレッドパターンが配置されている。このパターンは意味があるのだろうか?

タイヤ劣化すると、このトレッドパターンからひび割れてくる可能性が高いので、あまり好きではない。

グラベルキングと言うなの通り・・・ロードはもちろん多少の砂砂利系なら走ることができるようなトレッドパターン。ただ、普通の舗装路では、それはただの抵抗ではないかとも思える。

2000kmも走れば、この鮫肌はセンターより徐々に消えていく。

タイヤ1本の重量

コンチGP4000S2

カタログデーターでは270gのコンチGP4000S2・28cの重量実測値は252gとなっている。かなり軽い。

グラベルキング

カタログデーターではコンチと同じ重量270gのグラベルキング28cの重量実測値は276gとなっている。こちらはほぼカタログデーターと同じ位となっている。

タイヤ幅の実測値

タイヤ幅の実測値。コンチネンタルGP4000S2、グラベルキング、両方とも7barによる計測。

コンチGP4000S2はエアを入れた途端、かなり太くなる。目視でもかなり太く感じたが、実際に計測をすると実測値31mmとなっている。

ほぼ32cレベルまで太くなる。太いのが好きではない方は、ハンドル越しに見るフロントタイヤがやたら太く見えるだろう。

オレ的に太いのは安心方向に感じるので、これは気にならない。逆に25cとかのタイヤに戻れないよね。

とにかくコンチGP4000S2の28cはやたら太い。

それに対してグラベルキングは28cで実測値28mmときちんと表示通り。

重量といいその実測値幅といい、いい意味で日本製よね。しっかりとカタログデーター通り。

走行フィーリング

漕ぎ出しはコンチよりもパナグラベルキングのほうがダルく感じました。ただ、両方とも28cという視覚的太さからくるだるさは間違いなくある。

路面が荒れているとき、また砂砂利やダートに突っ込む時は、とにかくグラベルキングのほうが安心して突っ込める感じ。事実、このグラベルキングで海外RM1200kmを数本走っているがパンクは皆無。

コンチはLELの深夜にパンクしたトラウマあり・・・・

乗り心地はグラベルキングは普通によい。

コンチGP4000S2のブラックチリコンパウンドは硬いと巷では言われ、実際にTPIが高い割に硬い乗り心地と言われている。でもね、28cの乗り心地はいいよ。

適当な硬さに実測値31mmというタイヤ幅で、ちょうどいい感じでバランスされている。乗り心地いいし、ブレーキングもコーナーリングも非常に快適。

ディスクブレーキロードバイクに、マジでよいよ。コンチGP4000S2の28cは。

まとめ

もしあなたが23cとかの細めタイヤを履いているのであれば、ぜひとも25c、26c、28cの太めのタイヤをちょっとおすすめしたい。

そりゃ23cの200gには重量的に勝てないけど、とにかく乗り心地はいいし、路肩の荒れた状況でも安心して走ることができるマージンは小さくない。

23mmの断面積は11.5×11.5×3.14=415.265mm²

28mmの断面積は14×14×3.14=615.44mm²で断面積で約1.5倍となる。

この容量差はかなり大きいと感じる。事実、タイヤにエアを入れると28cはけっこう大変だったりする。パンク修理は覚悟しろ。

というわけで、もしあなたがまだ太めタイヤを経験していないなら、ぜひともチェックしてみることオススメするよ!

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