初ブルベに初心者が準備する9つのコトと完走のための13のキモ

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初めてのブルベで確実に完走をする準備を考えてみよう。毎年ブルベは11月から始まる。マジか。さらにお正月に開催されるブルベは例年非常に多い。

年初からブルベをエントリーされている方も多いのではないだろうか。

2023年シーズンも11月よりスタート、さらに正月は年末年始、2週目の成人の日絡みの3連休などでブルベ開催も多い。

今シーズンも各クラブで多数のブルベが開催されていて、数百を越すブルベイベントが日本中で開催される運びです。PBPイヤーということもあり年内にSRを取ってしまう方もいるのではないだろうか。

毎年、開催数が増えているということは、クラブの数も増え、またエントリーするライダーも毎年増えているという証拠になるでしょう。

ブリーフィングの時、「初ブルベの人ーー!」と言う問いに対して、毎回かなりの人数の方が手をあげます。ゆるいコースなら、いいのですが獲得標高3,000mを超えるとなると、初ブルベでは完走もむずかしくなるでしょう。

人生初ブルべということは、たぶん人生初の1日200km走る人がほとんどと思います。1日の内、その殆どをサドルの上ですごすとなると、初ブルベが完走するか、DNFかでかなり変わるでしょう。

またそのDNF内容が辛い場合、再チャレンジがかなりためらわれる事もありえるでしょう。できれば初ブルベは完走を目指すとよいと思います。その後の自転車ライフにも少なからず影響をあたえるかもしれない、初ブルベ。

というわけで、初めてブルベにエントリーをする方に贈る、初めてのブルベで確実に完走する準備とコツを伝授。ヌルく聞いてくれ。

「ブルベ初エントリー」に初心者が準備する9つのコト

さて、ブルベなるものをつい最近知った。これまでロードバイク乗ってきてぜひとも次こそはブルベでロングライドデビューをしてみたいなど、来年こそブルベにエントリー、デビューをしてみたいと思っている方もおおいであろう。

そこで、今年度よりブルベに初めてエントリーするためにビギナー・初心者はどのような準備をすればいいかをチェックしてみたぞ。

バイク整備を一通りできるようにしておく

ブルベは最低でも200kmという距離を13時間半で走破する必要がある。さらに各PC(チェックポイント)における制限時間も間に合う必要がある。

ブルベ道中でのトラブルはいきなりタイムアウトになる可能性を秘めている。

更に悪いことにバイクトラブルというものは、近場では起きない。普段お目にかかれないバイクトラブルというものは自宅やスタートから一番遠い場所で発生するモノだ。保証しよう。

というわけで、必ず自身のロードバイク・自転車の整備は一通りできるようにしておくことをオススメする。

ロードバイクのトラブルで困るのはシフトワイヤーやブレーキワイヤーが切れることだ。最低でも、これらワイヤー類の交換、さらにディレイラーの調整は自身でできるようにしておくことオススメする。

特にシフトワイヤーが切れるとちょっとした地獄を見られることうけあいです。

パンク修理を早くできるようにする

ブルベをスタートして、一番多いバイクのトラブルは間違いなくパンクであろう。間違いない。そして誰もが嫌うのがパンクであることも周知の事実だ。

パンク修理に見回られると、一瞬お先真っ暗になる。大体が調子よく走っているときや、逆にこんなとこでパンクするとイヤだなー、そんなところでパンクするもの。

パンク修理はできるようにしておくことはもちろんだが、パンク修理をスムーズに、またしっかり手際よく準備しておくことも忘れてはいけない。

たとえば、予備チューブは常時複数本持つことはもちろん、1本目の予備チューブやタイヤレバーなどは、すぐに取り出せるところに設置しておくとパンク修理もスムーズだ。

まかり間違ってもサドルバッグの一番深いところに放り込んであっては、取り出すまでに道端でお店を開くことになってしまう。そんなときに限って雨だったりする・・・

また携帯ポンプも、ぜひエアゲージ付きのフロアポンプ型を持つと良い。エアゲージ付きであれば、パンク後もしっかりとしたエア圧でタイヤを修復でき、失った時間を取り戻すモチベーションにもなるだろう。

輪行をできるようにしておく

初ブルベ、初200km(300km、400kmの方もいるかも)をロードバイクで走るのだから、道中に何が起こるかはわからない。

ぜひ、この際、また今後お世話になることがあるであろう、輪行をスムーズにできるようにしておこう。

当然輪行袋の用意、どのようにロードバイクをバラし、どのように収納するかということも含め、ぜひ輪行サイクリングを何回か経験をしておくとよいだろう。

大体において、ブルベをDNFするのは200kmであれば、100km付近。300kmであれば150km付近と相場は決まっている。

その距離は鉄道で帰るのは、けっこうな時間もかかるというものだ。さらに赤字路線であれば、1日の本数も非常に少ない。

輪行をできるようにしておくのはもちろん、DNFしそうな駅の時刻表をあらかじめチェックしておくことはDNFプロとして当たり前の儀式となっている。

くれぐれも言っておくが、ブルーシートやゴミ袋で輪行することは絶対やめろよ。それは違反だからな。

ロードバイク寒さ対策をしておく

年初のブルベは本当に寒い。冗談抜きで寒い。オレも1月と2月のブルベを走ったことがあるが、まじで雪景色だったことがある。

しかし、それでも出走するのがブルベ。自己責任なのだ。

ブルベ初エントリーを年頭より計画をしているのであれば、マジで極寒サイクリングということを覚悟しよう。1日中一桁気温であり、天気が悪ければ、積雪もあり得る。

陽がさしても、暖かく感じるのは本当に少ない時間だけで、スタートとゴールは凍えると思って間違いない。

ライディングジャケットはもちろん、アンダーや手袋などもすべて冬装備となる。

ヘッド・テールライトの準備と各2個ずつ装備しよう

冬のブルベはとにかくスタートは真っ暗、ゴールも真っ暗間違いない。ブルベのレギュレーションでヘッドライト、テールライトの装備は必要だが、できれば大光量のヘッドライトをつけていくことオススメする。

スタート寒いので、いろいろと操作や確認をするのもおっくうになるので、1日中つけっぱなしにしておいてもゴールまで持つような大光量で大容量バッテリーのヘッドであれば、ホント安心。

さらに、日中でもヘッドライト、テールライトをつけておくことも、ぜひオススメする。

冬の太陽は低い。また早朝・夕方はその低い太陽で非常に眩しい。なので、自車を目立たせるため、ぜひともスタートからゴールまでライトをつけておくと安心。

ついでにヘッドライト、テールライトをそれぞれ2個ずつ装備しておくこと。約束だぞ。

18650ライトなら軽量、格安で2本取り付けるにかなり良いぜ。

反射ベストを用意する

いままでサイクリングをしていて反射ベストなどを着ることはなかっただろう。

そうあの道路工事等をしている方々が来ている夜間などでエラく黄色く反射するやつだ。ブルベではこの反射ベストを着用することが義務付けられている。

お気に入りのジャージの半分くらい隠れてしまうが仕方ない。クラブによっては反射タスキもOKだが、エントリーしたブルベのレギュレーションやローカルルールはしっかり確認すること。

必ず最低100kmサイクリングを経験しておく

200kmブルベが最低距離と言っても、200km自体が短い距離ではない。一般的に自転車で200kmを走るなんて、普通のサイクリングをしているヤツは考えもしない。

そもそも200kmを超えるサイクリングイベント自体、少ないのだから。普通の人は、そのイベントをその年最大のチャレンジとしていて、毎週のように300kmとか600kmとかを走るブルベは論外である。

そんな論外なイベントを走ろうとしているのだから、せめて、ブルベにトライをするあなたはスタートラインに立つまで最低でも100kmのサイクリングを走っておこう。

たらたら走ったらダメよ。できれば平均速度20km/hをトータルで保ち、6時間位で走り切るように練習することはよいだろう。

何もイベントもない状態で200km練習するのは、モチベーションも続かず、少々危険だ。なのでその半分、100kmをきちんと余裕を持って走り切るようにしておこう。

自転車豆知識:200kmは遠い・・・

バイクパッキングを考える

泊りがけツーリングなどをやったこと無い方などはサドルバッグやフレームバッグなどは持っていないと思う。

手元にあるのはパンク修理セットやチューブ程度が入る小型サドルバッグくらいではないだろうか。

一番短いブルベとは言え距離は200kmとなる。春先の朝から晩まで20度前後の晴天なら世話ないが、そんなブルベはなかなか難しいだろう。

ブルベのシーズンオフはなくなりニューシーズンが11月より始まり年末年始も走れるとなると、初エントリーが寒い時期だと少々荷物はかさむ。

バイクパッキングの基本はサドルバッグになるだろう。いろいろなサドルバッグがあるが、値段と容量のバランスよりオルトリーブ、もしくはトピークバックローダを推しておきたい。

ニューノーマルBRM(N2BRM)対策

以前よりブルベを走っていた方にはニューノーマルBRM(N2BRM)担ってもさほど違和感はないと思う。スタートがちょっと寂しい程度だろうか。

しかしブルベ初参加となると、ちょっと話は違うだろう。単独ぼっちで右も左も分からない状態でブルベを走るのは心もとない。

ここは、もしできるならブルベ経験者知り合いと走れるよう手配しておくとよいかもしれない。いきなり200kmは遠いからな・・・

それでは初ブルベを実際に完走するためのキモを見ていこう。

ブルベで確実に完走をする13のキモ

実際にブルベへエントリーするに当たり色々考えることもあるかと思う。ブルベを準備するのはもちろんだが、エントリーするに当たりどのようなブルベを選択するのかもかなり具体的な完走への対策になる。

さらにブルベを走り始める前に整理することもいろいろある。確実に乾燥をするための心の準備とも言えるキモを見ていきたい。

しつこいが自転車の整備をきちんとする

ホント、あたり前のことだがブルベにエントリーをする自転車、ロードバイクはきちんと整備して出走をしよう。

ブルベスタートにあたり車検はあるが、基本的に「ライト」「ベル」「反射ベスト」など安全系の確認となり、車検通ったから大丈夫ということはまったくない。

初めてブルベにエントリーをするということは、昨日ロードバイクを買った人ではないだろう。せめて100km程度のサイクリングはこなしていると考える。

ということは、河原のサイクリングコースを含め、そこそこロードバイクの練習はしているはず。バイクの走行距離も、そこそこ行っているんじゃないか?

ブルベの最短距離は200kmだが、通常ロードバイクで200km走ると、普通では考えられないトラブルも発生する・・・と思ったほうがいい。

特にシフト系。シフトワイヤーなんてきちんとシフトすればいい・・・と言うものではない。シフトワイヤーは切れる。マジで。これブルベ中に切れると精神も切れる。

フロントならまだ救いようもあるが、リア切れたらDNFポイント、もしくはゴールまで修行となる。

過去2度ほどシフトワイヤー切れした方に遭遇している。悲惨だ。それを見て、リアのシフトワイヤーを必ずツールボトルに入れている。

普通のサイクリングとは少々違う距離となるので、無事に帰るということを考えるとバイクの整備はきっちりやっておこう。

出走時期を考える

時期はズバリ5月がいいです。安定した天候と長い日照時間で5月をベストシーズンとしましょう。18時を超えても明るい状態の5月は13時間半全部使っても夜間走行が少なくて済みます。

10月もいいですが、日照時間の少なさと、シーズン終盤はけっこうキツ目のブルベが多いこともあり、シーズン初めの5月200kmは狙い目でしょう。

4月もいいのですが、年度初めでバタバタ忙しいことや、花粉症なども残っています。

少々気温が高い時もあるかもしれませんが、初ブルベのベストは5月とします。でも200kmとか少なくなっているのがネックではある。

平坦なコースを選ぶ

年度初めのブルベは(降雪の影響も考え)ある程度フラットなコースが多いと思う。初ブルベで完走を目指すのであれば、各クラブのフラット目のコースを選択することは大事です。同じ200kmでも獲得標高が高くなれば、当然大変。

その中でも、初めてブルベにトライするコースはできるだけ平坦なコースを選ぶと良いだろう。平坦と行っても200kmだ。オールフラットとは行かないからアップダウンはかならずある。

冬のブルベでちょっと怖いのは登りでかいた汗がダウンヒルで強烈に体を冷やすこと。なので、できればフラットコースの方が良い。適当に体があたたまるくらいのルートが助かる。同じ登りでも、その登りが前半にあるタイプが楽かも。

またフラットが市街地フラットの場合、平均速度は信号待ちなどにより落ちることは考えられます。市街地スタートのブルベは要注意。

あとは、暖かい場所や地域でやるブルベ。過去には奄美開催もあった。沖縄とかね。ただ冬の九州は普通に寒いぞ。覚悟しろ。

荷物を減らす

大体のロードバイクは10kg以内の車重であり、カーボンバイクであれば7-8kgというところか。何もない状態であれば、とても軽いロードバイク。しかし、1日に200kmも走るとなれば、荷物も増えます。

パンク修理セットや予備チューブ、エアポンプ、ライト類、ベルなど絶対に外せないグッズもあります。

それでも、前述の時期を考えることにより、防寒用品を減らすことができる。また涼しい時期であればボトルは2本持つ必要はない。大きいボトル1本は水込み800g程度ある。

夜間走行が短ければ、小さめのライトですみます。気候の良い時期に走れば荷物は減る傾向になる。

距離が長くなると、その1kgが最後のほうでボデイーブローのように効いてくる。軽いバイクが重くならないよう、できれば荷物を減らす方向で用意するとよいだろう。

スタートはできるだけ自宅より近い場所にする

初めてのブルベはできれば自宅より近い場所のスタートが良い。もしくは土地勘のあるルート。

どこでも同じだろ・・・そんなことはない。オレみたいに初ブルベも遠征・・・なんてことはできればやめよう。

とりあえずルンルンサイクリングではなく、時間制限のあるイベントとなると、多少なりともプレッシャーはあるもの。それが初めてのブルベ、未体験の200kmとなればなおさら。

自宅からスタート地点が近いブルベは有利だ。なんと言ってもホームと言う利点があり、その地理や道も知っていることが多いだろう。自宅に近いところのスタートや土地勘のあるルートは、いわゆる「ホームアドバンテージ」を持てる。

スポーツにおいて「ホームアドバンテージ」というのは絶大だ。本当に自分に有利となる。それが競技でなくても、相手がいなくても、勝敗がなくても、ホームは本当に有利ということを肝に銘じよう。

これは、思ったよりも大きなアドバンテージと思ってくれ。

スタートの時に、見たことのある景色、いつも車で走っている国道、たまに寄るファミレスなどが目に入ると、非常に楽にスタートを切れるぞ。

ホームアドバンテージを自分で選ぶことができるなら、絶対にそれは得ておこう。

前週に予め少しでもコースを走っておく

はじめてのブルベであれば、基本的には自宅からできるだけ近いところのスタートするブルベを選ぶ方が多いと思うし、それが正解と思う。

もし初ブルベがホームであり自宅に近い場合、ぜひスタート地点だけでも事前チェックをすることオススメしたい。

さらに初めてのブルベスタートを自宅から近い場所を選択できたら、ぜひとも前週にすべての準備をしてスタートから走ってみよう。

GPSやキューシートはもちろん、補給食やウィンタージャケットなど、すべての用意をして、できればスタートと同じ時間で練習をするのだ。これはホームアドバンテージに加え、有効な練習法と考える。

ブルベで走るロードバイク・自転車で実際にそこへ足を運び、本番さながら同じ曜日、同時刻にスタートをして、実際に10kmでも20kmでもサイクリングしてみよう。

別に200km走ることはない。スタートから20kmも走れば十分だ。PC1まで走る練習ができれば、ほぼ完走できると思うぞ。

これをやるだけで、当日のブルベ初完走率はかなり上がること保証する。

DNFポイントをキチンと決めておく

必ずDNFポイントを予め決めておこう。基本的には公共交通機関、鉄道駅となるだろう。自己責任のブルベは回収がない。

鉄道駅を含め、きちんとDNFポイントを決め、当日はそのポイントで自身の体と相談をしよう。

ブルベは年間で300もある。今回完走できなくても、次がある。次を楽しく迎えることができるよう、勇気ある撤退、確実な判断は大切。

イベント中は、多少なりともアドレナリン出ているから、行けちゃうけど、思ったよりもダメージはある。

冷静な判断をするためにも、冷静な自分を取り戻すポイントをPCとともにDNFポイントを決めておくと良いと考える。

GPSの用意をする

エッとですね、初めてのブルベをキューシートで走ろうと思っているなら、悪いことは言わない・・・キューシートは参考程度にして、ぜひともGPSでのナビをおすすめしたい。

必ずGPSを用意しよう。

冬・春そして秋のブルベはスタートもゴールも暗い。そんな状態でブルベビギナーがキューシートを見るなんて、かなりキビしい。

スタートは誰かについていけばいいなんて、甘いこと言っていると、絶対に道中で迷うし、帰りは泣きを見る。

なので、最初からGPSを装備しておけ。オレも初ブルベからガーミンを装備していた。もちキューシートを持つことは必要だが、メインのルート案内はGPSにすることをオススメする。

eTrex20Xなら3万チョイで手に入るのだから、キューシートをラミネートしたり、コマ図作ったりする時間を時給換算すれば、お釣りが来るだろ?

GPSにデーター入れれば、あとはキューシートをPDFにしてスマホ入れておけばいい。装備を簡単・簡略するのはビギナー的に良い作戦。

 

GARMIN(ガーミン) eTrex20x

出典:アマゾン

誤解を恐れず言えばキューシートを見てロードバイクで走るのは、ちょっと危ないと思っている。

それが初めてのブルベで、慣れていない状況であのキューシート見ながら走るのはビギナーには優しくない。

ミスコース1発でサイコンとキューシートの距離が合わなくなるのよ?キビシクない?そもそも初ブルベでミスコースするとマジで焦るぜ。

自分の行く方向を予めわかり、GPS画面には速度や積算距離、残り距離などが表示でき、暗くなってもバックライトで表示が見えるGPSはブルベの旅先案内人。

ヘルメットライトでキューシートとサイコン照らして走るなんて、オレには無理。まぁ、それでもキューシートにこだわるのであれば、止めはしない。

キューシートこそブルベの精神・・・とか、お金がない・・・とか、など・・・まぁ、いろいろ理由があると思いますが、ぜひキューシートで初ブルベを迎える方は前述の「前週練習」を怠りなく。w

前日の睡眠確保・体調を整える

前日睡眠をきちんと取る。体調を整える。これマジ重要です。

ロードバイクで走ることやブルベ出走は、基本的に朝早いです。スタートまで行く時間を考えると6時スタートの場合、普通に4時おきでしょう。

最低でも6時間の睡眠は確保しよう。睡眠不足は後半タレるぞ。タレるだけならいいが、居眠り運転などしようモノなら命にも関わる。

またこの時期、カゼや体調不良も多い。徹夜なんて愚の骨頂。

もし、睡眠がしっかり取れなかった、体調がすぐれない場合、いさぎよくDNSするべき。

前半は平均速度20km/h・後半15km/hとする

50人を超えるエントリー数ブルベであれば、前半のPC1までは誰かと走ることになる。

ぜひとも前半折り返し100km、できればPC1くらいまでは20km/hをキープするようにしよう。当然休憩込みな。

折り返しの100kmを5時間で行ければ、残り100kmを8時間半使える。かなり余裕だろう。まぁ、飛ばしすぎの脚が終了では元も子もないが。

PC1でバラけて一人旅になる前に、ある程度のペース配分の理解、余裕のある時間運びが出来れば完走も見えてくるだろう。

PCでの休憩を管理する

ブルベ完走のキモはPCで必要以上休みすぎないこと。がむしゃらに走り、PCでどっかりすわって40分休憩はダメ。

200kmだと、通常3つほどPCがある。トータルで1時間以内に収めると良い。

またしっかりと休憩をしたいなら、PCでは速攻でレシートもらい、牛丼屋とかラーメン屋でしっかりと座って休憩しよう。

メリハリはかなり大事。オレはPC着くと、時計確認して長針に「0」をあわせる(ダイバーウォッチね)。で、15分以内にリスタートするよう心がけている。

まぁ、そんなに急いでドコへ行く・・・というわけではないが、観光やグルメ、寄り道を楽しむのは、1本完走してからでいいだろ?

あそこで40分休憩したからパンクでタイムアウトではシャレにならん。200kmも走れば道中色々ある。予想外も遭遇する。犬も歩けば棒に当たる。

知り合いがいると心強い

オレは初ブルベから、海外初挑戦まで、すべて一人でこなしてた。まわりに自転車の友だちがいないので、しょうがないが・・・

この初ブルベで、知り合いがいると本当に心強いことは間違いない。はじめての場合、受付からわからん。スタートの時などドキドキモノだよね。

なので、初ブルベは知り合いがエントリーするものを選ぶととても楽。できたらPC1まで前を走ってもらえると、本当に落ち着くことが出来ます。最初はキューシート見るのもワケわかりませんから。

自転車仲間がブルベ誘ってくれたら、ぜひ乗っかってみよう。

悪天候の場合は勇気あるDNSを

不思議なもので初ブルベは雨だったりする。1日中曇りであれば涼しく、また日焼けもせず夕日の直射日光に悩まされることもない。しかし明け方から降り出した雨は、もちろん夜までずっと雨だ。

午後から確実に晴れるという予報であれば、がんばって持って走り出してもいいだろう。

それでもスタート時から降雨の場合、それでなくても初めてのブルベで重たいレインウェアを着ての走りとなればいきなりでっかいハンデをきせられたも同様。

できれば最初から借金はしたくない。

というわけで、もし初めてのブルベが雨であるならDNSという決断は悪くない。勇気ある決断は次回必ず実を結ぶだろう。

まとめ

初めてのブルベは、なかなかスリリングだ。知った仲間でもいればいいが、オレみたいに永遠「Individual」(無所属)なヤツは、準備用意周到にな。

特に前週の練習、コースを事前トレースするのは、マジでやっておくといいよ。当日スタートの時に焦らない、パニックにならないから。

初ブルベでリタイアすると、ちょっと次が怖くなるので、ぜひとも1本目は無難にこなしておこう。くれぐれもPCで食べすぎるなよ。

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