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ロードバイクに必須のメンテナンスアイテムといえばチェーンオイルです。しかし、この重要性をしらずにオイルを利用しない方もいるのが事実です。
普通のサイクリングでは持たないであろうチェーンオイルだが、ブルベやロングライド勢は必携のアイテム。
というわけでチェーンオイルは、なぜ必要なのか、なくなるとどういった疑問やオイルの種類、注油タイプ、具体的なアイテムをチェックをしていこう。
この記事の目次
- 1 チェーンオイルの必要性
- 2 チェーンに油分がなくなるとどうなる?
- 3 チェーンオイルの種類
- 4 KURE CRC556の代用はダメですか?
- 5 晴れの日用の「ドライタイプ」
- 6 雨や長距離に強い「ウエットタイプ」
- 7 汚れにくい「ワックスタイプ」
- 8 チェーンオイルの注油タイプ
- 9 スプレータイプ
- 10 ボトル(リキッド)タイプ
- 11 チェーンオイルの挿し方
- 12 注油前のチェーン清掃
- 13 1ステップ クリーナーを使う
- 14 パーツクリーナーを使う
- 15 ディグリーザーを使う
- 16 チェーン洗浄器を使う
- 17 チェーンオイルおすす11選!
- 18 おすすめドライタイプチェーンオイル
- 19 KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライ
- 20 フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライ テフロン ルーブ プラボトル 120ml
- 21 AZ(エーゼット) B1-003 自転車用チェーンルブ クリーン 110ml ドライタイプ
- 22 MORGAN BLUE(モーガンブルー) オイル シンルブ [syn lube] 125ml
- 23 おすすめウェットタイプチェーンオイル
- 24 ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml
- 25 AZ (エーゼット) BIc-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSP(スペシャル) 110ml
- 26 FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブ 60ml
- 27 KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブセミウェット
- 28 AZ(エーゼット) BCL-005 チェーンルブスプレー セミウェット 420ml
- 29 おすすめワックスタイプチェーンオイル
- 30 フィニッシュライン(FINISH LINE) セラミック ワックス ルーブ 120ml
- 31 WHITE LIGHTNING(ホワイトライトニング) クリーンライド ワックスルーブ 240ml
- 32 まとめ
チェーンオイルの必要性
チェーンオイルの必要性は、変速性能やチェーンの潤滑性の維持です。
ロードバイクをはじめとする自転車はペダルを踏むことで様々な機械が駆動してそれをホイールに伝えることで走行できます。
まず、このペダルからホイールに動力を伝えるという過程でチェーンリングを回し、チェーンを動かす必要があります。ここで潤滑性が必要となり、円滑に動力を伝えるためにチェーンオイルは必要です。
また、シーンに応じて変速操作を行う際にチェーンを変速機によって隣のぎあに移動させる必要があります。
この過程でもチェーンに潤滑性が必要であり、チェーンオイルがきちんと塗布されていると変速もスムーズです。
このようにロードバイクをスムーズに動かすためにもチェーンオイルは必要なのです。
チェーンに油分がなくなるとどうなる?
チェーンに油分がなくなると、性能の低下と共にロードバイクの破損にもつながります。
チェーンオイルが切れてしまった状態ではチェーンがうまく動かなくなります。これによって速度が出しにくくなるのです。加えて変速もしにくくなり、変速が行えなくなることも出てくるでしょう。
また、チェーンとスプロケット、チェーンリングなどが擦れあって異音の原因にもなります。これだけなら、走行に支障が出るだけで、走行自体は可能です。
しかし、この状態を続けていると、変速に失敗した際に変速機の破損が起こるなどロードバイクにダメージを受け始めます。
さらにチェーンとスプロケット、プーリー、チェーンリングといった歯車の部品の摩耗が進行します。
こうなると、摩耗により寿命が短くなったり、最悪チェーンが切れてロードバイクの走行が不能になります。
最悪キレたチェーンがフレームに挟まり、フレーム自体も破損する可能性すらあります。
このように注油を行わないということは、ロードバイクに深刻な影響を及ぼすのです。
チェーンオイルの種類
重要なチェーンオイルも実は様々な種類があります。
また、オイルと付くものであればなんでも良いというわけではありません。
ここではそういった話題を中心にお話していきます。
KURE CRC556の代用はダメですか?
出典:アマゾン
潤滑油の代名詞であるKURE CRC556を代用する方がいますが、これはよくありません。
確かにパッケージのイラストに自転車が書かれていますが、チェーンへの注油ではなく防錆などの作業用です。
この潤滑油は汎用性も高く優秀ですが、非常に揮発しやすいので注油してもすぐにオイル切れになってしまいます。
そうなると先ほどお話ししたトラブルの原因になりかねないので、代用は望ましくないのです。
晴れの日用の「ドライタイプ」
専用のチェーンオイルはいくつもあります。
その中でも最も利用することが多いのがこのドライタイプです。
チェーンへの汚れが付きにくく、それでいて潤滑性を維持してくれる優れたタイプです。
しかし、長距離を走ると揮発してきたり、水に弱いため雨で流れ落ちてしまうことも少なくありません。
雨や長距離に強い「ウエットタイプ」
ウェットタイプは、オイルに粘り気を持たせるなどしたタイプのチェーンオイルです。
この粘性によって雨の日でもオイルが落ちにくく走行性能を維持してくれます。
また、長距離でも揮発しにくいため、オイル切れを起こしにくいのも長所です。
ただ、汚れが付きやすく、こまめなメンテナンスが必要になります。
汚れにくい「ワックスタイプ」
汚れにくさで特徴があるのはワックスタイプです。
ドライタイプに近い性能を持っているものをはじめ、多彩な製品があります。
ただ、水等で流れ落ちやすく長持ちしないので雨の日に走行するような人には不向きです。
チェーンオイルの注油タイプ
注油するタイプも紹介していきましょう。
主なものとしてスプレータイプ、ボトルタイプがあります。
スプレータイプ
スプレータイプは、スプレーで噴射してオイルを塗布していくタイプです。
スピーディーに注油できますが、深くしみこんでいかないので、あらかじめ注油されたチェーンにオイルを足すようなイメージで利用します。
また飛行機輪行などではもっていくのが難しい場合もあるので、要チェックだ。
ボトル(リキッド)タイプ
このタイプはロードバイクで主なチェーンオイルです。
ボトルからしずくのように油が出てくるタイプで、ロードバイクのチェーンに少しずつ注油できます。
ポイントを絞って注油できるのが強みです。
チェーンオイルの挿し方
チェーンオイルの差し方は、チェーンのコマといわれる接続部分です。
ここが回転してチェーン全体が回っていくという仕組みだからです。
この部分を注油することでチェーンと歯車の部分にも油が行き渡り、結果として全体にチェーンオイルが回ります。
注油前のチェーン清掃
注油前にはチェーンを清掃することで、より効率よく、効果的に注油できます。
1ステップ クリーナーを使う
出典:アマゾン
クリーナーを使って古い油を落としましょう。
フィニッシュライン 1ステップ クリーナー& ルーブは、表面の汚れを浮かせて取るのに最適です。
スプレータイプなので表面をまんべんなく塗布して汚れを浮き立たせます。
パーツクリーナーを使う
出典:アマゾン
パーツクリーナーを使っても古い油を清掃できます。
KURE(呉工業)パーツクリーナーは、優れた洗浄力・脱脂力で、軸受・チェーン・ギアなどの金属部品を根こそぎ洗います。
しつこい油には便利なケミカルです。
ディグリーザーを使う
出典:アマゾン
AZ(エーゼット)の自転車用チェーンディグリーザーで一気に洗浄するのも手です。
やや洗浄力は劣りますが、速やかに洗浄できます。
チェーン洗浄器を使う
出典:アマゾン
AZ(エーゼット) 自転車用 チェーン洗浄器を使ってこれらのケミカルと併用しましょう。
このアイテムのブラシは強力にチェーンの汚れを磨きとり、器具内に汚れを収集していきます。
チェーンオイルおすす11選!
チェーンオイルは各社さまざまな製品がラインナップされています。ロードバイクのチェーン一つで、こんなにたくさんの主類のチェーンオイルがあるのかとびっくりします。
今回はドライタイプ、ウェットタイプ、ワックスタイプ、それぞれのオススメチェーンオイルをチェックしたいと思います。
おすすめドライタイプチェーンオイル
ドライタイプは、晴天の日に使いやすいチェーンオイルです。
さらっとした質感で扱いやすく、汚れも付きにくいタイプでもあります。
ここでは、おすすめしたい5つのドライタイプチェーンオイルを紹介します。
KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライ
出典:アマゾン
- 成分:潤滑セラミックス(ボロン)、PTFE(フッ素樹脂)、エステル化学合成油、防錆剤、石油系溶剤
- 内容量:130ml
KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライです。
様々なオイルを手掛ける呉工業がリリースしたオイルで、抜群の浸透力によりチェーン細部まで浸透することで定評があります。
ナノセラミックス(ボロン)配合で低フリクションの走行性能を実現するドライタイプオイルです。
また、抵抗を抑えながら、潤滑性能、防汚性を高めているのも注目です。
フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライ テフロン ルーブ プラボトル 120ml
出典:アマゾン
- Dry Teflon Lube
- サイズ:120mlプラボトル
フィニッシュライン(FINISH LINE) のドライ テフロン ルーブは、自転車用オイルで定評のある同ブランドのスタンダードなチェーンオイルです。
優れた浸透性と潤滑性は、多くのサイクリストから高く評価され、使いやすいチェーンオイルでもあります。
テフロン配合でチェーンをやさしく保護してくれる耐久性能の維持が期待できる点もメリットです。
AZ(エーゼット) B1-003 自転車用チェーンルブ クリーン 110ml ドライタイプ
出典:アマゾン
- WAX・PTFE配合の自転車用チェーンオイルです
- クリーンなドライタイプ
AZ(エーゼット) B1-003 自転車用チェーンルブは、日本の自転車オイルメーカーのAZが販売するチェーンオイルです。
ドライタイプのオイルですがワックス成分も含まれており、汚れに強いチェーンオイルとしてもメリットがあります。
通勤など頻繁に利用する場合でドライタイプを選びたい方におすすめのオイルです。
MORGAN BLUE(モーガンブルー) オイル シンルブ [syn lube] 125ml
出典:アマゾン
- ロードバイクに最適なプロ仕様の高品質潤滑オイル
- 内容量:125ml
MORGAN BLUE(モーガンブルー) のオイル シンルブは、ロ仕様の高品質潤滑オイルです。
摩擦の低減を目的に設計されたオイル成分で、走行性能を意識している方におすすめできるオイルといえます。
ツールドフランスで活躍しているチームにも採用歴があるプロ環境にも十分通用するスペックのチェーンオイルです。
おすすめウェットタイプチェーンオイル
ウェットタイプは、雨に強く、長距離でもオイル落ちが少ないのがメリットです。
しっかりとチェーンに定着してくれるので、効果が長持ちしやすいのも特徴です。
ここではそんな5つのチェーンオイルを紹介します。
ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml
出典:アマゾン
- 浸透性チェーン用防錆潤滑剤
- フッ素樹脂を配合し、潤滑性・耐摩耗性・浸透性・付着性に優れる
- 180ml
ワコーズのCHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤です。
スプレータイプなので、急な雨の日の通勤や通学前にサッと塗布するのに適しています。
フッ素樹脂系固体潤滑剤を配合し、長期潤滑性・耐摩耗性・耐水性を持続する成分を採用しているのが特徴です。
高い粘性を持つ高粘着性ポリマーで薄い被膜がチェーンに強力に密着します。
AZ (エーゼット) BIc-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSP(スペシャル) 110ml
出典:アマゾン
- 成分:特殊合成油ベース、極圧剤、その他各種添加剤配合
- グループコード:Blc-004
AZ (エーゼット) BIc-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSPは、特殊合成油ベースのウェットタイプチェーンオイルです。
高性能の本格極圧オイルで耐水性に優れ、急な雨にも対応できるのも特徴です。
プロユースを意識したスペシャルオイルでありながら、リーズナブルに手に入るのも魅力といえるでしょう。
FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブ 60ml
出典:アマゾン
FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブです。
フィニッシュラインのウェットタイプチェーンオイルで、独自の成分配合によって水だけでなく泥にも強い耐性を持ちます。
悪路を走ることを想定している方にもおすすめできるチェーンオイルです。
KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブセミウェット
出典:アマゾン
- 成分:液化チタン 潤滑セラミックス(ボロン) 有機モリブデン 防錆剤 潤滑油
- 内容量:200ml
KURE(呉工業) の自転車専用チェーンルブセミウェットです。
スプレータイプで、急な雨の際の迅速なセットアップが可能なウェットタイプのチェーンオイルです。
液化チタンや有機モリブデンなどの金属由来の成分によって耐久性や潤滑性を高めています。
AZ(エーゼット) BCL-005 チェーンルブスプレー セミウェット 420ml
出典:アマゾン
- 水置換性、バリウムフリー、合成エステル・MCA・フッ素樹脂配合
- セミウェットタイプのチェーンルブ
AZ(エーゼット) のBCL-005 チェーンルブスプレーは、スプレータイプで雨に強いウェットタイプのチェーンオイルです。
水置換性があるので、急な雨でチェーンが濡れてしまったロードバイクでも直接噴霧して、注油できます。
チェーンに入ってしまった水分が外に出されて、代わりにチェーンオイルが浸潤してくのはメリットです。
おすすめワックスタイプチェーンオイル
ワックスタイプは、汚れに強い製品が多いチェーンオイルです。
ここでは代表的な2つのチェーンオイルをしょうかいしましょう。
フィニッシュライン(FINISH LINE) セラミック ワックス ルーブ 120ml
出典:アマゾン
フィニッシュライン(FINISH LINE) セラミック ワックス ルーブは、フィニッシュラインのワックスタイプのチェーンオイルです。
極小セラミック粒子配合で汚れを出すほかにも軽快な潤滑性能を引き出してくれます。
汚れを少なく、速く走りたい方におすすめのチェーンオイルです。
WHITE LIGHTNING(ホワイトライトニング) クリーンライド ワックスルーブ 240ml
出典:アマゾン
WHITE LIGHTNING(ホワイトライトニング) クリーンライド ワックスルーブ は、化学者ポール・メイプルスが環境を汚さない潤滑剤の開発を志して設立したブランドです。
チェーンだけでなく環境にも優しいオイル成分を配合しています。
セルフクリーニングワックス皮膜によって機能の向上だけでなく、環境負荷が低いのも魅力です。
サーフロンによってオイルの持ちも向上しています。
まとめ
チェーンオイルはロードバイクで重要です。
ロードバイクの破損を回避するためにも、性能を維持するためにも必ず清掃したうえで注油するようにしましょう。そうすることで快適なロードバイクライフが送れます。
ブルベ出走のときも小分けボトルに入れて持っていこう。大雨のときのお守りになると思う。
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