ブルベエントリー|2023年初めてのブルベエントリー流れを解説

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2023年ブルベに初エントリーするために準備をしてみよう。2023シーズンは2022年11月より始まっている。SRメダルの申請も、2022年11月~2023年10月開催のBRM認定が対象となっている。年内に来年のSRも取れたりするw

誰でも初めてはあるもので、オレの初めてのブルベは2012年の10月に初200kmをお試しで走ってみた。そして次年度2013年より本格的にブルベを走り始めた。

さて、いろいろな初エントリーのイベントがある。それがブルベとなると、かなりの方が200km以上の距離を自転車で走ることを初チャレンジするかと思うのだが、どうだろう。

ブルベを走ろうと思っている方は、それなりにロングライド経験者と思う。まさか、昨日ロードバイクを買った人がいきなり200kmを走らないだろう。

というわけで、基本的にはロードバイクで100kmくらい走ったことがあるという前提。(パンク修理できるとかね)

普通のサイクリングとはちょっと違う部分を確認してみる。

シーズンをむかえるにあたり、自分のチェックも含めブルベエントリーの準備を確認してみよう。

ブルベとは

ブルベエントリーを考えている方で・・・「ブルベってなによ?イエベと違うヤツ?」なんて言う方はいないだろう。最低200kmで13.5時間位の知識はあると思う。

ブルベエントリーをする方であれば下知識はあるという前提で話をすすめるが、もしブルベとは?・・という素朴にもならない疑問を持っている方は以下のページをチェックしていただきたい。

ブルベエントリーの流れ

ブルベエントリーの流れを確認してみよう。今年始めてブルベにエントリーをする方もたくさんいると思う。通常の自転車イベントにエントリーをする流れと何ら変わりのないブルベではあるが、1点だけ自転車保険が絶対に必要になる

あとはのエントリー方法が各クラブにより違っている場合もある。スポーツエントリーを使っているクラブもあれば、自前のエントリーシステムを持っているクラブもあるので、そちらもチェックしよう。

ブルベを走る上で、エントリーは必須になっていて、当日の受付などは一切やっていません。その上でエントリーをする上で必要な項目を再チェックしてみます。(以下Audax Japanより)

  • 年齢は20歳以上
  • 長距離ツーリングの経験、および同等の力量があり自己完結できるサイクリスト
  • 条件を満たす自転車保険に加入している

エントリースタート日も年間イベントすべてがいつでもエントリーできるクラブもあれば、エントリースタート日が決まっているところもある。

各都道府県の日本の主催クラブ

2021年2月現在で、日本の主催クラブは24団体。所属団体名は以下のとおりとなっている。各クラブに今年予定のブルベがリストされているので確認をしよう。

北海道 AJ北海道 / ランドヌール札幌
東北 ランドヌール宮城
東京 AJ西東京 / ランドヌ東京 / AJたまがわ / AR日本橋
関東 AJ神奈川 / AJ宇都宮 / AJ千葉 /オダックス埼玉 / VCR横浜あおば / AJ群馬
中部 オダックスランドヌール中部 / AJ静岡 /ランドヌールクラブ名古屋
関西 オダックス近畿
中国・四国 AJ岡山 / AJ広島 / AJ四国
九州 AJ福岡 / ランドヌール熊本 / AJ長崎 / AR鹿児島

ゴールデンウィークや長い連休のときには、複数のブルベをつないで九州1周とか東北1周などをできて・・・一気にSRゲットできるようなイベントもある。

それではブルベを実際にエントリーをして流れをチェックしよう。

ブルベエントリーに保険は必須

さて、ブルベをエントリーする上で2014年より自転車の保険が必須になりました。これはエントリーをする各自が自分で入る必要があります。

まぁ、ブルベエントリーは別にして・・・自転車・ロードバイクを乗る上で自転車保険は絶対に入ろう。公道を走るすべての車両に保険は絶対必要と考えているよ。

自転車保険の一覧

賠償責任保険金額1億円以上の自転車任意保険をいくつかアップをしてみた。

保険会社/プラン名 タイプ 個人賠償責任 死亡後遺障害 年額
楽天自転車保険

【本人型】自転車保険プラン<節約コース>

本人 1億円 100万円 2,390円
楽天自転車保険

【夫婦型】自転車保険プラン<節約コース>

夫婦 1億円 100万円 2,890円
楽天自転車保険

【家族型】自転車保険プラン<節約コース>

家族 1億円 100万円 3,650円
au損保

新自転車ワイドイチおし

本人 1億円 400万円 4,500円
au損保

新自転車ワイドイチおし

夫婦 1億円 400万円 6,850円
au損保

新自転車ワイドイチおし

家族 1億円 400万円 11,680円
au損保

新自転車ワイドイチおしプラス

本人 1億円 400万円 10,080円
au損保

新自転車ワイドイチおしプラス

夫婦 1億円 400万円 14,220円
au損保

新自転車ワイドイチおしプラス

家族 1億円 400万円 21,480円
セブンイレブン・三井住友

自転車保険

本人 1億円 400万円 4,760円
セブンイレブン・三井住友

自転車保険

夫婦 1億円 400万円 7,000円
セブンイレブン・三井住友

自転車保険

家族 1億円 400万円 11,720円

実は自転車保険は年額にすると結構いい値段します。特に家族で入る場合はちょっとした保険額になり月額換算だとまーまーいい値段。

というわけで、おすすめは楽天の自転車保険となる。一番安い。節約型でいいと思う。高い方は障害通院保険金や入院関連が少し高いだけ。いちばん重要な「賠償保険」はすべて1億円になっている。

ちなみにオレは自家用自動車保険の特約で自転車をカバーしていることを確認して、その特約を利用することで登録が出来ました。

もしあなたが自動車に乗っていて任意保険加入をしている場合保険証を確認してみましょう。特約で自転車が含まれている場合があるかもしれない。今すぐ要確認だ。

自転車保険入っていないヤツはブルベエントリーしなくても、とにかく自転車保険に入っておけ。家族全員乗る場合は家族のやつ。年額3,650円で安心が買えるならやすいと思わないか?

とりあえず楽天の自転車保険をチェックしておこう。

小学生が加害者でも9,521万円、高校生が加害者でも9,266万円、相手がオートバイでも4,043万円の判決が出ています。

エントリーの流れ

2021年「BRM306群馬200 よしおか 三県境を訪ねて」のエントリーを例にとって流れを解説します。エントリーはスポーツエントリーを利用していました。またエントリーの際に保険に関しての情報入力項目があ りますので、こちらも合わせて用意をしておきましょう。

スポーツエントリーにアクセスをします。

以下の解説はスポーツエントリーにメンバー登録完了をして、ログインをした状態より解説をしています。

もしメンバー登録がまだの場合、「メンバー登録」(スポーツエントリーのページ)より登録をしておきましょう。

これからブルベを走る場合、何度となくスポーツエントリーに通じて参加申し込みをするようになります。

  • サイクルイベント選択、ブルベをクリック。
  • ブルベがリストされます。

  • 「受付中」となっている場合は申し込みができます。

  • 参加申込の行にある「参加申込」をスライドします。
  • 最下段までスクロールをして「申込み必要事項の入力へ」をクリックします。
  • ログインしていない場合は次の画面でログインをします。メンバー登録がまだの場合も次の画面でメンバー登録ができます。

  • ログインした状態であれば、プロフィールなど必要事項は入っています。
  • このページの下にスクロールをして保険や電話番号、クラブなどを入力します。

  • 情報を全て入力します。
  • またこの画像のように保険に関しての入力項目があります。
  • 最下段まで入力が完了をしたら「規約に同意をして内容確認へ」をクリック。
  • 次の内容確認ページの最下段で「お支払い方法の選択へ」をクリック。

  • クレジットカードを選択しました。
  • お好みの支払い方法を選択しましょう。
  • 合計金額の確認をします。
  • 「カード情報入力へ」をクリックして、クレジットカード情報を入力します。

  • カード決済完了しました。
  • 以上でエントリー完了です。

以上でスポーツエントリーによるブルベエントリーの流れになります。

今、ブルベは非常に人気になっています。エントリーしやすいブルベ、人気のブルベはすごい早くに定員に達してしまい、すぐに受付終了となってしまいます。

ブルベは定員に達すると、その後の追加受付はありません。またエントリーしない連絡(DNS)があっても基本的にキャンセル待ちなどはありませんので、走りたいブルベがありましたら、すぐに申し込みをしておきましょう。

クラブによってはスポーツエントリーではなく、独自のエントリー受付をしている場合もあります。

エントリースタートする前、あらかじめエントリー法をチェックすることは大切です。

昨今は「エントリー峠」といって、人気のあるブルベは受付オープンと同時にあっという間にソールドアウトすることも珍しくありません。ぜひ自身のエントリーしたいブルベを事前チェックしておきましょう。

続いてをエントリーするため自転車、ロードバイクやバイクに装備するもの、アイテムなどについて確認をしてみよう。

ブルベの自転車・ロードバイクについて

ブルべにエントリーをする車種は、公道の走行に法的な問題がなく、人力のみを動力とするものであれば何でも良い。

ほとんどのサイクリストはロードバイクかランドナーのようなツーリングバイクを使用する場合が多い。リカンベントやベロモービル、タンデム自転車による参加も見られるが、日本の場合タンデムが許可されている都道府県をチェックする必要がある。

もちろんロードバイク・自転車がきちんと整備されていることは絶対条件です。

クラブによってはDHバー、TTバーを取り外す必要がありますので、確認をしておきましょう。

ブルベの装備

ブルベにエントリーするために装備はとても大切。また走るために必須の装備などもありますのでチェックをしてみましょう。

ブルベエントリーに必要な装備

以下のアイテムはすべてのブルベエントリーに必須となっています。

  • フロントライト:点滅のみはNG
  • テールライト:点滅のみはNG
  • ヘルメット
  • 警報機(ベル):フレームなどに確実に固定されている
  • 反射ベスト:反射タスキで代替可能なクラブもある

400km以上のブルベで以下は必須

  • ヘルメット尾灯:点滅も可能
  • フロントライト:400km以上ではフロントライト2つ装備が必須

各アイテムや必須装備について見ていこう。

ヘッドライト・前照灯

200kmや300kmにおいてヘッドライトは1灯でも大丈夫ですが、ぜひとも2灯取り付けることをおすすめします。

特にシーズン初めの冬ブルベや秋ブルべはスタートが早い場合はまだ暗く、また日の入りも早めです。ほぼ間違いなくヘッドライトを点ける必要があります。

さらにライトはどんなトラブルが有るかわからない。1灯しか無い場合、その一つがトラブルになれば出走が出来ない。また出走後の場合はDNFもある。その前にヘッドライトトラブルは非常に危険。なので、どのようなブルベでも2灯装備をおすすめするよ。

テールライト・尾灯

テールライト・尾灯は基本的に点灯となる。点滅は禁止になるので、取り付けてあるテールライトをチェックしておこう。

また尾灯は必ず「赤色」です。以前青いテールライトを付けてきて車検ですったもんだしていた人を見たことある。あかん。

こちらも必ず2つ付けること推奨。夜間走行でテールライトトラブルはマジ危険です。あと、ヘルメットにも距離に関係なくテールタイト取り付けはおすすめする。

ヘルメット

ブルベに限らず、ロードバイクに乗るのであれば、ヘルメットは必須。

できればヘルメットライトを装備しておこう。特に自転車にヘッドライト、テールライトが各1つの場合、ヘルメットにもヘッドライト、テールライトを付けておくとよい。

ベル

絶対に必要です。ほとんど使いませんが、絶対必須です。車検チェックがありますので忘れないようにしましょう。

北海道1200kmの時にベルを忘れを車検の時に気がついて、近くのアサヒまで走ったこともある。

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反射ベスト

反射ベストは必須装備。必ず用意をしよう。ブルベ特有の装備。

あの工事現場の方々が着用をしている反射ベストです。およそロードバイクや自転車に乗っていて、この反射ベストを着用しているのはブルベとおもってほぼ間違いない。

ところで車で遠征する人も多いと思う。車にもぜひ反射ベストを1枚入れておこう。たとえば路肩でタイヤ交換の際など反射ベストを着ると安全性があがる。

そして、(オレみたいに)反射ベスト忘れた際も助かる。

ブルベ走る上でその他の準備

ブルベは普通のサイクリングとちょっと違い、走る距離も長い上に1昼夜かけて朝方や次の日にゴールすることも普通にある。RM1200km以上であればゴールは90時間後だ。

そんなわけでブルベ走る上でのその他の準備などをチェックしてみたい。

必要のないものを外す

まずは一旦、ロードバイクからブルベに必要のないものを外しておこう。筆頭は前述のDHバーなど。

またスタンドや頑丈なバイク・自転車ロックなども必要ないだろう。フェンダー、泥除けも天候によってはいらない場合が多い。

バッグ・キャリア

寒い時期のブルベは、思ったより荷物が増える。特に防寒着、ウィンドブレーカー、重ね着系など。さらにおもったより日中暑くなると脱いだ上着を収納するバッグ類も必要になったりする。

意外と便利なのが、ポケットに入るサコッシュ。

バックミラー

普通にロードバイク乗る時、バックミラーの必要性はあまり感じないかもしれない。しかし200kmを超えるブルベでは、バックミラーはかなり役に立つ。

特に市街地が多いコースの場合、路肩の駐車車両などで、頻繁にレーンチェンジがある。そんな時バックミラーを装備していると、後方確認がやりやすくなる。

あと、仲間や夫婦、カップルで走る際など後方ライダーのチェックはバックミラーがあるととても助かるぞ。

キューシート・コマ図・GPS

キューシートは必須。GPSを持っていてもキューシートは必ず持とう。GPSのバックアップにもなる。

またプリントアウトしたキューシートはぜひともラミネート加工しておこう。

その他防寒関連や補給食

初めてのブルベでお正月からスタートする人もいるかも知れない。あまりおすすめしないけど・・・

ただ暖かくなってシーズンも4月やゴールデンウィーク近くなると、初心者が気軽に走れるようなフラット200kmとか少なくなることも多い。

なので、シーズン初めの山岳を避けているフラットコースはある意味ビギナーさんでもエントリーをしやすいだろう。というわけで冬ブルベは防寒には気をつけよう。

また寒い時期だからこそ、補給食もきちんと気を配るとよいだろう。

ブルベ補給食10選【軽い/カロリー/アミノ酸/クエン酸/安い】

ブルベを走る当日の流れはどんな感じ?

ブルベのエントリーも完了して準備もOK。ブルベ当日の流れを確認してみよう。

受付を行う

受付を行う

ブルベの当日は指定された場所で受付を行います。権利放棄書など必要な書類があれば持参をします。

人数が多い場合、10分おきとかに時間差スタートする場合もありますので受付時に自分のスタートグループ時間も確認しましょう。

受付時に必要書類を渡し、サインをしたらブルベカードを受け取ります。ブルベカードの必要箇所にサインなどを記入します。

ブルベカードを紛失するとDNFになります。大切に防水カードケースなどに入れて身につけておきます。ブルベカードは横8cm程度ありますので、カードケースは防水スマホ用などがいいでしょう。

また当日にブルベカード書き込みや後述するブリーフィングの注意事項などを書き込むため、ペンを用意するとよいです。

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ブリーフィング(走行注意事項・説明)

ブリーフィング

ブルベスタート前にブリーフィングが行われます。

コースの危険箇所や注意事項、当日にコース変更が行われたり、またシークレットPCやフォトチェックなどの確認する場合もあるので、きちんと聞きましょう。

車検・スタート

スタート時間になると各スタートグループ、ウェーブごとに並んで車検を行います。ライトなどを予め点灯して並びましょう。ライト・反射ベスト・ベルなどをチェックしてブルベカードにサインをもらいます。

車検チェック完了をしたら、各々スタートをしていきます。慌てずにブルベカードをきちんとしまい、GPSやキューシートライト類のチェックをして焦らず、最初は飛ばさずにスタートをしましょう。

PC・チェックポイント

PC・チェックポイント

ブルベのコントロールポイントはフランス語でPC(point de controle)と呼ばれます。PCは制限時間があります。

それに対してチェックポイントというものがありますが、こちらは時間制限がなく通過チェックのみです。フォトチェックとなっていることもあります。

またシークレットやクイズポイントなども存在します。

日本のPCはコンビニの場合が多く、指定のコンビニで買物をしてレシートを貰いPC通過のチェックとする場合が多いです。もらったレシートは大事に保管しましょう。こちらはゴール受付でブルベカードとともに提出する必要があります。

ゴール

ゴール

ゴールしたら有人ゴールの場合ゴール受付を行います。ブルベカードとPCの証明(レシート提出)やフォトチェックの確認を行いゴール手続きを行います。

フォトチェックは指定場所のスマホやカメラ画像をスタッフに見せることが多いです。

無人ゴールの場合、ブルベカードやレシートなどを郵送や指定したところに投函するなどがあります。

完走認定のメダル購入をブルベカードに記載します。メダル代は1000円。その場で貰える場合もあります。発送の場合は少々時間がかかります。

ブルベカードはフランスでのチェックがあるため手元に帰ってくるのは少々時間がかかります。

DNS連絡

DNS(Do Not Start)とは出走をやめること。

出走前に何かしらの理由でブルベに参加できなくなってしまった場合は、必ず主催者に連絡する。メールや問い合わせフォームなど主催者によってDNS連絡方法に従います。

DNF連絡

DNF(Did Not Finish)とは途中で走行をやめること。

残念ではあるが出走したけど途中で走ることができなくなった場合は、ブルベカードに記載されている連絡先に連絡する。

まとめ

ブルベに限らず、イベント系のエントリーはその準備で半分以上が完了していると思う。

準備、用意はかなり重要。これはおろそかにしてはいけない。

逆にきちんと準備ができ、前日きちんと睡眠が取れていれば、かなりの確率で完走できると思っている。

それほど準備、用意は大切と思う。それは安全性にもつながっている。

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