400kmブルベの準備と走り方・攻略法

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400kmブルベの走る準備はできていますか!?実は400kmブルベが得意ではない、あまり走らない、好きじゃないYasuです。こんにちは。

ご多分に漏れず、オレも400kmは好き好んで走ることはしません。2023年10シーズン目にはいった今現在でも400kmを走ったのは過去6回。

それも九州ヘブンウィーク(2013年・2015年・2018年)の諫早400kmと釧路湿原400kmときたかん400km、矢祭400kmの6本のみ。どんだけキライなのよ。

なので、まともにSR資格があったのもこのヘブンの時のみ。そして今年2023年は100周年記念400kmとなっている。

というわけで、全然説得力ない400kmキライなオレからの400kmブルベ準備と走り方ね。

400kmという距離・時間感

ふつーに考えて自転車で400kmは走らないって。

上の画像を見てくれ。東京を中心にすると400kmという距離感がいかに自転車では無理ということがわかるはず。

直線距離で行くと西は大阪が圏内に入る。当然のように太平洋上と日本海上となっていて、北は仙台を遥か超えて岩手県にリーチだ。もはや新幹線とか飛行機で行く距離。

そして、驚くべきことにこの距離を27時間で帰ってこいというのだから・・・マジ無理感ある。時間制限的に200km13時間半のちょうど倍で27時間ということだが、ことはそう簡単ではない。

300kmの時は150km×2本などと考えたが400kmを200km×2本はないだろ。200kmだって長いのに、それこなしてから・・もう1本なんてかなり罰ゲーム。

ということで、ここは300km+100kmを提案したい。朝スタートならその日のうちに300kmはクリアできるだろう。17時間位で。

そして、どこかで大休憩(2時間とか)をとり残り100kmを6時間でやっつける。25時間で無事生還だ。ダメ?w

400kmブルベの準備

400kmブルベ

400kmブルベを走る人は、200kmなり300kmなりのブルベを完走していると思う。なので、その装備にフロントライトやテールライト追加で行けるだろう。

ウチなんて家族3人で400kmトライしたもんだからヘッドライトとテールライトが各6個ずつ必要なのよ。まじか。

フロントヘッドライト2本装備

ルールで400km以上はフロントヘッドライト2本装備となっている。

ただ、一番短い200mブルベでもフロントライトは2本装備するべき。どっちか切れたらDNFだし、そもそも夜間走行でライトトラブルは身の危険がある。

ブルベに参加するすべての人は、それが一番短い200kmでもヘッドライト2本装備を推奨するぞ。

テールライト2本装備

テールライトもどのようなブルベでも2本装備することをおすすめする。フロントライトもそうだが、夜間でテールライトがないと本当にあぶない。

あと、日本ではあまり言われないが、最後の砦となるリフレクターやリフレクタブルのテールライトを装備することも合わせて推奨。

おすすめはこの2つのテールライト。キャットアイTL-LD570Rはレンズがリフレクターとなっている。また暗くなると自動点灯するのでトンネルとかも安心。

これにオムニ5を取り付けておこう。

ちなみにオーストラリアやアメリカではテールにテールライト以外のリフレクターが必須。さらにアメリカはアンクルバンドも必須だったよ。

ヘルメットテールライト装備

ヘルメットライトも必須。ヘルメットライトはルールで点滅OKなので、これも常時付けておこう。

200kmでもヘルメットテールライト点滅にしておくと、ほんとうに安心。テールライトはコレで3つ装備になり、リフレクターも含め、後方視界の確保はかなり万全だろう。

ヘルメットに取り付けるライトは小型軽量がよいよね。

トライスターがおすすめ。マジで目立って、スゴイ軽い。

ヘルメットヘッドライト装備

ヘルメットのヘッドライトは必須ではないが、ぜひとも装備しておこう。

一つヘルメットフロントライトのポイントとして、ヘルメットよりすぐに取り外すことができるようにしておく。

タイラップなどで取り付けておくとよい。なぜなら、フロントライトのトラブルがあった場合、そのヘルメットライトを緊急でヘッドライトにできる。

ルールでフロント2灯ないと出走できないからね。

100周年記念BRM722はどうする?

400kmブルベ

何をすき好んで100年前この時期フランスで400kmも走ったんだ・・・ということはおいといて、7月末日本で昼夜通し自転車で400km走るのはかなり大変と思っていいだろう。

天気は北の一部以外全日30度以上と覚悟しよう。脱水、熱中症など全てにおいて警戒と思って間違いない。この暑さに自転車乗るなんて自殺行為なのに、距離も400kmとか意味がわからないw

とにもかくにも暑さ対策を十分に考えることになる。

絶対に飛ばしすぎない、ボトルは必ず2本、できれば3本以上持つと良いかもしれない。

ロードバイク|ボトルケージを増設する16の方法|2023年版

先を急がない、必ず休む、ペースを乱さない、補給食も多少多め、塩飴なめながら、日中はおさえて日が暮れてからつじつま合わせる、水分補給と塩分ミネラル摂取、日焼け止め対策をきちんとする、肌の露出はけっこうキケン、着替えを持ってもいいかも、キャメルバッグで氷を背負う、首脇の下太ももの付け根を冷やすと効果的、首タオル必須、心拍計必携などなど・・・とにかくできること準備することはなんでもいいからやっておこう。

多少荷物が増えてもこれはしょうがない。27時間をフルに使っても安全に走って行くのが良いと思う。

最初の200kmを12時間ほどで行って、日暮れ前にどこかで2時間位大休止を取る。あらためて日が暮れてから、残り200kmリスタートもいいかもしれない。

またとにかくDNFポイントをおさえておくことも忘れないでほしい。

400kmブルベの走り方

前述のように400kmは制限時間は27時間。大事なことなのでくり返すが200km×2というと、コトはそう簡単ではない。

大体において150km位走って、あと残り250kmかと思うと、かなりめげる。なので300kmをどう消化するかがポイント。

残り距離が2桁になると、かなり精神的に助かるからね。

オレ的に400kmは22-24時間程度で完走をめざす。300kmを16時間位で行って、残り100kmを7時間程度が一番疲れない。

スタート時間もポイントになる。朝6時スタートであまりに早いゴールとなると、車で来ていればいいが、輪行で撤収の場合鉄道も動いていない。

300-350km位の所で深夜営業のファミレスなどで時間調整がよいだろう。九州によくあるジョイフルでは突っ伏して寝ているライダーを散見できたりする。

朝9時とか10時ころスタートの400kmなら、飛ばしていき300km付近で仮眠をしっかり取るのもありと思う。300kmを15時間で行けば0時到着。

残り12時間あるから、4時間ほど仮眠をとることができそう。健康ランドや無人駅があればよいかも。残り100kmを6時間、マージン2時間で行けば体のダメージ少なめでゴールできそう。

まぁ、いずれにしても400kmは宿をとることはないだろうから、行き当たりばったりのグダグダで行くか、一気に18時間でゴールするか、体調とやる気に相談。

まとめ

単発400kmブルベって、けっこうツライ気がする。一気に行くには微妙に遠いし、休むとグダグダになりそうだし。

ただ、RM1200km走る人は、この400kmはすごい練習になる。この400kmをきっちりと20時間以内で走れるようになり、マージン残っていれば、かなりいい。

いずれにしても400kmブルベは体に来るので・・・週明けのことも考慮して無理せずに行ってみてほしいと思う。

 

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