
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーを先日購入をして、実際に300kmブルベを走ってみた。これが思ったとおり良かったのでレポート・レビューする。
このミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーを導入することにより、メリットはきっちりある。
ただ、ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーをサドルに取り付けることによるデメリットもあることがわかった。
購入を検討している方は、ぜひともチェックしてほしい。
この記事の目次
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーのスペック
出典:アマゾン
- 大型サドルバッグの左右への揺れを抑えるアイテム
- サドルのレールに固定すれば、大型サドルバッグが左右に揺れるのをガード
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーのサイズはこの様になっている。特に幅は約145mmとなっているので、それ以上幅が広いと窮屈になる。
本体材質はスチールなので、無理やり幅を広げることは可能と感じた(自己責任で)。
出典:アマゾン
取り付けは同梱されているアーレンキー3mmにてサドルレールに取り付ける。アダプターもかなりしっかりしているので、なかなかの加重に耐えることができると感じる。
当然だがカーボンシートレールなどには取り付けはできない。
アダプター用のボルトとボトルケージ用のボルトは同梱されている。
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーのメリット
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーを導入することで得ることができるメリットは、大きく以下の2つに集約される。
このメリットは思ったより大きかった。
サドルバッグが振られず固定できる
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーを取り付けた上で導入したサドルバッグはトピークバックローダー6Lを選んだ。
ホントにサドルバッグが振られることはない。かなりしっかりと固定されている。トピークバックローダーはベストマッチと言ってもいいだろう。
ボトルケージが4つ取り付けられる
このシートバッグスタビライザーを取り付けることで、サドル後方にボトルケージ2つが追加できる。これは思ったより便利だ。
ボトルケージが手軽に4つになることにより、ドリンクボトル2本と輪行袋、ツールボトルが簡単に共存できる。サドル後ろのボトルケージには使用頻度が少ないものを取り付けるとよいだろう。
軽くてかさばるものなどはとても良い。ウィンドブレーカーとレインジャケットをポーチにまとめくくりつけるなどはよいと思う。縦断系やセルフサポートのブルベ・ロングライドにはうってつけと言っていいだろう。
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーのデメリット
シートバッグスタビライザーはサドルバッグの横揺れ防止、ボトルケージが2つ追加できるなどのメリットがあるが、実はデメリットもけっこうあったりする。期待を裏切りスマン。
取り付けるサドルバッグが制限される
取り付けることができるサドルバッグがかなり制限される。
サドルレールにアダプターを取り付けるタイプのサドルバッグは、ほぼ無理と思っていいだろう。スタビライザーのアダプターと共存はできない。
オレ的にオルトリーブサドルバッグと共存できないのが残念だった。
サドルにバッグが取り付けにくい
ストラップタイプのサドルバッグが取り付けできるが、スタビライザーのアダプターが存在しているので、サドルバッグのストラップが非常に取り付けにくい。
シートレールにアダプターがあり、シートレールのループ間が狭いことで、マジでストラップを通しにくい。またスタビライザー本体もけっこう取り付ける際に邪魔をする。マジか。
サドルバッグの開け閉めがやりにくい
トピークバックローダーはサドルバッグ本体開け閉め用ストラップがバッグサイドにある。なので、この開け締めの際、スタビライザーが非常にジャマ。もろに干渉する。
この手のストラップ式サドルバッグは開け閉め用ストラップがサイドの場合が多い。なので、ほとんどのサドルバッグが開け閉めの際、面倒と思っていいだろう。ボトルケージになにか刺さっていると更にやりにくい。
回避するには大きめで長いサドルバッグにするとよいかもしれない。
縦型輪行袋の場合取り外す必要がある
アマゾンの販売ページには「取り付けたままでも、縦型輪行袋に収納可能」とあるが、たぶん無理。
特にボトルケージが存在していたら・・・物理的には輪行袋に入るかもしれないが、ボトルケージ曲がる。プラだったらほぼ壊れると考える。
少なくともオレは輪行する際、スタビライザーは外す。面倒だけどね。
まとめ
ミノウラSBS-250シートバッグスタビライザーは思ったよりよかった。
本来の目的であるストラップ型サドルバッグの横揺れは皆無になる。これはすばらしい。もし大きめサドルバッグの横揺れが気になるのであれば、このスタビライザー導入でほぼ解決するだろう。
地味に便利なのがボトルケージ2つ増えること。これでドリンクボトル2本と輪行袋、ツールボトルの共存が一気に解決。
さらに、いままでフレームのボトルケージに取り付けていたエアポンプをこちらに移動できる。かなりいいんじゃね?
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