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2019年PBPパリ・ブレスト・パリがやってくる。ちょうど1週間前となった。今回も全世界から6000人超え、また日本からも多数のライダーがフランスへ行くのだろう。
さて、このPBPが人生初の海外旅行。また人生初の海外ブルベという方もいるかと思う。
とりあえず、RM1200kmエントリー回数であれば、ちょっと人よりもほんの少し多いオレが小さな親切大きなお世話したいと思う。
ありがた迷惑ではあるが、苦wでスルーしてくれるとありがたいと思う。
この記事の目次
海外で走る時パスポートはどうするの?
パスポートは基本肌見放さず持っています。
たとえば、オーストラリア等のRM1200kmでオレが走っている時、家族もレンタカーでルートをトレースしてもらい宿も一緒にした場合、パスポートは嫁さんに預けておいた。
まぁ、そもそもオーストラリアなんかだと・・・ホント何もない。警察もいない。
パスポートは海外に出た時、IDなどを持っていない我々の唯一の身分証明書だ。必ず身につけて置きたい。原野が続くオーストラリア、アメリカと違いヨーロッパはけっこう街がある。PBPしかり。
PBPのブルベカードはパスポートサイズよりも大きい。さらに車検の時に首から下げるビニール製で防水が効いているブルベカードホルダーをもられるはず。
なので、そのブルベカードホルダーにブルベカードとパスポートを入れておくのが良いと考える。
オレはブルベカード入れはブルベカードのみで首から下げる。あとは普通のパスポートホルダー・ケースを用意して、そこにパスポート、クレジットカード、現金などを入れてフレームバッグに入れておく予定。
PBPはSPDペダルがいい
ブルベはいつもSPDペダルを使っている。特にPBPはSPDペダルが良いと考える。
それはなぜかと言うと、コントロールやWP(ウェルカムポイント)での歩く距離が長いから。
日本のコンビニPCや海外の100人程度のRM1200kmならバイクを止めた隣がPCだったりするので、歩く距離は短い。
しかし、ことPBPに関してはその常識が当てはまらない。なんといっても各PCには下手すると数千台のバイクが停まっている。自分のバイクを止めた場所からトイレに行くまで数百メートル歩くことなどザラにある。
LEL(ロンドンエジンバラロンドン)でもそうだったが、夏季に行われる1000人以上規模のブルベのコントロールは大体において学校や街の公民館などが使われる。
駐車場も含め、数千台のバイクや数千人の人を収容できる規模がある。さらにこの時期は夏休みだから。
あなたも自分の通っていた中学校や高校を思い出してほしい。その駐輪場から教室や購買まで、いつも履いているSPD-SLシューズで歩けるだろうか?
WP(ウェルカムポイント)は必ず寄ろう
PBPパリ・ブレスト・パリにはブルベカードにサインを貰うコントロールとレストランやシャワー、ベッドなどのサービスオンリーのWP(ウェルカムポイント)がある。
で、このWP(ウェルカムポイント)だが往路はサービスのみだけど、復路はコントロールになっている場所もある。
さらにPBPにはシークレットも存在する。日本のブルベだと有人PCだったり、どっかの写真を撮ったりなどいろいろ。これがPBPの場合だとWP(ウェルカムポイント)がシークレットになる。
その場合、入り口で係がシークレットポイントということを教えてくれる(はず)。とりあえず、PBPを楽しむためにもすべてのWP(ウェルカムポイント)は寄ることおすすめするよ。
ドロップバッグはどうする?
今回のPBPでは、前回同様グッディスポーツさんがドロップバッグを実施していただける。これは本当に助かる。感謝でしかない。
もしあなたが海外ブルベ・PBP初エントリーであれば、ぜひこのドロップバッグを全精力を使って準備してほしい。
PBPで心のよりどころはこのドロップバッグだけと言っても過言ではないw
というわけでドロップバッグに入れておくと良いもの、チェックしたいことを確認する。
https://www.longride.org/post-4690/
日本食をとりあえず入れておこう
ドロップバッグは往復のルデアックでバッグにアクセスができる。往路はスタートして夜が明け、2日目の夕方から夜にかけて到着をするだろう。
400km以上を走ってきて、初めての仮眠を取れるかもしれない。復路はブレストを往復した3日目の夜だろうか。
ここでやはり欲しいのは日本食ではないだろうか。オレだけ?
ちなみにワールドワイドで手に入る一般的な補給食はブラックサンダー以外はコントロールで手に入る。よほどの理由や価格の問題を除けば用意する必要はないだろう。
しかし、日本食に関しては絶望的に手にはいらない。コントロールで牛丼がサービスされていたら20ユーロくらい払いそうだ。
というわけで、やはりアルファー米はもちろん、日本のお菓子などは入れておくことおすすめをしよう。
海外旅行に持っていきたいウレシイ「日本食」10選
ふにゃふにゃパスタ食べている横で、「鯖味噌定食」を食べているヤツいたらムカつくでしょ?w
洗面・シャワー・睡眠グッズ
- 洗面
- シャワー・入浴
- 睡眠
に関するアイテムはぜひとも入れておこう。有料シャワーでもらえたものは紙タオルと小さい石鹸のみ
なので、バスタオルと頭を洗えるボディーソープ系は持っているとシャワーがスムーズに行える。
さらに歯磨き関連やウェットタオル、睡眠関連には耳栓やアイマスクはマストアイテム。あと仮眠所はけっこう寒いはずなので、小さい毛布やエマジェンシーシートなどはもっておくとよいぞ。
あとルデアックなどのコントロールでシャワー後はペーパートランクスはいい。ふつうに短パンに見えるしパンツ履く必要ないし、レーパンに着替える時はすぐに捨てられる。めっちゃ便利。
ブレストを往復する際ないと困るモノ
次のコントロールで手に入るような補給食や水などは問題ないが、ルデアックを出てブレスト往復する時や復路ルデアックを出発してゴールに向かう際にないと困るものは、ぜひともドロップバッグに入れておこう。
それは途中で無くしたり、使って消耗してしまったり、壊れて使い物にならなくなったりした・・・でもそれがないとかなり困るヤツ。
たとえば・・・
- サングラス
- モバイルバッテリー
- ヘッドライト
- テールライト
- グローブ
- 輪行袋
輪行袋はスタート時は持たない。往路ルデアックで拾い、ブレスト往復したらルデアックで捨てていく。
高額なもの・フランスで入手困難なもの
現地で購入すると値段が高いものや、同じものが手に入りにくいもの、購入するのが面倒なものは、ぜひともドロップバッグに入れておく。
- 予備タイヤ
- 予備チューブ
- 予備ブレーキパッド
- 予備USBケーブル
- 予備エアポンプ
- 日本食
- チェーンオイル
- エマジェンシーシート×4枚
- キューピーコーワαドリンク
キューピーコーワーは寝る前に飲むw
持っていくと良いもの・便利なものは?
- ベル
- サコッシュ
- ビニール袋
- 複数の胃薬
- カフェイン剤
- ロキソニン
- 芍薬甘草湯
バイクにベル(フランスの道交法)は付けておくと良いかも。日本のブルベライダーならバイクにベルはついているはず。
あと、バックポケットでもすぐ取り出せる場所にサコッシュかビニール袋あると便利。コントロールまで結構歩くことが多い。ヘルメットやグローブ、ボトル、GPS、ライト類などのバッテリー交換など、バイクから外して持つものがけっこうある。
その手のやつを適当に持って、落とすと最悪だ。ぜひサコッシュなどを持つと良い。
さらに薬類は(オレは)結構持つ。いつものロキソニンやカフェイン剤はもちろん、今回胃薬系は「パンシロン」と「ガスター10」の2種類を持つ予定。
あとは足攣り止めに芍薬甘草湯。
復路ルデアックを出る時
復路ルデアックを出るとゴールまで約430km。どこかで1泊仮眠する方も多いかと思う。最有力候補は「MORTAGNE-AU-PERCHE」が安パイかな。
残り122kmで18時スタートでお昼ゴールの人は朝2時ころまでに出ればOKかな。オレは21時スタート15時ゴールなので余裕を持って4時に出れば大丈夫と思う。
そこで、もう捨てるようなボロパンツ・ジャージを3日目に着ていくのはいいかも。ラストPCでボロウェアを捨て、バックを軽くする。最終日ゴールはまっさらキレイなジャージでゴールしたい。
というわけで、タンスをひっくり返して、捨ててもいいようなパンツ・ジャージをドロップバッグに一組入れておこう。
寒さ対策はやっておくと吉
今年のフランス、ヨーロッパは酷暑とのことで、各地で最高気温を塗り替えているようだ。暑さ対策は、やりようがない。
しかし、実はPBPは寒さ対策を抜かりなくやっておくと良い。
特に往路ルデアックをブレスト向かってスタートする時、復路ルデアックをゴール向かってスタートする早朝は寒い。マジで凍える。
ホントに息真っ白だった。間違いなく気温は一桁だ。今年も間違いなくルデアックの朝は寒い。
なので、今手持ちのレインウェアや防寒着、オーバーグローブ、シューズカバー、キャップ、耳あてなどはとにかくバッグに放り込んでおこう。
暑ければ、使わなければいいけど、寒さはルデアックに到着しないとわからない。また寒い中雨が降ったら最悪。
ルデアックへのドロップバッグは冬装備一式をとりあえず入れておく。使わなければラッキーくらいに思っている。
まとめ
4年に1回のPBPパリ・ブレスト・パリがやってくる。ことしは完走しなくてはいけないw
2回連続DNFでは心も折れるw
とにかく完走するに当たりワラにもすがる。頼れるものはすべて頼る。使えるものはすべて使う。思いついたものはすべてドロップバッグに詰め込む。
使わなければ、それに越したことがない・・・そんな気持ちだ。
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