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PBPのオレ的関門がこのFOUGERES→ルデアック間となる。なんといっても、前回はこの区間で胃腸がやられ、復路でDNFになったわけだ。
そういうトラウマ的な場所へ来ると、調子が良くてもだんだんとなんか痛くなってくる。まじかよ。アレよ、調子よくても病院に入るとだんだん気分悪くないような・・・えっ?そんなに?
そんなわけで、いつもよりケアしながら、慎重にこのルデアックまでの区間を進めていった。
FOUGERES→TINTENIAC 54/360km
フジェールからタンテニアックまで54kmの道のり。このくらいの道程だとちょっと気楽。
ところでさすが最後尾スタートとなると、往路とはいえこのバイクの少なさはちょっと焦るよね。
道中も前後にバイクがいないこともけっこうある。さすが最後尾スタート。
後ろから来る列車ないけど、まぁいつものようにのんびりとグダグダ行くよ。
いい感じの郊外のサイクリングってやつね。
タンテニアックに到着。前回は復路タンテニアックでアウトになった因縁のトコ。
あー、覚えているよこの施設。前回と一緒だ。
そう、このコントロールも一緒。ここで計測チップ外したんだよな。
とりあえず往路タンテニアック到着。360kmチェックタイム8月19日17時8分。貯金は約4時間まで増えた。
ただ、360kmを20時間もかかっているので・・・アレっちゃアレだな。
スタンプをいただく。
すかさずすいているサンドウィッチコーナーへ行く。
往路は徹底的によけい時間を使わないようにする。並ぶ時間があるなら仮眠にあてたい。
外の芝生に寝っ転がりサンドウィッチ食べる。オランジーナもうまい。
食べ終わったら、その場で15分仮眠。ホントなんだか眠い。夜スタートはホント苦手だ。いつまでたっても眠い。はやくルデアックに付きたい。
TINTENIAC→ルデアック 85/445km
タンテニアックリスタート。当初の予定ではルデアックに24時間後の21時頃着くかなと思っていたが、やはり問屋は卸してくれない。
眠くて仮眠ばかりして、ずるずると予定は後ずさり・・・
途中の往路ウェルカムポイントであるQUEDILLACはパス。ルデアックから26kmしかないので、寄る必要はないだろう。
ただルデアックまでの道中が80km以上あるので、途中の私設エイドはマジで助かる。
街中がとてもキレイでかわいい。
日が暮れてくる。風力発電が向かい風方向に吹いている。
話に聞くと、早いスタートのライダーはけっこう向かい風にやられたとのことだが・・・たしかに最後尾スタートの我々も、そこそこの向かい風を感じて走っていた。
この向かい風も帰りには追い風となり味方してくれるものと思っているのだが・・・
完全に夕暮れ。ヘッドライトオン。時計を見ると22時。ルデアックに22時に着かなかった・・・ダメぢやん。
へろへろルデアックについた。
ルデアックゲート通過。
やっとこルデアック。
ルデアック到着。445kmチェックタイム8月19日22時11分。5時間の貯金。でも予定の1時間ちょい遅れ。
2時にはリスタートしたい。
↑ルデアックのチェックタイム・・・22時11分だと思うのだが、その後ろにある・・・「23」??これは一体どういう暗号なのだろう。マジで外国人の書く数字はわからん時がある。
さすがに往路ルデアックは大混雑。この時点でかなり前のゼッケン(JとかKとか)に追いついてくる。
なにはともあれベッド確保とシャワーだ。夕飯はパス。睡眠優先。
ベッド確保5ユーロ。
起床時間を1時半に指定する。
ドロップバッグを拾いに行く。予定通りならレストランなどの明るいところで開梱したいのだが、シャワー、ベッド直行なので、ココで明日の準備をする。
シャワーへ行く。4ユーロ。今回は紙タオルではなく使い捨て布タオルだった。毎年進化している。
ベッドは体育館。毛布は各ベッドにあった。
ちょっと肌寒かったが紙パンツ、Tシャツで毛布を被り、耳栓して寝る。すぐに寝落ち。
明日はトラウマの2日目ブレスト→ルデアックだ。
まとめ
なんか・・・前回のPBPではこの初日スタート→ルデアックを20時スタートで19時半の23時間半で帰ってきている。
まだめっちゃ明るかったからなー。
やっぱ年々走力落ちていること自覚するよね。さて、次のルデアック-ブレスト往復は前回の因縁。特に復路ルデアックまではゲロゲロだった。
体も心もケアして中盤戦に臨んでいく。
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