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ブルベの装備について確認をしていく。ブルベというものを走ると、ロードバイクでロングライドすることがかなり大変で、装備もそこそこ必要になるということがわかる。
いつものサイクリングや河川サイクリングコースの装備ではかなり心もとない。やはりブルベは長距離サイクリング、さらに自己責任、自己完結する力が必要になり、それを支える装備はきちんとする必要がある。
特にオレみたいな貧脚系はなおさらブルベのコース上に残される時間も長い。
自分の備忘録もかね、ブルベの装備を今一度チェックしてみようと思う。
まずはブルベというものに興味を持った方は以下のページもチェックしてみてほしい。
ブルベとは?
ブルベって何?ブルベってどんなイベント?・・・と疑問のあるかは以下のページでブルベについてチェックをしてみてください。
ブルベの自転車とは?
ブルベにはどんな自転車、ロードバイクが良いのでしょう。手持ちのロードバイクでいいのか?クロスバイクでも走れるのか?・・・と疑問のあるかは以下のページでブルベについてチェックをしてみてください。
https://www.longride.org/brevet_aboutbike/
ブルベについてわかり、ブルベの装備についてチェックしたい方は以下、続きの記事をぜひご覧いただければと思います。
200kmブルベの装備
まずは基本の200kmブルベの装備。
200kmのライドであれば、速い人なら8、9時間を切るくらいで帰ってこられる。朝7時スタートしても16時には帰着できる。
なので、夏場の200kmブルベであればヘッドライトもテールライトも必要ないかもしれない。
ちなみにオレの基本姿勢として、200kmはグッズやアイテムのテストフィールド。全てのブルベは海外RM1200kmを完走するためのテストフィールドとなっている。
あとはロングライドの適度なトレーニング。テストフィールドなので、実は普通の人の200kmライドよりは荷物多めになること加味して見ていただければうれしい。
アイテム | 概要・目的 | 重要度 |
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サドルバッグ | 基本はオルトリーブのサドルバッグ。頻繁に使用をしないアイテムを入れる。 |
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トップチューブバッグ | トップチューブに装備する振り分け型セパレート型バッグ。左側にはモバイルバッテリーとアーレンキーのセット。右側には日焼け止め、リップクリーム、テイッシュなどを入れる。よく使うアイテムを入れる。 |
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スタッフバッグ | サドルバッグ内の荷物を分けるために使用。 |
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サコッシュ | DNF時の輪行をする際に荷物をまとめ背負う。またお土産を入れたり、お泊りブルベで食料などを買った時に入れる。 |
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ドリンクボトル | 暑い時は2本。涼しい時は1本。 |
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ツールボトル | 予備チューブ×2本、パンク修理キット、タイヤブート、予備ブレーキパッド、コンパクト・ツールなど。ドリンクボトルが1本の時はシートチューブ側ケージにさす。養生テープでフタを固定する |
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輪行袋 | オーストリッチの軽量輪行袋。基本ボトルゲージにさすが、夏場などはサドルバッグへ入れる。エンド工具も忘れずに |
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携帯ポンプ | エアーケージの付いているフロア式の携帯ポンプ |
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フロントライト | フロントライトは必ず2本。 |
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テールライト | テールライトも必ず2本。車体にはオムニファイブ。サドルバッグにはTL-LD570R自動点灯消灯 リフレクター付き必須。 |
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ヘルメットライト | ヘルメットテールライトは200kmでも装着をする |
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サングラス | シールド付きヘルメットの場合は持たない。 |
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サイコン | 車体ハンドルステムに装着。電池チェック |
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ガーミンGPS | Edge800+Etrex20の2台装備 |
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ベル | 必須。ハンドルコラムに装着 |
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サイクルジャージ | 半袖。寒い時は長袖 |
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アンダーウェア | 半袖の場合は長袖ストレッチシャツ。寒めの時はスーパーメリウール |
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アーム/レッグウォーマー | 基本、長袖ジャージと長袖パンツ着用のため持たない。 |
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ウィンドブレーカー | 必ず持参。防水のウェア、または撥水処理すること |
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レインウェア | 天候次第。300km以上は必ず持つ |
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ヘルメット | 必須 |
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サングラス | イエローレンズ。600km以上は予備も持つ |
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反射ベスト | 必須 |
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グローブ | 長指 必須 |
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タオル | うすくて軽い素材のもの |
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シャーミークリーム | スタート前に塗布。300km以上は小瓶に詰め替えて持つ。 |
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ブルベカードホルダー | 首にかけるカードホルダー。 |
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権利放棄同意書 | 必須の書類。判子忘れずに |
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キューシート | 標高表をつけてラミネート |
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ボールペン | カードホルダーに入れておく |
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モバイルバッテリー | トップチューブバッグに入れておく。ガーミン用のケーブル予備も同梱 |
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カメラ | 防水、防塵、耐衝撃性のカメラをバックポケットに。 |
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健康保険証 | 財布に入れておく |
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薬類 | ロキソニン、カフェイン剤、胃腸薬 |
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スマートフォン | 防水のスマホ。バックポケットのセンター |
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財布 | 2つ持つ。それぞれの現金とクレジットカード。1つはバックポケット左。予備はサドルバッグ。 |
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骨伝導イヤホン | 暇つぶし。スマホとペアリング。 |
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ヘッドバンド | 額の汗止め。イヤーバンドにもなる |
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腕時計 | 安くて軽い腕時計で十分 |
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300km・400kmブルベの装備
200kmのアイテム、グッズに多少のグッズ追加がある。
基本的にはその日のうちに帰着できる。ただ雨対策が少し多くなる。朝遅いスタートや夜スタートは日付をまたぐため雨対策のレインジャケットや寒さ対策系のウェア類が増える場合が多い。
夏場の場合はキャメルバッグを背負うこともある。
アイテム | 概要・目的 | 重要度 |
---|---|---|
フロントライト | フロントライトは必ず2本装着する。 |
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テールライト | テールライトも必ず2本。車体にはオムニファイブ。サドルバッグにはTL-LD570R自動点灯消灯 リフレクター付き必須。 |
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ジップロック | 雨対策。特にガーミンEdge800の大きさのジップロックは忘れずに。 |
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サドルレインカバー | 天候によるが、300km以上はサドルレインカバーを取り付ける。 |
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USBケーブル | ガーミンEdge800用は予備を含め2本常備。その他スマホ・イヤホンの充電用ケーブルを追加。 |
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600kmブルベの装備
600kmブルベは1泊2日の装備が必要になる。この場合着替えを自分で持つか、仮眠所とするホテルに宅急便などでセルフドロップバッグをするかになる。
もちろん着た切り雀で1つのウェアを着たまま最後までそれで走り通すこともありかとは思う。
アイテム | 概要・目的 | 重要度 |
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2日目ウェア | アンダーウェア、もしくはパンツだけ交換するだけでもかなり違う。 |
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宅急便 | 仮眠所にドロップバッグを送る。自宅送付の着払い用の発送用紙も記入して同梱する |
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予備タイヤ | ドロップバッグ使う場合予備タイヤや予備チューブを入れておく |
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予備バッテリー | ドロップバッグ使う場合予備を入れておく |
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1000km・1200kmブルベの装備
1000kmは75時間で2泊3日、1200kmは90時間で3泊4日となっている。脚力のある方は軽量軽装で途中のコインランドリーなどの洗濯で済ませるのもありかもしれない。
走力が微妙なオレを含めた方々はできれば仮眠所を確保してドロップバッグを送ることおすすめをしたい。
宿に着けばきれいなウェアや新品電池などがあればかなり違うものである。また宿でコインランドリーを使う方もいるかもしれないが、洗濯に乾燥機で1時間以上かかる。誰かが使っていてふさがっていることもある。
完走をすることを優先するのであれば、最短でストレスの少ないドロップバッグを何らかの形で使うことが良いのではないだろうか。
以下にオレがいつもドロップバッグに入れるグッズ・アイテムをリストしたいと思う。
- 長パンツ
- 長袖ジャージ
- 半袖アンダーシャツ
- 長袖アンダー
- 半袖ジャージ
- ソックス
- アームウォーマー(※ウェアによる)
- レッグウォーマー(※ウェアによる)
- キューシート(各日分)
- モバイルバッテリー予備(2日目分には必ず入れる)
- 単3電池×4本
- 単4電池×2本
- 18650電池
- CR2032電池
- 予備チューブ×1本
- 予備タイヤ(2日目、3日目に1本ずつ)
- ホッカイロ
- 塩タブレット
- ジェル×3本
- ビタミン剤
- 洗濯物入れるビニール袋
- 帰り分宅急便送り状
以上が1ドロップバッグ分で、RM1200kmであればこれを3箱用意する。この荷物が宅急便の80サイズ箱にピッタリと収まる。
80サイズの箱を関東から北海道や九州に送ると往復で約3000円ちょいで3個送ると約1万円。それでも到着すれば次の日のきれいなウェアやバッテリー、予備チューブ・タイヤ、補給食の心配なく、またホテルで洗濯などの余計なことを考えなく済むなら必要コストと考える。不必要なものも送り返せるメリットもある。
完走できる心の余裕も可能性も高くなるのではないだろうか。
まとめ
ブルベの装備は思ったほど多くなる。逆にいつもの練習サイクリングの延長と思えば、小さいサドルバッグ1つとドリンクボトル2本あれば事足りるかもしれない。
ブルベの装備は人それぞれ、100人いれば100通りの考え方がある。
しかし1つだけお願いがある。DNFのことを考え、必ず輪行袋は持参してほしい。DNFしても自走で帰ると考えている方もいるかも知れない。しかし、怪我をしたり調子が悪くなるとペダルも漕げない。そうなると公共交通機関のお世話になる可能性が高い。そのような時、ブルーシートやゴミ袋、自転車カバーなどを輪行袋代替として自転車を鉄道に持ち込むことは絶対にやめてもらいたい。私達の輪行ができるという環境を大切にしてほしいと本当に願いたい。
DNFしても車で救援が必ず来る、もしくはタクシーで帰るという方以外、ブルベでは必ず輪行袋を持参してほしい。
このようなことを自転車プロショップの方も堂々とブログでアップをしていたりする。ママチャリ用のカバーをかぶせただけで輪行とかワケわからん。絶対にやめてほしい。SNSでアップとかは論外。
ブルベ走るなら輪行袋は必ず持参をしてほしい。たったの200gだ。よろしくお願いいたします。
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