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ロードバイクを乗る場合、携帯工具は必ず持つ必要のあるアイテムです。ロードバイクは、その走行距離の長さや走行性を重視していることから、時に故障のトラブルに遭うこともあります。
そういったトラブルを回避するのに役立つのが現地で対応できる工具、携帯工具です。
われわれブルベライダーはいつもやばいことと雨と嵐といつもエクストリームだ。そして故障も壊れ方もエクストリーム。最低限の工具は必ず持参するのは当たり前。
今回は、携帯工具の必要性やどのようなものがあるのか、おすすめの携帯工具は何なのかといったポイントについてチェックしたいと思う。
この記事の目次
携帯工具の必要性
携帯工具の必要性は、出先での故障の対応やサイズの調整です。ロードバイクに乗っていると、パンクをはじめ様々なロードバイクのトラブルに遭遇します。
こういったトラブルに対して、出先でも修理をするには携帯工具が必要です。
ロードバイクは基本的にシンプルな構造をしているため、速やかに修理できるケースも少なくありません。また応急処置などもできるのも強みです。
しかし、工具がないとこういった対応は不可能であり、それが携帯工具の必要性といえるでしょう。
また、ロードバイクのサイズ調整も携帯工具があると便利です。
サドルの高さを調整するのにママチャリであれば、付属のレバーを回すことで調整できるものも多いですが、ロードバイクは違います。
六角レンチなどでボルトを緩めて調整するのです。
走行中にサイズの違和感を感じたら速やかに調整できるのも携帯工具あってこそです。
このように出先での様々な対応をするために携帯工具は必要です。
出先で使う工具携帯
工具は、十徳ナイフのように一つの道具に様々な工具が装備されています。
ここでは、どのような用途で利用するのかを紹介しましょう。
サドル高さ変更
最初にサドルの高さ変更もできます。
先ほど触れたとおり、ロードバイクは工具がないとサドルの高さを調整できません。
そういった意味でサドルの高さをコントロールするために携帯工具のレンチで調整するのは重要です。
パーツの緩みを締める
ロードバイクは、高速で走行、若干舗装面が荒く振動の強い場所の走行では、パーツのゆるみが生じることも少なくありません。
そういったゆるみを放置すると、パーツのずれなどで思わぬトラブルが発生することも見られます。
そういった場面で携帯工具を使ってゆるみを解消することもできます。
ワイヤー類の調整
ロードバイクは電動化が進んだとは言え、ブレーキ類は今もワイヤーがつかわれています。
このワイヤーも緩みや伸びなどが発生することもあります。
そういった状況で走行すると、ブレーキのききが弱いなどの機能低下を起こすケースも少なくありません。
こういったシーンでも携帯工具で調整することで機能を取り戻すことができます。
クリート調整
ロードバイクはビンディングペダルといわれるシューズとペダルを接続して走行するスタイルが主流です。
このシューズ側の部品であるクリートは、ロードバイクから降りて歩いたり、停車時に足をついたりするとゆるみが生じることがあります。
このゆるみをしめなおすために携帯工具が重要です。
また、クリートの位置を調整することで、出先でも走行感を変えることもできます。
チェーン切れを直す
ロードバイクは多段化が進んでおり、チェーンもママチャリなどの一般車に比べると細くなっています。
そのため、チェーンが切れることもまれに発生します。
こういった場面でも修理できるのが携帯工具ですが、自身のチェーンサイズにあっているのかを確認するのは大切です。
またディレイラーが壊れた場合、チェーンを切って応急的に走れるようにするのもチェーン切りが必要になります。
ペンチ
携帯工具にはペンチがついているものもあります。
このペンチ・・意外に出番があります。ディレイラーのワイヤーが緩んだ時などワイヤーを引っ張ったり、タイヤに刺さっているゴミや切粉などを取り除くなど、なにかとペンチがあると色々と使えることが多々あります。
私は携帯工具とは別に折りたたみの小型ペンチをいつも持っています。
おすすめ携帯工具
最後におすすめしたい携帯工具を6つ紹介していきましょう。
これらのモデルは、使いやすく、出先でも様々な修理や調整が可能です。
クランクブラザーズ 自転車用携帯ツール MULTI-17
出典:アマゾン
- ハイテンスチール, アルミ, 鋼
- 15 x 10 x 3 cm
- 170g
crankbrothers(クランクブラザーズ) 自転車用携帯ツールは、ハイテンスチールや鋼といった高強度の金属を使った丈夫な携帯工具です。
17種類の工具を内蔵し、グローブでも滑りにくいグリップ加工が施されています。
また、携帯性を重視して強度が比較的不要な部分は、アルミです。
ヴェロチャンピオン (ベロチャンピオン) マルチツール
出典:アマゾン
- 10本組マルチ機能ツール
- 六角レンチ(アーレン キー)2 / 2.5 / 3 / 4 / 5 / 6 / 8 mm、プラススクリュードライバー、マイナスドライバー、スクリュードライバー T25 の マルチツールセット
- 折り畳みサイズ:80x38x15mm/重量130 g
ヴェロチャンピオンマルチツールは携帯性を重視した携帯工具です。
工具の種類は少な目になっているものの130gの重量に抑えています。
トルクスレンチ T25 ビットやプラスマイナスドライバーもあるがうれしいです。
TOPEAK(トピーク) ミニ 6 L
出典:アマゾン
- アルミ合金押出し成形ボディ/強化スチールツール
- 六角レンチ:2、3、4、5、6mm
- (+)ドライバー
- L66×W28×H18mm
- 73g
TOPEAK(トピーク) ミニ 6は、アルミ合金ボディを長くして、力を入れやすくした携帯工具です。
チェーンカッターはついていないものの最低限の装備で70g程度の軽量化を達成しています。
TOPEAK(トピーク) ヘキサス X
出典:アマゾン
- サイズ:L90×W40×H27mm
- 重量:170g
- 六角レンチ:2、2.5、3、4 (×2)、5、6、8mm
- インチTorx(R)インチレンチ:T15、T25、T30
- ニップル レンチ:14G、15G
TOPEAK(トピーク) ヘキサス X TOLは、ニップル レンチやタイヤレバーまでついたモデルです。
これによってパンク修理も対抗できるのがメリットの携帯工具です。
チェーンカッターもついているので、これ一つでほとんどのトラブルに対応できます。
トピーク ミニ 20 プロ ツール
出典:アマゾン
- サイズ:L76×W42×H18mm
- 重量:150g
- アルミ鍛造ボディ
- キーレンチ:2、2.5、3、4、5、6、8、10mm
- Lタイプキーレンチ:2mm(ブレーキレバーリーチボルト用)
トピーク ミニ 20 プロ ツール ゴールドは、アルミ鍛造の携帯工具です。
六角レンチを中心に構成されており、耐久性とコンパクトさを両立させているのが特徴です。
BIKE HAND(バイクハンド) 13in1 携帯マルチツール
出典:アマゾン
- サイズ・長90mm×幅40mm×高20mm
- 重量:207g
BIKE HAND(バイクハンド) 13in1 携帯マルチツールは、六角レンチやドライバーだけでなく、チェーンカッター、トルクスレンチ、タイヤレバー、そしてスポークレンチまでついている携帯工具です。
スポークレンチはマビックのみの対応ですが、ホイールのトラブルにまで対応できてしまう高機能ツールです。
まとめ
携帯工具は、携帯性を重視したものから道具の数を増やしたものまで様々です。
こういった特徴を確認して、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。そうすることで、的確に様々なトラブルに対応できるようになります。
そして、一回はその携帯工具で色々と整備をしてみよう。本当その工具がブルベでのトラブルに対応ができるのか?
そこそこの修理に対応ができるのかを、必ず自宅などで確認しておくことは本当に大切だ。出先で使い物にならないと、けっこう詰むからまじでやっておこう。
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