【結】24年RM427東京1900納沙布岬・浦河→襟裳→釧路→納沙布岬→ゴール→釧路

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RM427東京1900納沙布岬も終盤を迎えている。このあたりからサービスもなくなり、無補給区間も長くなってくる。特に浦河からえりも岬を経由して根室本線がみえてくる音別辺りまで、ほんとなにもない。

またこのエリアを走るうえで、いろいろと左右するのが風向きだ。浦河から襟裳へは南東方向、襟裳から釧路へは北向きから広尾を超えると北東の方向へ向かう。まーいつものことながら風向きなんて期待はしていない。

さらにナウマンあたりは、けっこうなアップダウンがある。これが地味に効いてくる。いずれにしても最後まで一筋縄でいかないだろう。

5/3:浦河→Day7ホテル釧路スマイル

朝ロビーに降りてくると・・・たくさんのロードバイクが駐輪してあった。部屋に持ち込んだものもあるはずだから、ざっとこのホテルに10台以上有りそう。

とにかくこの鬼門の北海道3日目を早めに出る。浦河ホテルイーストを朝4時スタート。岩本さんはもう出たっぽい。

Day6ホテル→CT11えりも岬観光センター 1543km 6時46分

なんか寒い。浦河の街を行く。

陽が上がってくる。5時ちょい前。東に向かっているので、だんだんと朝が早くなる。

5時過ぎ。セイコーマート見つけたので寄る。いつもの味噌汁おにぎり。

背中に柿の種とピーナッツ増量、ポーチにジェルを3本入れているので、襟裳超えて広尾や音別のセイコーマートまで大丈夫だろう。

とにかく寒い。風はゆるい向かい風。風が寒いので向かい風がマジでツラい。

襟裳町に到着。6時になる。

えりも岬への分岐へついた。

えりも岬が近づいてくる。

灯台が見えた。

えりも岬到着。

CT11えりも岬観光センター 1543km 6時46分。風は・・・けっこうある。西風っぽいのでこの後追い風になりそう。

北海道1300kmで2回来ているので、もー3回目だよ。北海道で自転車は・・もーお腹いっぱい。

まーお約束の看板だけ一通り写真を撮る。

晴れているけど、風は強い。この後きいた話では風速10mくらいだったそーだ。

CT11→Day7ホテル 17時15分到着

というわけで、向きが少々変わり追い風基調にはなる。

えりも黄金トンネル。北海道1300kmでは逆方向に走った。このあと、いくつものトンネルを超えていく。

やっとこトンネルが少なくなってきた。

穏やかな海岸線を走る。

フンベの滝。これが出てくると広尾までもうすぐ。

広尾の街到着。朝9時を回ったところ。

セブンで補給。満腹ポークカレー、ソフトカツゲン、プリン、レッドブル。

ナウマンに入る。ちょっとした距離、無補給区間になる。食料はそこそこある。ボトルも満タン。

岩本さんに追いつく。ちょっと眠かったので助かる。13時。

釧路まで100kmくらい岩本さんとくっちゃべりながら走る。

釧路の街がでてきた。やっとこラストも見えてくる。マジでえりも岬から釧路まで追い風基調は助かった。これが向かい風だったらホントぞっとする。

岩本さんと分かれて、17時15分スマイルホテル釧路に到着。自転車は鍵のかかる倉庫に入れてもらった。1階なので、持ち込みも楽。カバーかける必要ないので、それはそれでOK。

自転車がないと部屋が広々だなー。

いつものようにまず洗濯機を回し、その時に風呂に入り、乾燥機に移してのんびりと食事をする。やっとこ明日でコンビニご飯も終了だ。

天気予報を見ていたら・・・根室9度?今日よりも9度低いのか。まじか。

で、ベッドに寝っ転がりながら、ちょっと考えた。このホテルは2連泊で・・明日、オレはゴール後に根室駅に行って輪行して釧路へ返ってくる。たぶん同じことを考えているやつは多いだろう。

16時過ぎの根室発に乗る予定ではいたが・・・その一本前は13時34分根室発。

なんか16時過ぎの根室発は、輪行袋だらけで座れもしないのではないだろうか。それどころか1両編成の列車に乗れないなんて自体になったらマジやばい。

13時半の列車に乗るのが得策のような気がしてきた。

2時起き3時スタートで170km弱を10時間で行ければ、13時過ぎの列車に乗れるだろう。

明日は少々のんびりでいいかなと思ったが、すぐに切り替え20時半に寝た。

5/4:釧路→納沙布岬→ゴール173時間48分→釧路

予定通り2時起床、3時スタート。倉庫にはもう一台自転車あった。

ところでまじで寒いのだが・・・風も冷たいし。お腹にホッカイロを入れ、持っている衣類すべて着込む。まじか。

Day7ホテル→納沙布岬灯台 1879km 10時34分

夜の釧路の街を行く。

釧路の街を抜けるといくつかアップダウンがある。ところでマジで寒い・・・

冷たい向かい風。マジで寒いんですけど・・・早く太陽上がって。

セブンを見つけたので、小休止。いつもの味噌汁おにぎり。

5時過ぎ。とっくに太陽は上がっているのだが、東に大きな雲があり太陽を遮っている。かんべんしてほしい。

5時過ぎ。あと124km8時間弱か・・・

明るくなるが、気温はさっぱり上がらない。向かい風冷たい。マジで寒い。

根室まであと40km、ということは納沙布岬まで60kmちょい。7時過ぎ。

お、根室市にはいった。

この国道44号線と別海方面へ行く国道243号線の交差点は北海道1200kmで走った道だ。2025年は北海道1200kmをやるみたいだが、北見、別海、納沙布ルートだとこの道になるんだろうな。

厚床のセブンで小休止。いつもの味噌汁おにぎりにラテで体を暖める。もうすごい寒いんだが。

温根沼大橋。8時半過ぎ。

やっとこ根室道路の入口まで来た。RWGのルートは真っ直ぐだったけど、自転車は乗れないので左折。

納沙布岬まであと30km。えらい風が強い・・・横向かい風・・・かんべんしてー

遠くに納沙布岬のタワーが見えた。

望郷の岬公園に到着・・・あとちょっと。

これを左折すれば納沙布岬だ・・・

やれやれ納沙布岬到着。

自転車で来たのは2016年の北海道1200km以来か。去年オートバイで来ている。

時計を見ると10時半。

納沙布岬→ゴール セブン根室光洋町 1900km 11時48分

10時45分に根室駅向けてリスタート。1時間で到着をすればのんびりと輪行準備できる。

ゴールのセブンまであと5kmくらい。

ブライトン先生のルートにもゴールが見えてきた。

ゴールのセブンイレブン根室光洋町店到着。

やれやれゴールは11時48分だと・・・173時間48分かな。

オレは釧路から輪行状態のタクシーでホテル直行なので、ここで列車内でいただく乾杯ビールと酒とアテを購入する。

ゴール→根室駅→釧路駅→スマイルホテル釧路

12時15分に根室駅到着。1時間以上のマージンがある。

のんびりとビール飲みながら輪行の準備をする。

輪行の準備が終わった頃、岩本さんが駅に到着をした。やっぱりすげーなー。よく間に合ったと思う。ホントすごい。

やっぱりこの13時過ぎの列車にしてよかった。トイレ前の場所はがらがら。乗客も少なめで全員座ることができる。2時間半もあるから、余裕はほしい。

ちなみに輪行袋は4台でした。トイレ前の横シートは誰もいなかったので、本当に余裕を持って輪行袋を置くことができて、全員座ることができた。

列車内はこんな感じ。

こんなローカル線に揺られて2時間以上も輪行するなんて初めてかも。

呑み鉄本線・・だっけ?w

ローカル線にはコップ酒がよく似合うなー

地酒にしたかったのだけど、プラキャップがないので月桂冠にした。

定刻通り15時56分に釧路駅到着。

駅からタクシーでホテルへ行く。16時過ぎにホテル到着。

輪行袋なので、そのまま部屋に持ち込む。宅急便で送っておいた飛行機用輪行オーストリッチOS500に、ビール飲みながらパッキングをする。

一通り明日の準備完了をしたら、岩本さんに連絡。

岩本さんとお疲れパーティー。

いやホント完走できてよかった。

19時に岩本さんと居酒屋合流。北海道の刺し身やザンギ(鶏の唐揚げ)、バイ貝などうまかった。北海道でも釧路ザンギはウスターソースベースのザンギソースにつけて食べるそうだ。真ん中の黒い小皿がソース。

まーいろいろあったが、完走できれば水に流すというわけだろう。お疲れ様でした。

まとめ

北海道ルートは風に翻弄された感があるが、なんかいつも向かい風じゃなかったですか?オレだけですか?

まー、でもとりあえず完走できればすべてオールオッケーということになる。

しかし、いつも言っているように絶対に道中苦しかったことを美化してはいけない。そうしないと毎回のように「なーんで、こんなのにエントリーしちゃったんだよーー」と愚痴をこぼしながら走る羽目になる。

ホントにいつも思うが後悔は先に立たないし、役にも立たない。

そして今思い出したが・・・R東京代表がスタート直後に・・・「あ、ブリーフィングで言い忘れましたが、来年は佐多岬やります!!」って叫んでいた。・・・・行かないですw

R東京さん、道中出会った方々、ありがとうございました。

 

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