Day3:13年LEL1400km・Moffat→Edinburgh→Traquair→Eskdalemuir→Brampton

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朝の3時ころけたたましい音で目がさめた。ものすごい雨が体育館の屋根をたたいている。オレが出発するまでにはやんでくれ・・・と、思いながらもう一回目を閉じました。

次に起きたのは4時の起床にボランティアさんに起こされた時です。

さて、今回のロンドンエジンバラロンドンで、まずは最初の山場です。

エジンバラ折り返し前に標高の高い「Devils Beeftub」を超えます。また折り返しからも標高の高い丘を超えなくてはいけません。

Moffatまで75km

朝はいまいち食べる気がおきません。スープとバナナで朝食。

ものすごい雨だったようで、バイクもびしょ濡れです。ただ、雨雲はいってしまったようで、明るくなってきています。

けっこう手のしびれ、尻の痛みがきいてきています。そろそろアスピリン投入をする必要があるかも・・・

さぁ、がんばってエジンバラ折り返し、そして今晩もここブランプトンに戻ってくるぜ。

まずはMoffatまでの75kmをこなします。

スタートして20kmほど行った所にスコットランドのボーダーがあります。

Moffatまではモータウェイ(Mの表示 こちらの高速道)沿いを進みます。

Moffat到着。9時ころ。

だんだんと体が重くなり、動きも鈍くなって出発もズルズルと遅くなっていく・・・

さっき飲んだアスピリンでお腹が痛くなる。どうもアスピリンと相性は良くないようだ。腹が痛くなり胸焼けがする。

Moffattの食堂。

食べなきゃ走れないので、むりやりクッキーらしきものを食べる。

パンにはジャムをたっぷりぬって補給食。

今は食べられなくても途中でハンガーノックではシャレにならない。

オレの自転車のそばに、こんなビンテージ自転車が・・・これはすごすぎ。

一体いつの時代の自転車だろう。ゼッケンついているので、これでエントリーしているんだよね。

ひえええーー、すごい人がいるもんだ・・・

折り返しエジンバラへ80km

Moffatから80km走ればエジンバラへ到着。やっとこ折り返しだ。

その前に「Devils Beeftub」を超えなくてはならん。

良い天気の中「Devils Beeftub」へアタック中。斜度はあまりないんだけど、長い上りが延々と続く。

風は、けっこう横風。こんな時背中を押してくれーー

これでもか、これでもか・・と、上りが続く。

左右の風景は、これまた延々と牧場、そして羊。

エジンバラまで18マイルの表示が出てきた。峠越えて下りが始まれば、エジンバラに突入だぜ。

延々長かった峠も終わり、下りをとばす。

街中に入って行くと、これまでなかった信号で足止めを食らったりする。

やっとこエジンバラのPCへ到着。13時を過ぎている。

予定より、かなり遅いなーー

けっこうもうヤバい状態でやっとこエジンバラに到着。エジンバラPCは旗が沢山飾ってあり、歓迎ムード抜群でした。

エジンバラ

エジンバラPCの食堂。

相変わらず、アスピリンにお腹をやられていまいち食欲がわかない。

でも食べなきゃね。

ブルベカードも半分が埋まり、とうとう折り返し。

折り返し、向かい風の中Traquairへ

さぁ、後半戦突入。エジンバラを出てすぐに登りが始まる。

右手に牧場を見ながら少しずつ高度を上げていく。この区間、日本のライダーの方と一緒に登っていく。

ピーク手前にスコテッシュボーダーズの看板が。

ダウンヒル。濡れた路面のダウンヒルはちょっと気を使う。

Traquairのビレッジホールへ到着。

こちらのビレッジホールも、ホント歓迎ムード!

歓迎ケーキがありました。すごくうれしい!

LELは34カ国、1,100人のライダーが走っています。

さぁ、あとたった653kmです・・・・ケーキをいただいてがんばるぞーー

日本では中々お目にかかれない、砂糖ギンギンのケーキです。

疲れた体に超甘いケーキはうれしいです。

そうそう、スコッチのショットもおいてありました。腹にしみるw

さーて、ロンドンまであと653km・・・がんばっていこうか。

手のしびれと尻の痛さ、アスピリンの気持ち悪さにだんだんと口数も写真の枚数も減っていったりしますw

それより、今日のブランプトン、何時頃つくかな・・・・

だんだん暗くなる中Eskdalemuirへ

明日が最大の山場だけど、今日もかなりの山場。

なんといってもエジンバラを折り返すと向かい風が待っている。まだ強風は吹き荒れていない3日目の終盤をEskdalemuirへ急ぎます。

本当にこんな丘陵地帯をいくつも越えて行きました。

あんまり歓迎できない雲行き。お願いだからふらないでね。

こんな時間帯にふられると、ペースダウンはするは、GPSは見づらいは、体は冷えるは・・・いいことないから。

お願いふらないでね。

なんて言いつつ、回らない足をがんばって回す。

アスピリンが効いてくると、とりあえず足の痛みと尻の痛みが少し緩和される。

手のしびれには、全くきかないようだ。その引き換えに、この気持ち悪さ、腹痛が気分を落ち込ませる。

19時過ぎにEskdalemuirへ到着。あとブランプトンまで60kmか・・・

時速15km/hで4時間、こりゃ到着深夜だなー

とにかく、ハンガーノックしたらDNFどころか命の危険があるので食べる。

ほぼ無理やり口に押し込む。パンは補給食。

さて行こうかと腰を上げたら、外は突然すごい雨・・・

ロンドン在住、日本の方としばし談笑。早くいきたいのだけど、この雨では出るのを躊躇する。

せっかくなので励まし合いながら一緒に行きましょうと、この日本の方と同行。ホントに助かる。かなり弱ってきているのかなーオレ。

雨が上がり外に出ると大きな虹が空にかかっていた。

さぁ、残り60km!がんばっていこう!

前を引っ張ってもらう。本当に助かる。

暗くなってきた町中を抜ける。そろそろライトが必要か。

この後、トラブル発生。

夕暮れのパンクしてヘロヘロBramptonへ深夜到着

ほんとにこの時ほど、一緒に走ってくれる一がありがたいと思ったことはなかった。冗談抜きにして、もし1人だったらかなり途方に暮れたと思う。

スタートして2時間ほどたった22時くらい。

ヘッドライトもつけ、あたりを闇夜が支配し始めた、その矢先・・・・

リアタイヤが定期的な「コトコトコト・・」と感じる。

「たのむ、それだけはやめてくれーーー」と、思ったその瞬間、リアタイヤの圧が抜けていくことを覚悟した。

「申し訳ないーーーパンクですーーー」

パンク

この時ほど、自分の運の悪さを感じたことはなかったけど、同行者がいることで、精神的に持ちこたえられたのかもしれない。

早くPCにつきたい、そして22時を回ってあたり真っ暗なのに、なぜにパンク修理????

考えるよりも体が、まずは動いてくれたことがホントよかった。

バイクひっくり返して、予備チューブを取り出す。リアタイヤはヘブンウィーク走ったタイヤなので、念のため新品へタイヤも交換する。

パンク

リアタイヤが25C→23Cとなってしまうが、新品のほうが安心。タイヤをしっかり見て確認する余裕や明るさがない。

交換はスムーズに出来たが、エアを入れる手が動かないので、ここで手伝ってもらった。本当に同行者がいるとありがたい。マジで助かった。

パンク修理、どのくらいかかっただろう。20分くらいだろうか。手押しポンプで入れたリアタイヤの空気圧は測る術もなく、暗闇の中をスタートする。

次パンクしたら、けっこうヤバイな・・・・

途中ライトトラブルというリカンベントを加え、3台でブランプトンを目指す。

なんとか23時半過ぎにブランプトンに到着。もうへろへろ。

お礼を言って、寝る準備にかかる。深夜到着なので、案の定ベッドの空きがない。0時半にベッドが空くというので、それを待つ。

やることはたくさんある。

シャワーを浴びて、明日の準備。食事はしたいがアスピリン効果で食欲なし・・・

着替えて、食堂へいく。なんも食べたくないな・・・0時半になったのでベッドに向かう。

明日は5時半おき。そして明日が最大の山場。何時にマーケットラセンへ帰ることができるだろう。

 

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