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ロードバイク用のフレームバッグを見ていこう。ロードバイクの積載量を増やすバッグとしてはサドルバッグが一番に挙げられるが、このフレームバッグはかなり使いやすい。
このところ距離の長いブルベではフレームバッグがお気に入りとなっている。
ブルベやロングライドで、まだフレームバッグを使っている人はあまり多くない。しかし、フレームバッグにはメリットがある。なんといってもロードバイクのフレームセンターに荷物を置けるというマスの集中化と低重心化がはかれる。
ブルベは荷物がけっこう多い。それもかなりの重量物を持つこともある。それら重たい荷物、例えば工具類、エアポンプやモバイルバッテリー、最後までとっておきたい液体系補給食。
それらをフレームバッグの下の方に入れておくと、かなりの低重心化がはかれる。通常はサドルバッグだが、サドルの位置はバイクの一番高い位置。
フレームバッグにすれば、重たいものがトップチューブ下、フルサイズのフレームバッグを使えばBB付近まで荷物を下げられるなどなど、なかなかよくね?
まずはフレームバッグのメリットや隠されたデメリット、さらにフレームバッグの選び方などを見ていこう。
この記事の目次
- 1 フレームバッグのメリット
- 2 フレームバッグのデメリット
- 3 フレームバッグの選び方
- 4 フレームバッグはフレームサイズのチェックが大事
- 5 防水性能は必須
- 6 フレームバッグの容量は大きくない
- 7 荷物をたくさん詰めるとペダリング干渉する
- 8 ドリンクボトルが取り付けできないことも
- 9 おすすめフレームバッグ11選
- 10 レザイン(LEZYNE) 大型フレームバッグ FRAME CADDY 2.5L
- 11 ROCKBROS(ロックブロス)フレームバッグ 防水 3L
- 12 イベラ 自転車用 トライアングル型バッグ:3L
- 13 トピーク ミッドローダー フレームバッグ:3L
- 14 フェアウェザー フレームバッグ:3.5L
- 15 オルトリーブ フレームパック:4L
- 16 トピーク ミッドローダー フレームバッグ:4.5L
- 17 イベラ 自転車用 トライアングル型バッグ:5L
- 18 ブラックバーン アウトポストフレームバッグミディアム:5.8L
- 19 オルトリーブ フレームパック:6L
- 20 ブラックバーン アウトポストフレームバッグミディアム:6.95L
- 21 まとめ
フレームバッグのメリット
出典:アマゾン
- フレーム内に収まるので、コンパクトにグッズが収納できる
- 空気抵抗が非常に少なそう
- タイヤからの雨や泥の影響を受けにくい
- 目の届くところにあるので管理がしやすい
- 走りながらグッズや補給食を取り出せる
- サドル・フロントバッグより低い位置なので低重心化できる
フレームバッグはかなりメリットがある。使ってみてはじめてわかった。ちょっとした重量物やひんぱんに使うアイテムはフレームバッグに入れておくと助かる。
常時使わないアイテムや予備パーツ、工具類はフレームバッグの前の方に。補給食や常時使いたいものなどはバッグの後方に配置している。
携帯ポンプなども手軽にフレームバッグに入れることができるのもうれしい。
フレームバッグのデメリット
- 小さいフレームには取り付けられない
- フレームにピッタリのサイズが見つけにくい
- ボトルケージと干渉する場合が多い
- ドリンクボトルが取り出しにくくなる
- フルサイズのボトルが入らない
- フレームバッグが膨らむとペダリングで足と干渉する
- 取り外しが簡単にできない
- けっこうフレームに傷がつく
ロードバイクのフレームにピッタリ合うサイズのフレームバッグを探すのが最大の難関。
またフレームバッグを取り付けると、ほぼ間違いなくボトルはショートになり、走りながらボトルを取り出すのが難しくなる。
さらにフレームバッグは常時フレームと接触をしているので、けっこう擦れます。なので、養生テープなどでフレーム保護しないと傷がかなり付きます。
そんなメリット・デメリット満載のフレームバッグの各社から出ている2L程度からのおすすめをチェックしてみよう!
フレームバッグの選び方
フレームバッグ選びは慎重に行う必要がある。サドルバッグであれば、サドルとリアタイヤクリアランスのチェックで取り付けられるか確認ができるが、フレームバッグはそうはいかない。
その理由として、フレームの内側に装着するという形式をとっているフレームバッグはフレームサイズに大きく影響をする。数あるバッグ類の中で一番慎重になるフレームバッグの選び方をチェックしてみよう。
フレームバッグはフレームサイズのチェックが大事
出典:アマゾン
フレームバッグを選ぶ上で一番大切なのはバッグのサイズとなる。なぜなら自転車のバッグ類の中で唯一バイクの内側に取り付けるものだから。
そうなるとフレームの大きさにより取り付けられるバッグが出てくる。フレームバッグはサイズが合わなければ物理的に取り付けをすることができない。
特にフレームバッグの全長のチェックは大切になってくる。
防水性能は必須
フレームバッグの防水性能は必須です。なぜならサドルバッグなどと比べレインカバーなどがかけられないから。
案外とフレーム内にバッグは収まっているので雨の影響は他のバッグに比べ少なめ。しかし、ブルベとなると一昼夜雨天ということも珍しくない。
必ず防水性能があるフレームバッグを選ぶことおすすめをしたい。
フレームバッグの容量は大きくない
フレームバッグの容量は、見た目よりも大きくない。幅などはいいところ5、6cm程度だ。長さはフレームサイズによるが大体40cm程度。深さは10cm程度だろうか。
この中に入るものといえば、一番に上げたいものが携帯ポンプやモバイルバッテリー、工具ツール類、補給食だろう。
容量の大きくないフレームバッグではあるが、その積載位置はバイクの重心を大きく下げる。なので、質量の大きいものを入れると良いと考える。
荷物をたくさん詰めるとペダリング干渉する
出典:アマゾン
フレームバッグはその取り付け位置からもわかるように、大量の荷物を無理やり詰め込むことには向いていない。
サドルバッグやデイパック系であれば、多少の荷物詰め過ぎは問題ない。さらにバッグ外側にストラップなどで取り出しやすい荷物を取り付けることもあるだろう。
しかしフレームバッグは、荷物の詰めすぎでふくらませることはNGだ。なぜなら膨らむのは横方向のため、フレームから飛び出るともろにペダリングに影響をするから。
ドリンクボトルが取り付けできないことも
出典:アマゾン
フレームバッグはその形状や大きさによりボトルケージの取り付けができない場合が多々ある。
冒頭の画像でウチのロードバイクはギリギリフレームバッグとボトルケージ2つが共存できている。しかし大きいフレームバッグだったり、小さいフレームの場合ボトルケージの共存は難しくなる。
具体的にはダウンチューブ側のケージはなんとかなってもシートチューブのボトルケージは付けられないことが多い。
もしフレームバッグを使い、ボトルケージを2つ以上取り付けたい場合は「シートバッグスタビライザー」などを使う必要があるだろう。
おすすめフレームバッグ11選
フレームバッグの各社いろいろなものが出ている。これだけたくさんのフレームバッグがあれば、あなたのロードバイクにフィットするバッグもあると思う。
まずはサイズ感と容量をチェックしてみよう。
レザイン(LEZYNE) 大型フレームバッグ FRAME CADDY 2.5L
出典:アマゾン
- 重量:284g
- カラー:ブラック
- 容量:2.5リットル
- フレームに合わせて調整できる6か所のベルクロストラップで確実に固定できる
- ジッパー部分はカバーがつけられ、脚に触れても気にならない
ROCKBROS(ロックブロス)フレームバッグ 防水 3L
出典:アマゾン
- シームレス技術で隙間なしの全防水フレームバッグ
- フレームバッグに五つのベルクロ式ストラップがあり、しっかりと固定でき、サイクリング中のゆれを減らします
- 【取り出しも便利】ジッパーは側面に設置して、物の出し入れのは便利です
- 【規格】S(新型):サイズ約40*12.5*6㎝
- 重量: 約195g
イベラ 自転車用 トライアングル型バッグ:3L
出典:アマゾン
- Mサイズ
- 寸法:31 cm x 21cm x 6 cm
- 容量:3 L
- 重量:133 g
トピーク ミッドローダー フレームバッグ:3L
出典:アマゾン
- サイズ:L375×W60mm×H120mm
- 容量3L
- 重さ:277g
- 材質:ポリエチレン/ナイロン
- トップチューブ取付可能径:45-66mm
- ダウンチューブ取付可能径 : 38-70mm
- シートチューブ取付可能径:28-60mm
フェアウェザー フレームバッグ:3.5L
出典:アマゾン
- 素材:ナイロン
- 容量:約3.5L
- 重量:約209g
- サイズ:長さ47cm、高さ12cm、幅8cm
オルトリーブ フレームパック:4L
出典:アマゾン
- サイズ : H24×W40×D6cm
- 容量 : 4L
- 重量(カタログ値) : 186g
- 耐荷重 : 3kg
トピーク ミッドローダー フレームバッグ:4.5L
出典:アマゾン
- 材質:ポリエチレン/ ナイロン
- サイズ:L460 x W60 x H120mm
- 容量:4.5l
- 重量:200g
↓オレが愛用をしている「トピーク ミッドローダー フレームバッグ:4.5L」を以下のページでレビューしているので、合わせてみてほしい。
イベラ 自転車用 トライアングル型バッグ:5L
出典:アマゾン
- Lサイズ
- 寸法:40 cm x 28 cm x 6 cm
- 容量:5 L
- 重量:208 g
ブラックバーン アウトポストフレームバッグミディアム:5.8L
出典:アマゾン
- 重量:380g
- サイズ:L420mm X W65mm X H160mm
- 容量:5.8L
- 多種多様なフレーム形状、およびサイズにフィット
- 簡単な付け外し
- 高い防水性能
- 内部の仕切りと外部の収納ポケット付き
- ハイドレーションホース用の穴付き
オルトリーブ フレームパック:6L
出典:アマゾン
- サイズ : H29×W50×D6cm
- 容量 : 6L
- 重量(カタログ値) : 232g
- 耐荷重 : 3kg
ブラックバーン アウトポストフレームバッグミディアム:6.95L
出典:アマゾン
- 重量:400g
- サイズ:L480mm X W65mm X H160mm
- 容量:6.95L
- 多種多様なフレーム形状、およびサイズにフィット
- 簡単な付け外し
- 高い防水性能
- 内部の仕切りと外部の収納ポケット付き
- ハイドレーションホース用の穴付き
まとめ
各社よりかなりの数のフレームバッグがでていたことは、ちょっとした驚き。これだけの数があるのなら、少しは浸透してもいいのでは?そう思ってしまった。
しかし、フレームバッグを付けることに寄る最大のデメリットがボトルゲージを使えなくなることとなるだろう。高さのないフレームバッグであれば、なんとか使えるかもしれないが、それでも使いにくくなるであろう。
またフルサイズのフレームバッグを利用してハイドレーションシステムをフレームバッグに内臓するのもよいかもしれない。
こうやって、またサドルバッグ→フレームバッグ(いまココ)→もとへ戻る・・・というバッグ難民になるんだろうね。
↓2018年より使い始めたフレームバッグ、トピークミッドローダー4.5Lの詳細レビューは以下よりご覧ください。
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