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PBP パリ・ブレスト・パリではどこで、どのように仮眠をとるのだろう。PBPに限らず海外のRM1200kmブルベを走る上で、やはり心配になるのが寝場所だろう。
そう仮眠所。小さい各国のRMであれば、ある程度人数分のベッドが用意されている場合が多いので、あまり心配はない。
しかし、6000人を超える人数のPBPに関して言うと、ベッドの数は限りがあり、オレの寝床はあるだろうか・・・不安になるだろう。
まぁ、心配ご無用ということで、今日はPBPはどんなところで寝るのか?どんな感じで雑魚寝をしているのか画像を交えてお伝えしよう。
この記事の目次
PBPのベッドは確保できる?
まずPBPにおいてベッドは確実に確保できるのだろうか。
結論を先に言うと問題なくベッド確保できる。往路ルデアックではかなり混むがベッド自体は相当数ある。なのでかなりのピークタイムでない限りベッドが確保できないということはない。先に到着したライダーは、どんどんと出ていくので、そのあたりも心配ない。
そして往路ルデアックを通過すればライダーはかなりバラけるので、その先ベッド確保について心配する必要はなくなる。そもそもベッド受付が面倒になってフロアとかで寝るようになる可能性も高い。
それではルデアックを例にどのようにベッドを確保するか見ていこう。
まずベッドのあるコントロルーでは上記のサインのようにベッドがある旨記載されている。その矢印にすすめばベッドの受付を見つけることができる。
こちらはルデアックのベッドの受付。こちらでベッド番号と起床する時間を伝えお金を払う。壁のサインにあるようにベッドは5ユーロ(2019年)だった。
受付で起床時間を伝えると係の方が起こしに来てくれる。結構並んでいる場合があるが、ここはしっかりと並んでベッドを確保してしまおう。
もし食事やシャワーに行きたい場合でも先にベッドを確保しておくことをオススメしたい。ベッド確保して起床時間も伝えておけば、その後は食事をしようとシャワー浴びようと余裕が生まれるというものだ。
ただ、もしおそろしく混んでいる場合は、さっさと見切りをつけてフロアで仮眠をしてリスタートする決断をする必要がある場合もあること心に留めておこう。
PBPではどこで寝るの?
PBPではコントロールにおいて、かなりの数のベッドが用意されている。なので前述のようにベッド確保を心配する必要はない。
またベッド受付が面倒だったり、30分ほどの仮眠を取りたいときなどはベッド確保などをしないでフロアや廊下で寝たりしてしまう。PBPのライダはーどんなところで寝ているのだろう。チェックをしてみよう。
コントロールのベッドで寝る
一番安心をして寝られるのがコントロールのベッド。その最大のベッド数を誇るのが、このルデアックのコントロールだろう。
2019年では往路は448km地点、復路(448km+328km=)776km地点であった。
行きは、スタートして夜明けをむかえ、夕方から夜にかけて到着をすることになる。18時スタートすると24時間で18時到着。たぶん4-6時間ほど滞在をして深夜0時ころリスタートするだろうか。
ベッドは非常に快適。時間を指定すると起こしてくれる。起こす時間も非常に正確だったよ(オレの場合は)。
ちなみにこれが日本のドロップバッグとなっている。このドロップバッグが往路、復路で使えるので、1泊目とブレストから帰ってきての2泊目はルデアック以外は考えられないだろう。
ちなみにドロップバッグサービスを頼んだ場合、自分のバッグ番号はどこかに控えておこう。300個くらいバッグがあり探すすべはバッグの番号しか無い。
食事もシャワーも充実をしている。唯一滞っていたのがトイレね。絶対に順番待ちで(大の方は)5分位待つ。
ルデアックのコントロールでテントが張ってあった。これはけっこうありかも。また奥の方でシュラフに包まっているヤツもいる。ベッドに限らず室内は非常にうるさいというのが問題となるので、寒さとトレードオフで静かな場所というのはよいかもしれない。ただ冬キャンプの装備が必要と考える。
行きでテント張って、張りっぱなしでブレストをターンして帰ってくれば、すごいいいかもしれないw・・・可能かどうか許可されるかどうかはわからんけど、ありっちゃあり。
ちなみにコントロールにはこのようにどのようなサービスが提供されているかの表示がある。
ここも食事、ベッド、シャワー、トイレが有る。ここはQUÉDILLAC。
コントロールのフロアで雑魚寝
ルデアック以外でのちょっとした仮眠はコントロールの食堂で寝っ転がるのが良いだろう。
ほとんどのレストランフロアは、このように雑魚寝となっていた。
フロアの隅っこは特等席となっている。復路などどこのコントロールも難民キャンプ状態になっていた。
手足を伸ばせる場所を確保できれば、ちょっとした仮眠には一番いいだろう。暖かいしね。
フロアは普通のフローリングと、このようにカーペットのところもあった。寝心地は断然カーペット系のフロアが最高によかったこと付け加えておく。
道端・公園・私設PCで寝る
フランスの真夏だけど、日中は晴れるとかなり気持ちがいい。しかしこの画像のように早朝に道路脇で寝ているヤツも何人も見かけた。ちょっと大丈夫かと思うような行き倒れ状態ではある。
郊外や街の外れには、芝生が広がっている場所や公園などもあり・・・オレも何回か寝っ転がったよ。
これはFOUGÈRESのコントロール。
行きで275km付近。大体次の日のお昼ころ到着をするので、お昼寝にちょうどよい。
きれいな芝生が広がり、みんな寝転んでいた。
これは私設コントロール。こんな快適そうな私設PCがいくつもある。芝生のところがけっこうあったので、端っこで寝転ぶことできる。道端に寝るよりも安全だろう。
行きのルデアックまであと少しという地点。
街中にあるベンチでも寝られた。バイクが置いてあり、寝てればけっこう安心。
眼の前はバイクの群れが途切れなく走っている・・・
仮眠・睡眠の時、持っていると良いもの
PBPにおいて、いろいろなところで仮眠をすることになるかと思うが、気をつけるのは夜はかなり寒いということ。さらにコントロールでは当然だけど仮眠所以外は電気は消されず、うるさいということになる。
そのため、サバイバルシートとアイマスク、耳栓は必須と考える。
このような安いサバイバルシートを複数持って、その場で捨てていくことにする。たたむの面倒だから。1枚100円程度なら躊躇なく捨てられる。
あと絶対に導入をしたいのがホットアイマスク
とにかく夜は寒いので、暖かいものがほしいのよ。
耳栓のポイントは複数持つこと。当たり前だが耳栓は片方なくすと、まったく役立たずだ。安いものでいいので、複数持つこと。
ただサバイバルシートにしてもアイマスクにしても耳栓にしてもあまりにも仮眠が快適だと寝過ごすことも十分予想される。目覚ましアラームなどで起床時間はしっかりと管理をしたい。
まとめ
PBPパリ・ブレスト・パリでの寝場所、ベッド確保、仮眠所に関しては、そんなに心配をすることはない。ものすごい数のライダー数に対して、寝る場所の確保はかなり容易と考える。
特に復路となるとかなりライダーはバラけ、ベッドの確保も容易だし、どこのコントロールでも雑魚寝くらいなら簡単なのだ。
ベッド仮眠でもフロア雑魚寝でも快眠できるよう、今のうちから対策やグッズを吟味しておくことおすすめするよ!
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