22年【RM812 北海道1300km】後半:追い風の襟裳、太平洋

記事はプロモーションが含まれています

RM812 オホーツク 1300km 北海道の前半戦はとにかく稚内から網走までのオホーツク区間の向かい風が恐怖であった。1週間くらい前から天気予報や風予報を見ていたのだけど・・・いつまでたっても2、3日目の向かい風状況が変わらない。

今どきの天気予報精度は本当にすごいということを目の当たりにした。その日になっても全く予報変わらずオホーツクは予想通り向かい風になった。

紋別へ向かう3時間くらい前にその強風がやんだことがマジで救いであったが、3日目もまたもや向かい風の洗礼を受けながらのスタートとなる。

釧路まで行けば追い風になる・・・それを心の支えにして3日目を走り出したのである。

Day3(8/3)ホテル摩周202/803km 17時到着

紋別セントラルホテルを少し遅め5時にリスタート。朝から路面びっしょり・・・昨日ドライヤーで乾かしたシューズがあっというまに・・またしっとり。

ただ今日はホテル摩周まで200kmのボーナスディ。できるだけ早く宿に到着をしてゆっくりと休息に当てたいと思っている。

CH6:カニ爪オブジェ:2/603km 5時15分

スタートしてすぐ、紋別、街の外れにある道の駅のカニ爪オブジェでCH6ゲット。

すぐにリスタート。次の能取岬までは100km以上ある。

CH7:能取岬:113/716km 11時10分

こんな感じで雨上がりの路面びっしょり。

サロマ湖を横目に見ながら網走を目指す。

やっとこ路面乾くけど・・・今日もなんか向かい風。スマホで風予報見ると、この後南風になって弟子屈までずっと向かい風・・・まじで?

疲れてきた。出てきたヤマザキショップで休憩。9時。

外に出ようと思ったらトイレ前にシートが有り、食べてもいいと許可を得る。消費税もいらないとのこと。うれしい・・・

能取岬めざす。ちょっと晴れてきたかな。でも向かい風。

やっとこ能取岬への曲がり角。

岬へダウンヒル。

能取岬到着。113kmを6時間程度なのでまーまーかな。今日はあと小清水の峠含む約90kmで終了。早く宿についてのんびりしたい。

CH8:ハイランド小清水:55/771km 15時30分

網走の街中を行く。

カレーが食べたかったので・・・カレーショップ探すのも面倒なので、いつもの通りコンビニご飯。

大空町。

ハイランド小清水をめざす。

おっ!晴れてきた。もしや展望台から屈斜路湖見える?

しかし峠近づくに連れ・・・安定の霧の中。

ハイランド小清水到着。やっぱり安定の真っ白。

CH8ハイランド小清水 771km 15時30分到着。170kmを10時間弱・・・かなり遅くなってきているな。とにかく今日はこれでダウンヒルすれば、弟子屈で終了。さっさと行く。

ダウンヒル途中で屈斜路湖が見えた。展望台で写真を一枚。

弟子屈のホテル摩周到着。時計を見ると17時ちょい前。まーまーな時間に宿に到着をできた。

すぐに荷物をおろし、バイクをきれいに拭いてエアを入れ直す。チェーンもきれいに拭いて新しいチェーンオイルを塗布し直す。ホントゆっくりと気を緩めることができるのは今日だけかもしれない。

この「 ホテル摩周 」は温泉がありとてもステキな宿だ。以前2015年PBP1000km、そして去年の北海道1300kmで泊まったこともあり、今回で3回目。

バイクも部屋へ持ち込みOK。タイヤやハンドル部など壁や畳に当たるところはテイッシュでカバーしているよ。

たぶん普通の方はこの3日目を釧路まで行くスケジュールを組んでいる方が多いと思う。オレはこの中日を距離短めで早めに宿について後半に備える作戦をしてみた。

3日目弟子屈でも釧路でも最終日は浦河か静内と思うので、中日に精神的にも体力的にもリセットしたい方はこのホテル摩周を検討してみてはどうだろう。

夕飯は2500円で部屋食にしてもらえる。おひつオカワリOKでもちろんもう一つ大盛りでいただいたw

当然温泉で、ゆったり風呂に入り18時からのんびりと夕飯を食べられる。21時には就寝できれば、次の日の襟裳岬経由浦河までの300kmもこなせると思う。

Day4(8/4)浦河イン316/1119km 20時30分到着

朝3時おき。予定通り3時半にはスタートできたけど・・・ポケットに挿してあった部屋の鍵を置き忘れ数キロ走って気がつく。鍵を返しに戻り時間ロス。もったいない。

CH9:釧路市 幣舞橋:75/877km 7時45分

釧路までの道のり・・・実は地味にアップダウンがすごくて結構キツイ。

あまりに寒い。ただウィンドブレーカーを着ると汗だくになる。なのでお腹を冷やさないようにホッカイロを貼り付ける。釧路市街で捨てればいい。

この北海道1300kmの気温計で最低気温を記録。14度。風がほとんどないので強烈には寒くないのが助かる。

朝6時を過ぎたのでセイコーマートが開店する。あたたかいカップうどんで朝食。

釧路までのアップダウン区間がやっと終了。釧路の町へ突入をする。

チェックポイントまでもうすぐ。

弟子屈をでて釧路までの道のりが、これまた難儀した。けっこうなアップダウンが延々と続く道。

CH9:釧路市 幣舞橋 877km 7時45分に到着。74kmを4時間ほどかかっている。平均時速20kmをちょい割っているがそんなに悪くない。

幣舞橋をターンして襟裳岬を目指す。ガーミンをセットすると189km・・・きびしいな。今日はコレに加え襟裳岬から浦河まで約50kmもありトータル240km弱の工程となる。

朝8時スタートで約240km・・・できれば21時前にホテルに着きたい。

CH10:襟裳岬風の館:189/1066km 17時50分

釧路の街をあとにする。

休憩。時計を見ると9時。釧路の街あたりよりそこそこよい追い風基調。たすかる・・・

ラーメンを頂く。この味わいカルピスフルーツミックスおいしい。

音別にあるコンビニから広尾までマジでなにもないので、かならず補給食と水は満タンで備えてほしい。

で、この広尾までの工程がまたアップダウンが結構あって難儀する。

そしてこのあたりで追い風弱まる・・・まったく向かい風はいつも強風のくせに追い風の時は微風になりやがる・・・

コンビニなどほとんどなく100km程度サービスがないと思っていい。

この途中にあった寺島商店には自販機やトイレが併設されていた。広尾の街から40km弱手前だったはず。

このような公衆トイレや自動販売機が出てきたら迷わず寄ると良いかもしれない。公衆トイレなどは目視で4箇所ほど見た。

広尾の街到着。

セブンによる。

うどんとソフトカツゲン。

フンベの滝へ。

えりも町に入る。

百人浜辺りまで来る。あと少しで襟裳岬。

襟裳岬へ至る上り坂。

襟裳岬到着。CH10襟裳岬風の館1066km 17時50分 約190kmを10時間弱で到着できたのは助かった。

あとはホテルへ急ぐのみ。この4日目である襟裳岬をクリアすると、完走がぐっと近づく気がする。

19時。まだ視界がある。あと1時間ちょいで浦河到着するだろう。

浦河の街に到着。ところでまだ20時過ぎなのに人通りがほとんどない・・・街はきれいなのにな。

浦河イン 」に到着。バイクは部屋持ち込みOKいただけました。

この宿には2個目のドロップバッグ宅急便をおくってあったので、早速ウェア類を引っ張り出す。そして洗濯物の他、最終日に必要ないであろう予備のバッテリーやヘルメットヘッドライトなどを箱に入れる。

バイクが最終日を迎えるに当たり、かなり軽量化された。明日は雨もない予報なのでレインウェアなども外してよかったかもしれない。

チェックポイントも全てクリアしているので、あとは明日18時までに太美へ帰れば完走になるかもしれない。

22時前には就寝。

Day5(8/5)ゴール・セブン当別太美店:1309km 15時27分

最終日は200km無い工程ではあるが、念には念を入れて4時起床の5時前にスタート。

こんな曇の日のほうがロードバイクは走りやすいかも。

コンビニ休憩。7時。スタートしてちょうど2時間。あと150km弱。

牧場の中を駆け抜ける。

千歳に入る。

飛行機が着陸体制でこっちへ来る。

10時休憩。もう2時間毎に休憩しないともたないw

カレーを頂く。うまい。味わいカルピスも結構のんだなー

もう走っているときの画像がほぼないw

12時半。あと50km弱。

へろへろルーチン2時間毎のお休み。というより残り20kmで、もうちょっと楽しみたいのでカフェタイム。

へろへろ石狩に帰ってきた。

ガーミン先生にもゴールが表示されている。

太美の街に戻ってきた。

ゴールのセブンイレブンに到着。

やれやれゴール。15時27分。ということは・・・106時間27分かな。

撤退準備とさよならパーティー

前泊で泊まった万葉の湯へ16時にもどる。15時過ぎているのですぐにチェックインOK。

預けた荷物を引き上げすぐに輪行準備。

約1時間で輪行準備完了。

風呂に入って部屋でさよならパーティーを小さく行う。とにかく無事に何事もなくゴールできてうれしい。本当によかった。

成田行きジェットスターは千歳空港14時過ぎとなっている。太美駅9時半ころの電車に乗る。千歳空港に12時前に到着して家族おみやげを買う。

ルタオやらロイズやら六花亭やらサッポロクラシックやらいろいろリクエストが入ってた・・・

まとめ

成田空港に無事到着。17時前には駐車場の車に戻ることができた。その後無事自宅へ到着。

これにて2022年北海道1300kmは終了。AJ北海道さん、道中あったライダーの人たち、関わっていただけたすべての方々、本当にありがとうございます。北海道楽しかったです。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でyasu@ブルベ人中の人をフォローしよう!

↓↓ワンクリックです。ぜひ記事を評価してください。

1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (8 人の評価, 平均: 4.88 out of 5)
読み込み中...
こちらも見てみませんか?