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24年RM427東京1900納沙布岬もなんとか2日間を無難に乗り切った。しかし左ふくらはぎが痛くなったり、ボトルなくしたりボトルケージ壊れたりしてのトラブルでちょこっとハンディキャップをもらうが、まだまだ序盤。
RM427東京1900納沙布岬を前半と後半に分けるのであれば、間違いなく津軽海峡だろう。
この1900kmの前半戦のポイントはなんといっても三陸をどうやっつけるか、そして北海道に渡るところにあると考える。ここを新幹線で渡る人もいれば、フェリーを選択している人もいるだろう。時間が合えば新幹線がよいかもしれないがことはそう簡単ではない。
新幹線は函館まで1時間半程度。早く到着をするが輪行をやる必要があるからだ。輪行前後での自転車分解組み立ては地味に負担になる。フェリーはそれがない。
フェリーは4時間。新幹線の最終は22時32分。色々と考えさせられる4日目だし、それにリーチするため3日目は本当に大切と思う。
またDNFをするなら本州内のほうが傷は浅くてすむことも見逃せない。そんなオレもネガティブオーラー全開で3日目スタートをする。
この記事の目次
- 1 4/29:多賀城→Day3ホテル宮古セントラル熊安 246/790km
- 2 Day2ホテル→CT4 ファミマ石巻 585km 6時11分
- 3 CT4→CT5 宮古駅 791km 18時12分
- 4 CT5→Day3ホテル 18時40分到着
- 5 4/30:宮古→Day4ホテル法華クラブ函館 269/1051km
- 6 Day3ホテル→CT6 東山魁夷 道の碑 933km 10時43分
- 7 CT6→CT7 セブン青森石江三好 1050km 17時23分
- 8 CT7→JR新青森駅 17時36分→新幹線(新函館行き18時41分乗車)
- 9 CT8 セブン五稜郭→Day4ホテル 1050km 21時35分到着
- 10 まとめ
4/29:多賀城→Day3ホテル宮古セントラル熊安 246/790km
とりあえずここまでなんとかやってきた。今日も3時起きの4時スタートで宮古のホテルを出発する。
Day2ホテル→CT4 ファミマ石巻 585km 6時11分
松島で日の出を迎える。
ブルベで観光なんてしない。どこもよらない。とにかく前に進む。
CT4 ファミマ石巻 585km 6時11分到着。ホテルを出て約40kmを2時間ちょい。朝一出だしとしては問題なし。
いつもの海苔味噌汁に塩おにぎりを投入する。
さて次行こう。
CT4→CT5 宮古駅 791km 18時12分
三陸エリアに入る。
あちこちにこのような津波ラインの看板が立っている。
南三陸町にはいる。
津波に襲われて残っている建物。そしてその周りを防波堤が囲っている。
気仙沼に入る。とにかく街に下り、また小さなアップダウンを越えて街に降りるを繰り返す。
気仙沼の街。
気仙沼のコンビニでちょっと休憩。今回も麺系などの小麦粉はできるだけ取らない。基本ご飯。
お、看板に青森の距離が出てきた。
岩手県に突入。676km地点。
陸前高田に降りる。津波の襲ったエリアはきれいに整備されているが、住宅街などはない。
陸前高田にある「下宿定住促進住宅」です。下宿定住促進住宅を襲った津波の高さは14.5m。なんとこの建物の最上階5階の床面まで達したとのこと。まじか。
大船渡市に入る。
大船渡で休憩。イートインがあると迷わず消費税10%はらう。餅系スイーツが半額だったので手に取る。まだお昼だけど、ちょっと眠いのでモンスター投入。
三陸の道は無限アップダウンもそうだけど、無限トンネル。三陸トンネル。
羅生トンネル。
釜石に入る。14時半。
石塚トンネル。これをぬけると釜石市か・・・
釜石市。
トンネルがあると、登る標高が少し減るので助かるけど、あまり安全ではないよね。
三陸はどこの街もこのような巨大な防波堤で囲まれている。海はほとんど見えない。
やっとこ宮古についた。道を走っていると巨大なマンション??とおもったら船だった。
宮古に18時到着。宿もここ。港には ロイヤルプリンセスが止まっていた。初寄港だそーだ pic.twitter.com/qhKkVGqX3U
— yasu@キャンカーにCB125R乗っけてる (@denden_gogo) April 29, 2024
CT5 宮古駅 791km 18時12分到着。明るいうちに着いた。
246kmのルートだったけど、やっぱり14時間以上かかった。でも明るいウチについて本当に良かった。
CT5→Day3ホテル 18時40分到着
途中ほかほか弁当とスーパーで惣菜をひろってホテルへ到着。18時40分。
そっこーランドリー直行。洗濯機を回している時に風呂に入って、乾燥機に突っ込んで夕飯をいただく。とりあえず19時すぎに食事取れると、ちょっとゆっくりと食べることが出来る。
ホッとする時間かもしれないし、ちょっとだけゆったりできると助かる。明日は本州ラウンドの正念場。何としても18時台の新幹線に乗る予定だ。
なので2時半にはホテルを出発したい。20時就寝。
4/30:宮古→Day4ホテル法華クラブ函館 269/1051km
1時40分起床、2時半にはホテルを出発できた。けっこうツラい・・・
気温はそこそこあるのでウィンドブレーカー無しでスタート。
Day3ホテル→CT6 東山魁夷 道の碑 933km 10時43分
途中の気温計が12度だった。湿気があるのかあまり寒くないけど・・・雨が降り始める・・・かんべんしてくれ。
国道45号線の最高地点380mの閉伊坂峠。841km付近。
たぶん今回の1900kmのルートでも最高地点。
途中屋根が有りベンチと自販機あるので、ここで小休止。寒くなってきた。雨も止まない。
ここで初めてモンベルレインジャケットを着る。
ちょっと・・・いやけっこう寒いので缶コーヒー2つ買って手を温める。
やっとこ久慈に降りてきた。久慈のコンビニで小休止。8時過ぎ。
なんか昨日話した何人かが、この久慈まで走ると言っていたけど・・・無事ついたのだろうか。
なんとか三陸終わったようだが、細かいアップダウンはある。海岸線を東山魁夷 道の碑めざす。
CT6 東山魁夷 道の碑 933km 10時43分到着。
雨も降ったり止んだり。風も微妙に向かい風。なんかいつも向かい風。
CT7の青森セブンまで約120km・・・18時過ぎの新幹線まで8時間のマージン。いけるだろう。
CT6→CT7 セブン青森石江三好 1050km 17時23分
サイコンが一周回って0になった。
八戸のコンビニで小休止。八戸には15時半ころ到着。
グルメなどあるようだが、そんなものには目もくれない。とにかく前に進むw
で、誰かが三陸を終わって八戸いけばフラットって言っていたようだが・・・そんなわけ無い。
広域農道の無限アップダウンは本当に疲れた・・・三陸終わったという気持ちがあったので、その後に出てきたこのアップダウンはマジでキツかった。
さらにかなりの雨で体も冷えた。
冗談抜きで・・・ケチらずにモンベルのゴアテックスレインジャケットを買ってよかったと、本当にこの時思った。
広域農道の無限アップダウンを超えて、やっとこ国道4号線に合流。1020km地点。15時20分。
やっとこ青森市内。
CT7 セブン青森石江三好 1050km 17時23分到着。
新幹線の時間まで1時間以上のマージン取れた。ちょっとホッとした。
CT7→JR新青森駅 17時36分→新幹線(新函館行き18時41分乗車)
青森駅到着。17時36分。のんびり輪行準備できる。
18時41分の新幹線にのれた。チケットを買って輪行準備。
ここでトラブルが・・・リアタイヤがパンクしているようだ。それもスローパンクみたいで、エアは抜けきっていない。ラッキーなのは新青森駅まで到着できたこと。
とにかく新幹線に乗る。
青函トンネル初めてだなー。
通路でパンク修理やろうかと一瞬思ったが、慌てるのは得策じゃないと考え直し、シートに座りゆったりとした。
初めての青函トンネルだけど感動も何もなし。すまん
CT8 セブン五稜郭→Day4ホテル 1050km 21時35分到着
パンクしたことはムカつくが、場所が本当にラッキーだった。
スローパンクだったので、タイヤを外し丹念にトレッドを調べた。明るい場所で椅子に座りしっかり調べたところ、やっぱり細かい鉄粉がささり、それが徐々に突き抜けチューブに達していた。
そして、そんな予備軍のような鉄粉が他に3箇所見つかりすべてキレイに取り除いた。ついでに外れているフロントタイヤもしっかりチェック。
これをやったことで、この後パンクは一切なかった。
函館に送ったドロップバッグに予備チューブを送ってあることも、本当によかった。パンクでチューブ減らさずに北海道に入ることができる。
この後CT8 セブン五稜郭に21時23分到着。
函館のホテルに21時半過ぎ到着。
函館には新しいウェアをドロップバッグで送っておいたので洗濯する必要なし。必要なアイテムを入れ替え、補充をする。
函館イカ飯や北海道サンマ。たまには野菜サラダもね。22時半には就寝。
まとめ
いろいろな分岐点や選択肢があるが、とりあえず最小限のミスやリカバリーでなんとかここまでたどり着いた。
さすがに北海道に渡れば、腹をくくることができる。なんとか完走するために北海道ラウンをも行ってみたい。
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