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コロラドハイカントリー1200kmはなんとかギリギリ崩れない線で22時半という時間に2日目は帰ってくることができた。そして実質最終日とも言える鬼門中の鬼門3日目だ。
距離は2日目とほぼ一緒の330kmであるが、昨日よりも登りが多い。なんとしてもいろんなものにかじりついて、なんとかこの3日目を帰ってきたいと思っている。
昨日は300kmだったが、やっぱり体力的に余裕のある2日目ということもあり22時過ぎには帰ってくることができた。
今日は間違いなく・・・・18時間ではムリだろう。20時間で帰ってくることができれば御の字だ。ちょっとダレると20時間を超え、胸中にたどり着くことができない・・・間違いない。ホントまじでその日のうちに帰って来たいと思っている。
そんな事を考えながら、ブレックファストのワッフルをいただく。それにオレンジジュース。ラストにコーヒーで体を温めスタートする。
3日目のルートはこんな感じだ。それでは、いつも問題となる、そして勝負の3日目。行ってみよう。
この記事の目次
CH9・Steamboat Springs 89/718km
スタートしてすぐに登りになる。ラピッドイヤーパスへの上りだ。
今日も空は抜けるように青い。500m程度の登りだがとにかく真っすぐでキツイ。
やっとこ峠にたどり着く。時計を見ると8時半。ここまで約70kmを4時間半とかかかっている・・・きびい。
峠からは一気に今日1つ目のチェックポイントスティームボートスプリンクぐすに一気にダウンヒル。街のショップで一息。いつものスターバックスコーヒー。
CH9・Steamboat Springs 89/718km到着。チェックタイム9時10分。89kmを5時間10分・・・うーーーむ。
CH10・Yampa 45/763km
YAMPAに向けて走り出す。
ところで、今日はやっぱり眠い。昨日まではあまり感じなかったが、今日は本当に眠い。登りなど単調な道が続くとかなり眠くなり、それに合わせてスピードががくんと下がる。
これはけっこうまずい兆候だ・・・マジで。
今日も暑くなりそうだし、そして今日も向かい風だ。どうしてこう毎日違う方向に走っているのに、いつも向かい風なんだろう・・・本当につらい。
そういえば横に鉄道が走っていたが・・・すごい大きな基地局になっているかんじ。まー旅客用ではなくて貨物用なんだろうな。
やれやれYAMPAに到着。
CH10・Yampa 45/763km到着。12時20分か。45kmを3時間・・・ブルベタイムに落ち着いてきている。貯金が増えそうにないかもね。
それでも600kmを超えて、後半の600kmになったからそこから計算上50時間に増えるのは助かる。あと各PCに制限時間がないのは本当に助かる。
ブルベカードに記入する時間を見ると、昨日のララミーあたりから借金線上だもんな。
Yampaでは多くのライダーに追いつかれる感じ。オレはかなりやばいので、ガスステーションの端っこ木陰で昼寝をする。20分タイマーをかけるが・・・瞬殺で眠りに落ちる。マジでやばい感じw
アラームに叩き起こされ、周りを見るとほぼみんな出ていったようだ。よろよろと走り出す。
CH11・Kremmling 66/829km
Kremmlingに向けて走り出す。区間距離は66kmだけど・・・4時間くらいかかるのだろうか。途中でっかいゴア峠あるしね。
こんなグリッドが出てくると、一気に突っ込むのではなくある程度減速して、縦板のところを通過するようにする。縦板無い時はできるだけ減速する。
こんなものでタイヤとかホイールにトラブル起こしたらマジで詰む。
ゴア峠までの道のりも長い・・・画像1枚も無いし。そうとうきていたようだ。眠かったし。
ゴア峠到着。スタッフさんが休憩所用意してくれていた。椅子に座ると・・・一気に寝てしまいそう。何人くらい通過しました?と聞いたら20人くらいと言っていた。
そうか・・・ビリではないのか。DNFもいるはずだからオレの後ろには6、7人はいるのかな。
後続ライダーが到着したタイミングで、重い腰を上げてリスタートする。
ゴア峠を下りCH11・Kremmling 66/829kmに16時17分到着。案の定ちょうど4時間だった。完全ブルベペースに落ち着いている。
ここでも、軒先日陰で20分昼寝を取る。マジで眠い。これはホントやばい兆候だよね。
CH12・Walden 108/410km
昨日同様・・・今回もこの最後の区間で6人くらいのライダーと一緒に走ることができた。
マジで今日一番問題のなるセクションで一緒に走れるのは、今日ゴールできる可能性が非常に高くなる。
本当に休むところがないので、ガスステーションとか出てくると問答無用で休憩。
アイスでも食べる。流石に寝るわけにいかないので、みんなに合わせ出発。
この後・・・案の定画像なし。
約標高2920mのウィロークリークパスを超える。峠まではまとまって走っていたが、峠で各々ダウンヒルの防寒対策をする。オレもジャケットを着込む。ライトを点け、ばらばらに走り出す。
あとはダウンヒルだが、ここでマジで睡魔が襲ってくる。恐れていたことがやっぱり来たか・・・真っ暗でダウンヒル、そこで寝たらホント終了になってしまう。
必死に目を開けてダウンヒルをこなす。5、6回はふらついた。視界も飛んだ・・・w
マジでフラフラ。ほんとWaldenの明かりが見えた時は、助かった・・・という感情しかなかった。
日付の変わる0時ちょい前にモーテル到着。やれやれ。
まとめ
すぐに食事をいただく。ハンバーガーはビーフとチキンを選べた。ビーフをいただく。アイスボックスよりスタウト黒ニトロで・・・たどり着いた乾杯だ。
本当によくたどり着いた。最後他のライダーと合流できて一緒に走れたのもラッキーだった。グダグダギリギリの20時間0時に帰ってくることができた。
これでなんとか完走できるシナリオができた。
明日は残り240kmを23時まで帰れれば完走だ。ただ油断はできない。5時起き6時スタートの17時間以内で走りきればコンプリート。
ここまで来たのだから、なんとか完走したい。1時すぎにはベッドで瞬殺・・・
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