
ブルベの装備はいろいろなものがあるが、その筆頭とも言えるのがヘッドライト。いつも悩ましい。
ブルベ・ロングライドにおけるヘッドライトはただ点けばいいというものではない。そもそもロードバイクにヘッドライトは普通に使う分には、前照灯というよりは時車の周りへの確認的意味合いが大きい。
しかし、夜を徹して走る可能性があるブルベにおいて、その役割は非常に重要。
そもそも一昼夜、またRM1200kmあたりとなると3晩という長丁場を支える必要がある。
そうなると・・・できれば安く、軽量でそこそこ大光量、当然防水、充電も簡単に行えるという各種条件が付いてくる。
それらの条件をかなりいい感じで合致するのが18650中華ライトではないだろうか?ちょっと見てみよう。
この記事の目次
Wowtac® A1 LEDを購入・レビュー
出典:アマゾン
- 【L E D】米国Cree社LED搭載:XP-G2
- 使用電池:1 x 18650 (Wowtac18650 2600mAh/電池含む)
- 【出力/動作時間】Strobe (550ルーメン/4 時間), Turbo(550ルーメン/3.3時間),High (200 ルーメン/5.5時間), Medium (63ルーメン/19時間 ), Low (10ルーメン/5.5日間)
- 【6モードを搭載】Turbo/高モード /ミドルモード/低モード / フラッシュモード/SOSモード、6モード切替、SOS信号パターン点機能付き
- 【防水設計】IPX7 スキッド・プルーフ設計と防水設計
Wowtac® A1 LED中華ライトを買ってみた。購入価格はオレの時は2,595円だった。そこそこの価格だ。3,000円以下で専用18650電池が1本付属しているならいいだろう。
充電もUSBよりチャージできる。モバイルバッテリーからもOKだろう。専用のチャージャーなどもない。
Wowtac® A1 LED:開封の儀
アマゾン購入。次の日に到着。
同梱されていのはライト本体、USBケーブル、防水パッキンの予備、説明書となっている。
なぜ「18650」というのか?その規格
「18650」とはなんなのか?
その数字は非常にシンプルで前2桁が直径(×1mm)をあらわしている。さらに後3桁が長さ(×0.1mm)を表していて、その数字を見ることでバッテリーの大きさがわかるわけだ。
今回の「18650」を例に取ると、その長さは6.5cm×直径1.8cmとなる。
サイズ的には単三電池の2、3回りくらい大きさの円筒形バッテリーとなっている。
18650のスペックは電圧が3.7V、容量が2500-3500mAhのものが現時点では主流となっていて、今回購入をしたLEDライトの容量も2600mAhであった。
このバッテリーを使って、Wowtac® A1 LEDがどのくらい運用できるかも記述してあるので、合わせて参考にしてほしい。
Wowtac® A1 LED:大きさ・全長・重量
Wowtac® A1 LEDライトはアルミボディのため少々ずっしりしている。しかし、その感覚より、重量などは非常に軽い。
ライト先端にはモード切替スイッチ、本体後端にはライトのオンオフスイッチが独立してある。これはメリットが大きい。ライトのモードを固定して運用するには独立している方が助かる。
消した時点のモードもメモリーしているので、電池の運用上も助かる。
カタログスペックでは寸法: 136mm(長さ) x25.4mm (直径) となっている。実際に計測をしてみると、その数値だ。
ちなみにライトの光軸変更はできない。ワイド、スポットなどの可変ではなく固定ライト。
電池込みのWowtac® A1 LEDライト重量、実測値は132g。かなり軽いんじゃない?
キャットアイHL-EL540RCの半分の重量!いいな。
点灯・点滅モード切替
- Turbo
- 高モード
- ミドルモード
- 低モード
- フラッシュモード
- SOSモード
ライト本体にあるスイッチで6モード切替をする。
ライトのオンオフはライト後端にあるスイッチで行う。両方のスイッチが独立しているのは非常に良い。
Wowtac® A1 LEDライト:点灯・運用時間
- Strobe (550ルーメン/4 時間),
- Turbo(550ルーメン/3.3時間)
- High (200 ルーメン/5.5時間)
- Medium (63ルーメン/19時間 )
- Low (10ルーメン/5.5日間)
まだLowの実験はしていないが・・・Turboで運用すると、非常に明るいが本当に3時間を超えたあたりからバッテリー消耗のサイン(点灯中に2回点滅)する。なので、この運用時間はかなりあっている。
Highで運用したところ、5時間程度で消耗サインが出た。
Mediumで一晩中、つけっぱなしにしたところ、ずっとついていた。ほぼ上記の運用時間であっているという感じ。
実際の運用ではMediumで走行して峠や見にくい場所はHigh運用というところだろう。一晩で1本の18650バッテリーが必要という計算になる。
RM1200kmで3晩なら18650予備含め4本あればいいだろう。実際、ハンドルにはライト2本付けてあるはずなので、ドロップバッグに2本入れておけばよいはず。
Alpi4000は5晩あるのでバッテリー5本必要か・・・
18650バッテリーの詳細と充電時間
18650バッテリー。このバッテリーは本体先端にマイクロUSBを指すコネクターがあり、直接充電ができる。
重量は実測値で47gと非常に軽い。
ライトをハイにして、消灯するまで運用した。その後2A出力のACチャージャーで充電をしたところ約4時間で充電完了をした。充電完了時には赤ランプが緑になる。
まとめ
2000円台の18650LEDライトとしては、非常に良い製品と思える。
特に重量は電池込みで132gというのはかなり軽い!
さて、このライトをどのようにハンドルに取り付けるかということが問題になる。そこで以下の2つのアダプターを購入してある。
個人的にはシリコンバンドホルダーで取り付けができると非常に助かると考えている。
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