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キャットアイの充電式ライトのラインナップはVOLTシリーズとなっている。メインラインナップである5機種を取り上げてみた。
現時点で価格は全体的に高めで、ラインナップ中ハイエンドのVOLT1700は約1.7万円という価格だ。かなり高額。
また充電はUSBからの充電となっている。
この記事の目次
LEDライト VOLTシリーズのメリット
- きっちり明るい
- とにかく軽い
- モバイルバッテリーでUSB充電できる
- 逆にクレドールなど使うとスマホの充電ができる
LEDライト VOLTシリーズのデメリット
- 値段、価格がバッテリー式モデルに比べ高い
- 電池交換が困難
- 電池入手が困難
以下のラインナップで、たとえば400km以上のオーバナイトブルベ、1晩走るという前提となると、実用ということを考えるとVOLT800がよいかもしれない。
200ルーメンで8時間照射してくれれば、合格と思われる。200ルーメンであればかなり明るいだろう。
ただ、完全オーバーナイトとなると8時間では心もとない。ルール的にもそうだが、必ず2本以上欲しくなる。
あとは価格の問題になってくる。VOLT800は現時点で1万円以上する。ココをどう考えるかになるかもしれない。
コスパ的には乾電池式KEEN HL-EL370を使うといいかもしれない。ただ、1回でもVOLT800・1700を使ったら、その明るさから元へ戻れないかもしれない。
KEEN HL-EL370はハイで50ルーメン、単4乾電池3本というのも微妙。メリットは軽いというくらいだからあまりチョイスするメリットはないかも。
そろそろ乾電池のヘッドライトというメリットはかなり薄くなっているのかもしれない。格安で選ぶなら18650ライトのほうが現実的。
そんな事を考えながら、キャットアイVOLTシリーズをチェックしてみよう。
キャットアイ VOLT1700
出典:アマゾン
- 付属品:Micro-USBケーブル・フレックスタイトブラケット
- 光源:高輝度LEDx2灯 OPTICUBEのワイド配光
- 電源:リチウムイオン充電池 (6800mAh)
- 明るさ:約1700ルーメン(10,000cd)
- 充電方法:USB充電式
- モード:ハイ・ミドル・ロー・ハイパーコンスタント・点滅の5モード
- バッテリーインジケーター(オレンジ点灯→赤点灯→赤点滅の3段階)
- モードメモリ機能
- サイズ:119.3 x 56.0 x 47.3 mm
- 重量:256.3g (本体・充電池のみ)
キャットアイ VOLT1700は相当明るいだろう。ハイ約1700ルーメン(10,000cd) と、とんでもない光量。LEDを2灯装備している。
リチウムイオン電池も6800mAhの大容量。しかし、この大容量バッテリーでもハイでは2時間しか照射しない。ブルベ的にはロー(15時間)をメインに明るさがほしいところではミドル(5時間)を併用すると良いかもしれない。
少々重量が重いところもあり、さらにこの価格がなんと言ってもデメリットだろう。しかし、ここ一発の明るさが欲しい場合など1本付いていると心強いカモ。
キャットアイ VOLT800
出典:アマゾン
- 光源:高輝度LED 1灯
- 使用電源:Li-ion 3.6V 3400mAh
- 明るさ:ハイ/800ルーメン、ミドル/400ルーメン、ロー/200ルーメン、ハイパーコンスタント/800ルーメン、点滅/200ルーメン
- モード(使用時間):ハイ(約2時間)、ミドル(約3.5時間)、ロー(約8時間)、ハイパーコンスタント(約7時間)、点滅(約80時間)
- 標準充電時間:約5時間~11時間
- 繰り返し充放電回数:標準300回(定格容量の70%の容量低下まで)
- 同梱品:本体、H-34Nフレックスタイトブラケット、充電用USBケーブル
- 140g
ブルベ的には、このVOLT800がベストのような感じ。重量も140gと超軽量。ただ、その分バッテリーが少なめで容量は3100mAhリチウムイオンとなっている。
ブルベ的にはローモードで10時間以上ほしいところ。ただ、(予算が許せば)このVOLT800を2本装備すれば、かなりいいのではないだろうか。
個人的にはローの照射時間が12時間程度あるとうれしかった。
キャットアイ VOLT400
出典:アマゾン
- サイズ:111.5×31×38mm
- 重量:120g(本体+カートリッジバッテリーのみ)
- 光源:高輝度白色LED1灯
- 電源:リチウムイオン充電池BA-2.2(Li-on3.6v 2200mAH)/標準充電時間約6時間
- 使用時間:ハイ/約3時間(400ルーメン)、ミドル/約8時間(100ルーメン)、ロー/約18時間(50ルーメン)、ハイパーコンスタント/約11時間(400ルーメン)、点滅/約60時間(50ルーメン)
- 取り付け対応径:φ22mmからφ32mm
値段もお手頃。重量も非常に軽く、これもおすすめの1本となる。
ミドル100ルーメンで8時間運用できれば、かなり実用的。VOLT800+VOLT400の2本運用はかなりいいのではないだろうか。
とにかく重量が軽い。本体重量120gはHL-EL540RCよりも100g軽い。VOLT800+VOLT400にすればトータルで260gとなり、かなり軽いんじゃね?
国内600kmであれば、この組み合わせで行くな。ただRM1200kmでは照射時間、運用時間に少々難がある。
キャットアイ GVOLT70
出典:アマゾン
- サイズ:35.9×106.5×46.5mm
- 重量:95.5g
- 使用電池:リチウムイオン充電池(3.6V-3400mAh)
- 使用時間 ハイ:約7時間(260ルーメン)ミドル:約9.5時間(200ルーメン)ロー:約40時間(50ルーメン)デイタイムハイパーコンスタント:約25時間(260ルーメン/50ルーメン)点滅:約210時間(260ルーメン)
- 充電時間:約4.5時間
下ハン専用のヘッドライト。めずらしい。ハイ7時間、ミドル9.5時間、ローで40時間のロングライフ。300km以上のサブライトとしてはかなりいいかもしれない。
重量も約100gと軽量。大光量ライトとこのGVOLT70の2本体制は良いと考える。
キャットアイ VOLT200
出典:アマゾン
- サイズ:34×90×35mm(本体)
- 本体重量:58g
- 光源:高輝度白色LED1灯
- 電源:リチウムイオン充電池(内蔵) 3.7V 1000mAH
- USB充電(micro USB)
- 標準充電時間約3時間
- 使用時間:ハイ/約2時間、ロー/約6時間、点滅/約30時間
キャットアイ VOLT200は国内の200km-400kmブルベであれば、サブライトとしていいかもしれない。
何と言ってもメリットはその軽さ。HL-EL140よりも更に軽い。約200ルーメンの明るさだが、その照射時間は2時間。
ローで6時間なので、サブライトという立ち位置になるだろう。
キャットアイ VOLT100
出典:アマゾン
- 本体サイズ:25×80×31mm
- 重量:約42g(ラバーバンド含む)
- 点灯:100ルーメン/約1時間
- 点滅:100ルーメン/約5時間
- 電源:リチウムイオン充電池(320mAh)
- 充電方式:USB(繰り返し充放電回数:標準300回)
- 前照灯として使用可能(点灯時)
キャットアイ VOLT100は・・・ブルベ的にこのライトは、ヘッドライトとしてはないだろう。日中のヘッドライトとしてはアリか。夏の200kmで10時間以内で帰ってくる時の昼間用ヘッドライトとして。
ただ・・・点滅で5時間では日中のサブライトとしても心もとない。ラバーバンド込で42gと軽いのでヘルメットライトにいいかもしれないけど点灯で1時間では・・・
まとめ
キャットアイ充電ライトVOLTシリーズは、とにかく軽い。その軽さは電池式ライトの半分程度となるのはすごい。
さらにバッテリーがよいので明るいというのもメリット。国内ブルベであれば、このライトをメインに考えてもいいかもしれない。
VOLT800+VOLT400の組み合わせもかなり魅力的だ。とにかく2本合わせて260gという軽さはマジでいい(HL-EL540RCの約1本分だし)。
DHバーを使ってハンドル周りが重いオレは、ちょっと考えるとこね。
というわけで、充電式ヘッドライト、その照射時間を管理できれば、ブルベライトとして一番に採用してもよいのではないだろうか。あれこれ悩むなら一番手っ取り早い。
安心のキャットアイをとるか・・・安いので、複数本をバッテリーも合わせて取り回して使う18650LEDライトか・・・どっちがいいかじっくり考えてみてほしい。
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