ロードバイクの「雨対策」はどうする?おすすめレイン対策

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ロードバイクを雨の中乗るのもアレだが、日本という国は本当に雨が多い。天気予報で快晴という予報があっても夕方には雷雨があったりするので油断できない。

梅雨の時期や夏は天候急変はいつものことであり、自宅から遠く離れれば今朝の天気予報など当てにならない。

これがワンデイで帰宅できる距離だったり100km程度のブルベとは違うご近所ライドだったりすれば、それが夏であれば濡れて走ってしまうのもいいだろう。

しかし、これがブルベやロングライドとなるとちょっと話は違ってくる。最低距離が200kmのブルベは行って来いルートだと片道100km。余裕で県を超えるだろう。

ロードバイクで雨の日のライドはどのようにすればいいのだろう。雨対策を考えてみたい。

ロードバイクを雨の日に乗る

ロードバイクや自転車を雨の日に乗りたいなんて言うヤツはいないと思う。それでも一昼夜自転車で雨中走る奇特なヤツもいる。たぶんそれは日本一周かブルベの連中だろう。

そのくらいロードバイクで雨の中を走るのはイヤなものだ。

さて、ブルベを走っている方々は半日の雨などどうってことはないでしょう。ヘタすると600kmずっと雨だった・・とか、1月真冬で雪混じりの雨の中300km走ったとか武勇伝なのか無謀なのか判断できないこともしばしばある。

そのような方はとりあえずおいといて、雨の日にロードバイクを乗るのはどうよ?という観点でちょっと考えてみたい。

雨の中ロードバイクで走って壊れないの?

よくビギナーの方が心配するのは雨の中ロードバイクで走ってバイクが壊れないのか?ということですが、大丈夫です。壊れません。

ビギナーの方が思っているくらいですから距離もその程度ですよね?まったく心配いりません。

台風の中やホイールが20cmほど浸かるような水の中を走ったことがある私や諸先輩方が、身をもって体験してそれを証明しています。

ただとんでもない雨の中10時間とか夜通しとか走ると以下のようなことが起こります。

  • 電動コンポが動かなくなる
  • ガーミンがご臨終
  • チェーンオイル切れ
  • ブレーキシューがなくなる
  • リムが削れる
  • ホイール、フレーム無いが浸水
  • 低体温症
  • 手足尻がふやけてはがれそう

普通に雨の中を50kmくらい走ったくらいなら、ロードバイクには何も起こりません。帰宅したらバイクをきれいに拭き上げチェーンにオイルをあげておいてください。

細いロードバイクのタイヤは滑らないの?

雨の中ロードバイクの細いタイヤで滑らないのか?という疑問ですが、こちらも全く問題ありません。普通に走ることができますし、ブレーキも効きます。

ロードバイク・自転車のタイヤは細いので接地面積が本当に小さい。なので、路面とタイヤの間に滑るほど水が入り込むことはありません。

タイヤに溝がないのが心配というのもごもっともですが、車のタイヤのようにロードバイクタイヤには平面部分が一切ないことが理由です。

ロードバイクのタイヤにレインタイヤが売っていないこともその証です。

マッドガード・泥除けは必要ですか?

ママチャリやランドナーのように泥除けやマッドガードが必要かという疑問ですが、あなたが必要であれば取り付ければいいでしょう。

ママチャリのように駅まで1kmであったり足元やズボンスカート裾を汚したくないというのであれば泥除けは絶対に必要です。

しかしことブルベでこれから300km走る時、終日雨天であればマッドガードの恩恵はスタートの10分で終了でしょう。

ただフロント泥除けはフロントタイヤから巻き上げた泥水がBBやフロントチェーンリング、チェーン、Fディレイラーを盛大に常時噴水浴びせる状態になりますので、懸念する方はフロントフェンダーを考えると良いかもしれませんん。

またリアフェンダーは後続ライダーにも盛大にシャワーを浴びせ、さらにサドルバッグ、テールライト、自分の背中にも泥水ラインを描きます。

こう考えるとフロント・リアフェンダーも考えると良いかもしれませんが、私の場合ブルベ1年目で泥除け類はきっぱりあきらめましたw

レインウェアに求める性能

レインウェアの性能的に外からの雨をしっかりとはねて寄せ付けず、さらには内側の体から発する発汗や蒸気は逃したいという、そんな無理難題を押し付けられている。

まぁ、はっきり言うと超高性能のゴアテックスレインウェアでもなかなか大変なことである。

このあたり、どこで線引するかは個々のブルベやロードバイク経験に委ねることが多くなるだろう。

1着3万円以上するレインウェアを買うのもいいし、100円カッパで走り切るのもそれはありかもしれない。

一つ言えるのは寒くなければ、多少は目をつぶってもいいのではないかということ。

またもし後半天候が良くなる予報であれば、ウェア1枚持って出先で着替えるのもありだし、400km以上の距離であれば途中のコインランドリーでウェア一式乾燥機に打ち込むのも一案だろう。

しかしロードバイクに雨の中乗って出先でコインランドリーでウェアを乾燥させるなんて、ブルベでしか聞いたことがないぞw

ロードバイク雨の日対策は?

それでも雨の日にロードバイクで出発する予定であるあなたにちょっと雨対策をチェックしてみてはどうだろう。

一般的な話にはなるが、再確認をしてみるのも悪くはない。

良いレインジャケットを使う

レインウェア

出典:アマゾン

  • メイン素材: 上衣本体: 100% ナイロン; 内衿切替: 100% ポリエステル; 下衣: 100% ナイロン
  • ベルグテックEX,100洗耐久撥水加工,耐水圧30000mm以上
  • 透湿性約16000g/㎡-24h,40dナイロンリップストップ3L
  • 約550g(Mサイズ)

雨はイヤです。しかし、そのイヤな雨ブルベを少しでも快適に走れるよう、レインジャケットの選択は非常に大切。しかし自転車用のレインウェアは本当に高い。ゴアテックス使っていると3万円とかする。

なので新素材系の汎用レインウェアはどうだろう。上下のレインスーツベルグテックEX ストームセイバーVI 上下で1万円ちょいで手に入る。

雨ブルベのレインパンツは?

皆さんは雨の中自転車乗る時にレインパンツは履きますか?雨ブルベのレンパンツ、私ははきません。

このところ、国内はもちろん、海外のブルベでもレインパンツを持つことはありません。レインパンツはくと下半身の動きが非常に悪くなる。なので、まずはくことはない。

ただ、必ず次の日のライドがある場合は、きちんと着替える。さらにシャワー、風呂に入り、足とケツのケアは怠らない。

下半身びしょびしょに濡れたまま、シャワー浴びず、仮眠せずでオーバーナイトして、そのまま濡れたウェアで、次の日を走ることは絶対にしない。

そんなことしたらケツがむける・・・

なので、雨の日は、予備のパンツやドロップバッグに気を使うようにしている。

雨の日にレインパンツを持つ事があるのなら、気温がかなり低い時に限られる。どちらかというと防寒目的で腹尻足を冷やしたくない時にレインパンツを持つ。

レイングローブ

レイングローブも非常に微妙ではあるが、こちらも夏以外は持っていることが多い。グローブは濡れてもしょうがない。

やはりそれより防寒目的のことのほうが多いだろう。

シューズカバー

雨模様でシューズカバーを使うことはある。どうしてもシューズを濡らしたくない場合にビニール袋をシューズに被せその上からシューズカバーを被せると、ちょっとした時間はシューズを濡らさずにすむ。

シューズが濡れると、足はふやけるし・・・シューズはなかなか乾かない。300km程度までならシューズカバーなど付けずに走り切ってしまうが、やはりオーバーナイトを伴うブルベの場合はシューズカバーを使うことがある。

またこちらも防寒目的のことが多い。

まとめ

雨の日にレインパンツを着用している方は、多いと思う。ただ、あのまとわりつくようなレインパンツ、さらに濡れてヒザあたりがゴワゴワになりペダリングしにくいったらありゃしない。

オレがブルベはじめたのが2013年で、そのときはレインパンツ持っていた。しかし、2014年からレインパンツを使ったことがない。

荷物も減るし、脱ぎ着も上だけなのでとても楽。

たしかに寒い場合もあるが、今日を走り終えれば着替えができるという状態にしておけば、気持ちは楽だ。

さらに言えば雨が降ったらDNS・・・というのは一番いい選択かもしれない。

 

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