コロラドラストチャンス Colorado LastChance 1200km:完走報告【完走できた6つの理由】

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昨日、無事にアメリカコロラドより帰国しました。こんにちはYasuです。

先週アメリカコロラド、デンバー郊外をスタートして行われたコロラドラストチャンス1200にエントリー、無事に完走をしてきました。

獲得標高は19,000フィート、約5,800mとやさしめだが、そんなことはない。

コロラドラストチャンス1200

延々と続く単調な道。信号はおろか民家さえも見つからないただの一本道。

休もうと思っても、バイクを立てかけるところはもちろん、日陰さえも100km単位で見つからかない荒涼とした土地をただひたすら進むというモノ。

中々、今回のRM1200kmも手強いものだった。

なんとか完走をできたわけだが、その完走できた理由をちょっと振り返ってみる。

ブルベ期間中雨がふらなかった

コロラドラストチャンス1200

3日目の終盤にサンダーストームに襲われたが、強風向かい風は辛かったが、びしょ濡れになるほどの雨にはならなかった。

それ以外は、上記画像のように日中は30度を越すであろう灼熱の中を走り続け雨とは無縁であった。当然持っているモンベルのレインウェアの出番は一切なし。ただの重しとなっていた。

それでも朝一の寒さはけっこうなもので、早朝出発の際ウィンドブレーカーは手放せなかった。

日本人ライダーでパックで走れた

コロラドラストチャンス1200

今回ラストチャンスにエントリーをした日本の方々はオレを含めて5人。

その5人で、ほぼ4日間引き合えた。これは非常に大きい。とても楽だったし、やはり何もないアメリカの大地を走るに関して安心感が大きかった。もちろんトラブル起きる確率も5倍だけど。

2日目以降は、だれかが逃げて、残りがそれを追う・・・なんてこともやっていた。そんな余裕もやはり、パックで走ることができる精神的マージンだと思う。

コースが平坦で、大きな峠などがない、かなり特徴的なコースだったこともある。1000m超え峠があると、すぐにバラけてしまうが、このようなフラットコースであれば、パックで走るのは非常にメリットがある。安全だしね。

延々続く何もない平原を走りつづける時に起きる、眠さ防止、飽き防止なども複数人数いると、かなりよかった。助かった。

ほぼノートラブルでその日のうちに宿に入れた

オーバナイトコントロール

3日間の宿全てに0時前に入ることができた。

初日朝4時スタート400kmが1番大変そうかと思ったが、予想に反し22時前にAtwoodの宿に到着することができた。オレの予想では400kmを19時間23時到着予定だったが、1時間早く22時前に到着。

これにより、2日目非常に余裕を持って望むことができた。

RM1200kmの問題となる2日目も23時過ぎには到着することができ、完走が見えた。

3日間のオーバーナイトコントロール到着、出発時間は以下のようになっている。

  • 1日目Atwood:21時49分到着・4時58分出発
  • 2日目Atwood:23時35分到着・6時00分出発
  • 3日目Byers:22時00分到着・7時07分出発

かなり完璧じゃね?

出発を1時間ずつ遅らせているなんて、バッチリだよね。

オーバーナイトコントロールで睡眠がしっかり取れた

ビール

3日間とも、バッチリ寝られた。そして、3日間ともビール飲めた。コントロールでいただけたこのビールも毎晩うまかった。

夕飯は3日間とも鮭お粥。これはよかった。

飲んで食べたあとは、バタンキュー。目覚ましまで一直線だったよ。

腹痛・胃炎・胸焼け・逆流・ゲップには気をつけた

サブウェイ

オレのネック、胃痛にはホント気をつけた。もうトラウマの域。

今回ラストチャンスを落とす原因となるのは、この胃痛以外ないと思っていた。

なので、食事ごとにパンシロンを飲んでいた。もはやお守り。

パンシロンのおかげで胃痛、ゲップは皆無だった。よかった。

現地の方(宮崎さん)にサポートいただいた

サポート

現地コロラド在住の宮崎さんにサポートをしていただきました。

もう、本当にこのサポートがどれだけ心の支えになったか。4日間中、コロラド、カンサス、ネブラスカと、マジで不毛な所をずーーと走っていても、全く不安がありませんでした。

宮崎さんのサポートなければ、これだけ安心して走ることができなかったでしょう。本当にありがとうございます。

まとめ

コロラドラストチャンス1200kmを無事に完走することができました。

ご一緒できたライダーの皆さん、主催者さん、ボランティアの方々、道中合ったすべての方々、そしてサポートいただいた宮崎さん。本当にありがとうございます。

1200km、90時間という長い時間を自転車で走り、食べ、飲み、そして寝るという行為が凝縮されているわけで、その一つ一つがゴールに向かっている。

しかし、ゴールに向かっている意思とは裏腹に、ミスがあったりトラブルがあったり、運不運が常に付きまとう。

今回、大きなトラブルやアンラッキーがなかったことが本当に助かった。

さて、次は11月、因縁のSMA1200(シドニー・メルボルン)ね。

 

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