PBPパリ・ブレスト・パリが【初】海外旅行の方へおせっかい

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4年に1度のパリ・ブレスト・パリであるが、次回も日本国内からたくさんのライダーがエントリーをするのではないかと思う。

その中には人生初の海外旅行という方もいるだろう。さて、そのような初めての海外旅行が海外ブルベで、PBPパリ・ブレスト・パリという方に対して、ちょっとおせっかいをしたいと思う。

何いってんだよコイツw・・・そんな軽いツッコミしながら流してもらえればうれしい。

パスポート・カード・スマホ・ブルベカードは肌身離さず

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出典:アマゾン

海外ブルベは結構気を使う。特にパスポート、クレジットカード、ブルベカード、スマホは無くした場合・・・途方に暮れることうけあいだ。

なので、どこでも絶対に肌身離さずは必須。それがトイレだろうがシャワーだろうが寝るときであろうが、絶対に肌身離さず身につけることは当たり前。

テーブルに無造作に投げておく癖のあるヤツは、いまから見直しておこう。泣くのは自分だ。

ところで、海外ブルベのブルベカードはムダにでかい。いつも思うがパスポートサイズにしてほしいと思っている。日本のブルベカードしか見たことない方は、ちょっと驚く。

一番上の画像が2015年PBPブルベカードだが、そのサイズは11cm×15cmと微妙にでかい。パスポートよりもかなりでかい。

そんなでかいブルベカードを入れることができるパスポートケースも限られてくるので、チェックしておくとよいだろう。

飛行機輪行を1回やっておこう

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海外旅行が初ということは、飛行機輪行も初の方もいるかも知れない。飛行機輪行は電車の輪行と比べ、けっこう気を使う。

まだPBPまで3ヶ月あるので、7月の3連休で女川1000kmとかに遠征をして飛行機輪行を経験しておくとよいかもしれない。

特にPBPの場合、数千台の輪行袋やバイクケースが集まるので、かなり雑な扱いになる。一説にはオーストリッチOS500がどんどんぶん投げられて宙を舞い、数十が重ねられているとのコト・・・まじか。

https://www.longride.org/page-4505/

ハードケースで行くか、猛者はペラペラ輪行袋であえて防御無しで行くヤツもいる。オレはハードケースね。

もし購入の際は203cm以下のモノにしておくと無難かと思うぞ。

海外(フランス)の水は違う

フランスの水道水は普通に飲める。前回2015年サンカンタンのスタート近くにも水道が用意されていて、ふつうにみんなボトルに水道水を詰めていた。

道中でも色んなとこの水道水をボトルに詰めるだろう。もちろんコントロールではペットボトルの水も売っていて、とりえあえず飲料水に困ることはないと考える。

フランスはアルプスやピレネーなどの山脈、セーヌ、ロワール、ローヌの河川などがあり自然が豊かで、水資源にも恵まれている。ただ水質は日本と大きく異なる。

ご存知のように日本の水は軟水。フランスの水は硬水なので、成分も味も全く異なり違和感を感じる人が多いのも事実。実際に水に慣れないという話もよく聞いた。

海外旅行が初めてであれば、水の違いというのも初めて出ないかと思う。

水の硬度とは、水の中にカルシウムとマグネシウムの含有量。日本の水は硬度が100以下で「軟水」。100から300までだと「中硬水」、そして300以上が「硬水」となっている。

フランス行く前に硬水慣れしておくのはいいかもしれない。実際に飲んでみないとわからんからね。

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フランスの水「コントレックス」の硬度は1551と非常に高レベルにある。

食べ物が違う

日本食大好きなオレ的に海外ブルベの大敵はやはり食べ物となる。疲れた体にサンドウィッチやフニャフニャパスタは体に堪えるw

逆に洋食好きな方にはフランスはうれしいと思う。パンはそこそこおいしいし、パスタや肉、ソーセージや卵系はもりだくさん。

さらにヨーロッパとあり途中のコントロールではふつうにビールやワインも売っている。まじうれしい。あっちではふつーにビール飲みながら自転車で走っていた。

さて、オレみたいにご飯好きな方は、道中でおにぎりや牛丼は手にはいらないと思ったほうがいい。当たり前だが。

というわけで、いつもお世話になっているアルファー米セット持っていく。軽いしね。往路復路ルデアック出る時に一袋水を入れてサドルバッグに入れておけば、次のコントロールでご飯が食べられる幸せを見せつけよう!

海外の気候・気温は違う

ヨーロッパに限らず海外の気候や気温はかなり日本と違うと思っていいかもしれない。真夏のフランスだが気温の予想は難しい。

フランスのホテルなどエアコンがないことも多い。そんなことからもわかるように日中は暑いが、夜は思ったよりも涼しいし寒く感じることも多々ある。

さらにルデアックの2日め深夜スタートなどはかなり寒いことが予想されるし、雨が降っていればリスタートも躊躇するかもしれない。

真夏の北海道ブルベ(400km以上)を走ったことがある人は、その中や寒暖差を思い出してもらえるとよいかもしれない。

コントロールのレストランフロアで仮眠する時も、寒かったりするのでオレは使い捨てサバイバルシートを持つ予定だ。

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時差は思った以上キツイ

初海外旅行で、思った以上のダメージを受けるのが時差だろう。その時差ボケ回復の鍵はやはり睡眠となる。現在フランスはサマータイム中で日本との時差は7時間。日本が7時間進んでいる。

飛行機の中でどれだけ睡眠を我慢でき、現地到着したらすぐに現地時間でしっかりと睡眠を取れるかがポイントね。

グリシンなどナイトサプリを持っていく予定だ。

1つのミスが命取り

海外にはできれば日本の常識は持ち込まないほうがよい。特にコンビニなどのたぐいは皆無。さらに夜お店は開いていない。

ただ、他の海外ブルベと違いエントリーライダーの数は桁違いに多いので、道中5分も立ち止まっていれば、だれかしら来るので、そこは少し安心。

いずれにしても一つのミスからいろいろ崩れてくるので、普段のブルベで忘れ物や落とし物が多い人は要注意。

チェックシートや指差し確認は大事よね。

ところで今回のPBPもキューシートで行く方も多いかもしれない。PBPはライダーも多いのでキューシートはおろかGPS不要ということも聞く。

しかし、それはオンルートの時の話。さらに復路は思ったよりライダーはばらけ、単独走行の時間も増えてくるし頭もボケるし眠くなる。

そんな時ミスコースしようものならゴールも完走も遠のく。一つのミスはあんがいとそんなことから訪れるかも。海外初であればGPS装備はいいかもしれないよ。

アウェイの洗礼

対戦相手がいるわけではないので、アウェイというわけではないが、やはりいつもの国内ブルベとは違う。やり方や考え方、常識は違うと思っていいだろう。

違和感を感じてしまうと、その時点でアウェイになってしまう。こんなワケない、こんなはずじゃない・・・そのような言葉が口から出たらアウェイねw

特に前述のミスや準備不足、普段の行いなどはかなり大切と思っているので、オレもキモに命じているぞ。

フランスに行く前から戦いは始まっている。アウェイも事前準備でホームに変えることはいくらでもできる。

まとめ

PBPパリ・ブレスト・パリがやってくる。そして今年も多数のライダーがフランスに向かい旅立つだろう。

このPBPがはじめての海外旅行、さらに4年ぶりの海外旅行の人もいるだろう。というわけで、今やらなくてはいけないのはパスポートの確認だ!とにかく今すぐやれ!約束だぞ!!

さらに、フランスは観光目的でビザは必要ないので、そちらの心配はない。

残りの期間、きちんと準備用意をしてフランス行きにのぞもう!

あと最後にもう一つ・・・当日の出発をする空港は羽田か成田かをきちんとチェックしておこう。成田に到着して羽田発では目も当てられないw

 

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