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2019年PBPパリ・ブレスト・パリは4日間とも非常に好天に恵まれた。本当に雨はふらなかった。オレの場合、ブレストに入るところで通り雨に見舞われたくらいで、ほとんど雨らしき雨はなかった。
これは幸運と言っていいだろう。というのも、今回のPBPは誰に聞いても「寒い」「低温」「凍える」ということを耳にした。その寒さにより体調を崩す方も多かったようだ。ここに雨が降れば阿鼻叫喚間違い無しになるところ、神様は雨だけは許してくれた。
しかし、そこに・・・さらに追い打ちをかけるように日中のヨーロッパ特有の日差しの強さ、微妙な向かい風、いいんだか悪いんだかわからない食事など、まさにアウェイ感満載ではなかっただろうか。
そんな中、今回ギリギリながらPBPを完走して、非常に役に立った、さらにはドロップバッグに放り込んでおいてよかったモノやアイテムを回想してみよう。
この記事の目次
使い捨てカイロ
出典:アマゾン
PBP出発前に滑り込みでこのオンパックス厚手の貼らないカイロを手に入れた。
真夏とあり普通のドラッグストアには売っていのだろうか。なので、迷わずアマゾンで購入をした。
このカイロには本当に助けられた。特に早朝の出発時、あの凍えるような寒さの中に出発する際、お腹だけはホカホカであった。
初日スタート以外、すべての日にお腹に入れていた。そのまま仮眠所でもお腹に入れっぱなしで仮眠中も暖かい。カイロを持っていただけで生死を分けたといっても過言ではない。
尾西アルファー米
出典:アマゾン
- 原材料:「アルファ米」シリーズ:白飯、五目ごはん、わかめごはん、田舎ごはん、松茸ごはん、赤飯、山菜おこわ、白がゆ、梅がゆ、ドライカレー、チキンライス、えびピラフ
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):15cm×25cm×20cm
- 重量:116g
このアルファー米も地味に活躍をした。水を入れない状態であれば100gちょい。コントロールでお湯をもらうのは比較的簡単なので、コントロールについてすぐお湯を注ぎ、5分程度で食べていた。
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ホントは15分くらいなんだけど、5分でも十分行けた。これにふりかけ味道楽をたっぷりかけて食べるとマジで助かった。
柿の種
出典:アマゾン
柿の種の補給食はかなりよかった。この小袋が手軽に食べられ、甘酸っぱく、またピーナッツも一緒に食べられるのは高評価。この梅ざらめが一番うまい。
初めてブルベで補給食に柿の種を導入したが、これは今後定番になると思える。2018年TJARの望月選手が無補給完走をした時、行動食に柿ピーを導入していたのでマネてみた。
キューピーコーワαドリンク
出典:アマゾン
ドロップバッグに入れ忘れてルデアックまで3本サドルバッグで運んだ。気を紛らわすためには良かった。あとルデアック到着時2回、食事取らなかった時に寝る前これ飲んだ。
耳栓
ルデアックコントロール仮眠所はきちんと暗かったが、予想を遥かに超えるうるささだったw
なので、耳栓はマジで持っていてよかった。かなりきっちりと仮眠できたのも耳栓のおかげだ。
DHバー
今回のPBPはDHバーが解禁された。実際に車検に向かう際に・・・「それどう見てもブレーキレバーから出過ぎじゃね?」というような普通のDHバーのヤツも多数いた。
で、オレだが、このDHバーがあったおかげでPBP後の手のしびれが非常に少ないことがホント助かる。
さらにDHバーの前傾姿勢で尻にかかる荷重もかなり軽減できたので、次回も必ず持っていくアイテムとなる。
28cタイヤ
DHバーと合わせ、この28cタイヤも今後のPBPでは必ず装着をしていきたいと思っている。やはり乗り心地はよい。23Cや25Cには絶対に戻れない。
道が悪い際の安心感や耐パンク性なども含め、とても安心してフランスの道を走ることができた。
ディスクブレーキとの相性も抜群で安定したブレーキングは・・・・どのようなところからのダウンヒルもまったく臆することなく突っ込んでいけた。
もうブルベで28Cタイヤ+油圧ディスクブレーキの組み合わせは外せないです。はい。
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骨伝導イヤホン
深夜早朝のライドは、マジで眠かった・・・何回も寝落ちした。聞くところに寄ると居眠り落車もかなりの台数いたとのことで、やはり深夜早朝は何らかの眠気覚ましは必須と考える。
今回もワイヤレスの骨伝導イヤホンを持っていったのだが、すべての日の特に早朝と仮眠所までの深夜に大活躍をした。
眠いのは基本的に脳が疲れている、飽きてきているワケで、なんらかの刺激を与えるのは効果的。
真っ暗闇のライドはホント無音状態。確かに幻想的ではあるがそれが4時間も超えると限界よね。
お気に入りリのアルバムを何枚かクリアすれば2時間・・・コントロールへ到着できるなんて皮算用ができれば、すこしは気も紛れると思えるよ。
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OrengeホリデーSIM
出典:アマゾン
このオレンジSIMは本当に良かった。パリの空港に降り立ち、機内でスマホにSIMさしただけであっさり認識。
空港到着と同時にネットと電話が使えるのはマジ便利。すぐに個人タクシーの方にも電話することができ、非常に助かった。ヨーロッパは基本このSIMで全く問題ないだろう。フランスを出て他の国へ行った場合はローミングオンね。
アミノバイタル タブレット 32粒入
出典:アマゾン
今回のPBPでは疲れをどのように取るか、軽減するかは一つの問題だった。このアミノバイタルをバックポケットに入れて、コントロールについたら2つずつ口に含むということをやった。
さらにこの空きボトルがちょうど良い大きさで、塩タブレットを入れてフレームバッグに入れておいた。塩タブレット口に含み水を飲めば簡易スポーツドリンクね。
2日目、3日目の日中の暑さはこれでしのげた。
パンシロンキュアSP錠 30錠
出典:アマゾン
ブルベにおける胃腸の整えはマジで大切。逆に言えば胃腸がやられたらアウト。
前回行きのルデアックですでに胃炎になっていたオレは、復路のルデアックでほぼアウトになっていた。そんなトラウマもあり、胃腸に問題なかったが、ルデアックに近づくと食事後にパンシロンを1粒飲んでいた。
おかげで、今回のPBPは胃腸の不調に悩まされることは一切なかった。パンシロンはオレのお守りw
まとめ
実はこれ以外にも雨対策として、かなりのアイテムをドロップバッグに放り込んでおいた。具体的にはレインパンツやビニールシューズカバー、シューズカバーなど。
雨が全くふらなかったことで、これらの出番がなかったが、これはホントよかった。
このような便利グッズや変化球アイテムは、できれば大活躍をしないほうがブルベ的には良いのだが、ギリギリ隊はそうも言ってられない。
ワラをもすがる思いで、いつもやっていることを思えば、すがるものがあるだけマシとも言えるだろう。年齢もかさみ辛抱効かなくなると比例してドロップバッグ容量やサドルバッグの持ち物が増えてくるのは・・・いたしかたないだろう。
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