記事はプロモーションが含まれています
ロードバイク初心者はブルベを走るとよい。コレは本当だ。ロードバイク初心者を前にかなり高いハードルを置いてしまったが、ブルベを走り切ると本当にロードバイクで走るスキルや経験値が上がる。
私は2013年より本格的にロングライド・ブルベをはじめました。ブルベを走り始めて10年もたってしまいました。そんなオレも当たり前ですが、はじめてのブルベというものがあります。
2012年に、次の年の2013LEL(ロンドンエジンバラロンドン)を目指し準備をしていました。2013年よりはじめてもよかったのですが、できれば年内2012年に一つでも走っておきたいと思いました。
それが2012年の10月に開催されたヤビツ200km。もう今考えるとかなり準備も装備もアレな感じでスタートラインに立ったのをおぼえている。
この1本を実際に完走をして、まったくの初心者からとりあえず1歩前に出ることができたこと実感した。
で、思うが、初心者ロングライダーがブルベにエントリーすると良いことがいっぱいある。それらをちょっと見てみよう。
この記事の目次
自転車の交通安全を意識するようになる
ブルベライダーと一緒に走ると本当に交通安全第一を意識して走っています。
ほとんど見ず知らずのライダーですが、後ろにライダーが居ると思えば、適切な手信号を出します。無理な追い越しやすり抜けなどもしません。
右折時の2段階右折や待つべきところはきちんと待つなど、まずは自転車としての交通安全第一がされています。
そして何と言ってもブルベライダーとして、すぐに分かる正装ともいえる反射ベスト!
自慢のジャージがその蛍光色と反射材によって隠されようとも安全第一です!
ロングライドの走り方・ペースを理解できる
ブルベは基本的に最低でも200km。そして300km、400km、600kmとなっている。
2023年シーズンも本州縦断1900kmを筆頭に1300kmや1000kmなどたくさんあった。
この距離を制限時間内、さらに各PCの制限時間内に走らなくてはいけない。ということは無謀に飛ばすわけにも行かない。
距離も多少なりともあるので、どのくらいのペースで走ればいいかが、かなりわかると思う。
スタート時などは、やはり数名のライダーと一緒になるはずなので、その走りよりスタートからPC1(約50-100kmほど先)までのペースが理解できるだろう。
100kmを超えたあたり、残り50kmとなったあたりで他のライダーと走れば、その時点でのペースなどもわかり、ペース配分の参考になるのではないだろうか。
ロングライドの自転車の作り方・準備がわかる
ブルベは非常に長い距離を走る。そのため通常の自転車イベントではお目にかかれない、自転車のカスタマイズや作る方を見ることが出来る。
その象徴とも言えるべきものがバッグ類ではないだろうか。
普通の自転車イベントやワンデイイベント、センチュリーライド程度では見ることができない、でかいサドルバッグやフロントバッグ、フレームバッグなどはその最たるものだろう。
さらにダウンチューブ下に3つ目のボトルケージがついているなどは、通常では見ることができないしロードバイクにたくさんのライト類がぶら下がっているのは壮観だw
これらの距離をノーサポートで走るには、自身で必要な荷物、アイテムをどのように持っていくかなどの作り方を見ることが出来る。
他の方のロングライド・ブルベ用ロードバイク、自転車を見ると非常に参考になるよね!
コースに対しての事前準備法がわかる
普通の自転車イベントでコースに対するルート図を事前に自身で用意するなどは少ないのではないか?
オレも奄美チャレンジサイクルや佐渡ロングライドに出たことあるが、交差点ごとにボランティアさんがいて、ルートで迷うことは皆無であった。
しかし、ブルベではそうは行かない。自身でキューシートやコマ図、GPSなどを準備する必要がある。
というか、無いと走ることができない。相当マイナーな道も含まれていたりするので、本当にここ曲がるの・・??そんな場面も出てくるだろう。
また事前にコースの標高差、完走が危うい場合のDNF(リタイア)する場所のチェック、PC以外での補給ができる場所などのチェックも必要になってくる。
コースに対する事前準備が非常に大切だ。
輪行ができるようになる
ブルベは最低でも200kmでなんちゃってサイクリングとは距離感が違う。もし真ん中でDNFでは歩いて帰るわけにもいかない。
ほぼ間違いなく公共交通機関を使って帰ることになる。ということは必ず確実に輪行の準備と輪行をできるようにしておく必要がある。
ブルベではなくても輪行ができるようになると自転車の守備範囲が非常に大きくなるので、ぜひとも1回は経験しておくことは悪いことではない。
もちろんブルベへエントリーするあなたは、必ず輪行をできるようにしておこう!
輪行袋買うのがもったいないからと言って、ビニール袋やブルーシート輪行は絶対やるなよ。
公道を走る際の自転車ライト類の必要性がわかる
ブルベのロードバイクにはムダにライト類がついていたりする。ルールで200kmは1灯の場合が多いが、600kmともなると2灯、3灯とやたらライトがついている。
オレのバイクも200kmであろうと2灯付けている。これは1つがだめになった場合、もう一つでフォローできること。1つではDNFになってしまうことが理由だ。
また当然テールライトも2つつけるわけだ。
ロードバイクにこのような大きいライト、また複数のライトを付けるなど、考えたこともないであろう。
ぜひ見てもらいたいと思う。
夜間走行・ナイトライドを経験できる
通常のブルベは最短でも200kmとなっている。制限時間は13時間半。朝7時スタートなら制限ギリギリで20時半がゴールリミット。
日本であれば、夏であっても真っ暗だ。
300kmとなれば明るいうちに帰ってこられるのはほんの一握り。オレの最速でも13時間半なので、たぶん真っ暗だろう。
ブルベを走るということは、必ずナイトライドがモレなくついてくる。
前述のライト類必要性と合わせて、ロードバイクのナイトライドについて痛感するであろう。
どのような補給がいいかわかる
通常のロングライドイベントでは補給ポイントが用意されている場合が多いので、あまり考えることはないだろう。
しかし、コンビニ巡り(?)と言われている日本のブルベはPCがコンビニとなっているので、好き嫌いは別にして必ずよる必要がある。
なので補給はコンビニ中心となる。その中で、どのようなものを補給しているのか、食べているのかが非常に参考になる。
またコンビニ以外でも途中でキチンと座って食べるような食堂やレストランの利用。地元のおいしいグルメなどの事前チェックなど、補給を超えたグルメ巡りなどもできるわけだ。
普通のロングライドイベントとは全く違う、補給の内容、方法、仕方などがわかるだろう。
自転車で走る時の自己責任を痛感する
ブルベで1番痛感するのがこの「自己責任」であろう。
通常の自転車イベントであればリタイア・DNFの回収をしてくれるだろう。
しかし、ブルベは全てにおいて自己責任となる。DNFの回収など無い。自身で輪行袋などを持ち、公共交通機関を使いかえる必要がある。
交通機関がない場合は自走で帰る必要もある。また前述の補給やナイトライドに関しても自身の責任において行う必要があるわけだ。
大人の遊びといわれる所以だろう。
絶対に無事に帰る。迷惑をかけない。自己責任、自己完結するが必須ね。
というわけで、必ず帰ることができるロードバーク・自転車などの準備、お金、健康保険証、輪行袋はマストよ。
まとめ
たぶん、ロードバイク乗りはじめの方やお客様イベントしか出たことない方には・・・ブルベのハードルはけっこう高いと思われる。
それでも、エントリーをするだけで、吸収するものは多いはずだ。
完走は無理でも、事前の準備をきっちりとして100kmDNFを考えエントリーするのは非常に身になることも多いと考える。
ぜひ自称初心者と思っているロードバイクロングライド駆け出しのあなたはブルベエントリーをしてみてはどうだろう!
九州1周ヘブンウィーク、がまだすやPBPでご一緒した鈴木さんの「ブルベのすべて」は一読はマスト!
最新情報をお届けします
Twitter でyasu@ブルベ人中の人をフォローしよう!
Follow @yasu_tomioka↓↓ワンクリックです。ぜひ記事を評価してください。