秋のブルべで気を付ける11の戒め

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秋のブルべで気を付けることを考えてみたい。ロードバイク・自転車に限らず秋はスポーツには最高の季節である。

2023年の夏もなんだかとんでもなく暑かった。8月など異常ではないかと思えるほど暑くて自転車どころではない状態を感じた。9月もその暑さが続いた。北海道もスゴイ暑かったし・・・

しかし、それも昔から言われているように「暑さ寒さも彼岸まで」・・・いきなり涼しくなった。ホントあの暑さはドコ行った?まじで朝晩肌寒くなると、あの暑さも懐かしくなるので、人間なんていいい加減なモノである。

そして、気候が良くなればロードバイク・自転車に乗りたくなるモノだ。ブルべも走りたくなるというモノが人情というものだろう。

ところで先月ではあるが秋の全国交通安全運動が行われていた。基本毎年9月21日-30日までの10日間行われている。

コレには理由がありこの彼岸の時期が季節の変わり目で、日増しに日没の時間が早くなる。ずいぶん陽が短くなったと感じるのではないだろうか。

この時期から(日没前後の1時間の)「薄暮(はくぼ)」と言われる時間帯の交通事故が急増するためだ。

というわけで秋のブルべで気を付けることをチェックしてみたい。いつもの通り、「そんなの言うまでもねーよ」と失笑してもらえればうれしい。

日の出が遅くなる

日の出

なんだかつい最近までは5時前から明るかったのに・・・ずいぶんと日の出が遅くなったものだと感じる今日このごろだ。

10月1日の東京の日の出は5時半過ぎ、10月末ともなると日の出は6時をすぎる。

日の出が遅くなる。気温が高くなるのも当然遅くなる。スタートは慎重に行こう。

朝晩は気温が低くなる

気温

連日30度以上の気温、さらには毎晩熱帯夜だった8月を考えると、この9月末における朝晩の気温はマジで寒いくらいだろう。

標高が少し高いところだと、息が白くなる可能性がある。

ブルべにおいても、スタートは非常に大切なので、冬装備寄りで準備するのは良いと思う。大きめのサドルバッグを装着して朝と晩のウィンドブレーカーや暖かめ装備を持っていこう。

特にスタートでぶるぶる震えるのは、ライディングにも影響を与えるからね。

しかしたまに気温が高くなり夏日があったりする

9月あたりは普通に真夏日も多くなる。10月でも真夏日の観測される日があるのだから、9月あたりはまだまだ場所によっては暑い。

スタートの気温は低いが日中はそこそこ暑くなる。スタート時が15度で日中30度はけっこう大変なのはもちろん、脱いだウェアの仕舞い場所のための大きめバッグ、脱いだり着たりのストップ時間なども地味にきいてくる。

峠の登りやダウンヒルが絡んでくると、また面倒な気温だったりする。

気温差が大きくなる

秋は日が昇ると、とたん暑くなったりする。前述のようにまだこの時期だと日中は30度近くなるので気温差は20度くらいになったりしてきつい。

これが春であれば、寒いから暖かい方向なのでかなり助かるが、暑かった状態から下がるので体的にはけっこうツライ。

特に朝めっちゃ寒く、日中汗ばむほどで、夕方ジェットコースターのように気温が下がると腹がやられる。マジで。

ワンデイの200kmとか300kmなら何とかなるかもしれないが、400km以上は本当に気を付けよう。

陽が沈むのが早くなる

夕日

久しぶりに秋のブルべへ出ると、思ったよりも早い日没にビックリするだろう。あれ?17時ってこんなに暗かったけ・・・

秋のブルべに夏装備のロードバイクで走ると、その早い暗闇の訪れにビビる。

そこで心配されるのはヘッドライトではないだろうか。秋のブルべは思ったよりも長い時間夜間走行をすることになるだろう。

夏装備の軽量ヘッドライトだと、光量不足で非常に危険である。秋ブルべへ出る場合は、ヘッドライトの光量アップと複数持ちをぜひとも推奨する。

太陽が低くなるので逆光に注意する

秋になると太陽の位置も非常に気になるところだ。太陽が低くなるので逆光がとてもキツイ。

特に西に向かってゴールをするようなルートだと、かなりの長時間、逆光にさらされる。

逆光は目を疲れさせる、視野が狭くなるなどいいことは一つもない。

天候が曇りであれば、全く問題はないが、大体そういう時は晴天で思いっきり逆光を受けたりするのだ。

日没時間とルートをチェックして帰りに逆行を食らいそうであれば、偏光レンズやレンズ複数持ちなどサングラスを用意するのはアリだろう。

秋の観光・紅葉の渋滞がおこる

渋滞

秋の観光シーズン到来である。紅葉のシーズンも入ってくるし観光客も増えてくる。それに伴い観光地などを中心に渋滞が起こることがしばしばある。

それがアップダウンの道路だったり駐車場が先頭だったりする。秋のブルベはルートをしっかりと確認をして渋滞が起きそうな場所のチェックも必要かもしれない。

道路の渋滞だけではなく、施設入場の行列だったりお目当てグルメの順番待ちなどもそのたぐいになるだろう。

前述のように日も短く夜になると気温も落ちる。もしブルベ途中の飲食や観光が大行列の場合は諦めて見切りをつける判断もして欲しいと思う。

ヘンなクロワッサンを買うのに、妙なオブジェ見るのに・・・1時間も待たされては目も当てられない。

「秋の長雨」というように雨は気を付ける

秋雨

「秋の長雨」というよう「秋雨前線」そのものは豪雨をもたらしません。しかし、長雨というのだから雨がしつこく降り続くのは間違いない。

そのような状態だと、気温も上がらないことが多く、1日中寒い状態が続くのではないだろうか。

スタートでけっこう寒くシトシト雨が降り続きそうであれば、やはり思い切ってDNSという選択は間違いないと考える。

台風情報は把握する

台風

台風はマジで怖い。このところ気象状況はキビしすぎる。

過去30年間(1981~2010年)の平均では、年間で約26個の台風が発生し、約11個の台風が日本から300km以内に接近し、約3個が日本に上陸しています。

毎年8月は、台風の上陸数だけでなく、最も発生数が多い月となっている。しかし、発生数と比較すると上陸数は少なめなのが特徴となっている。

そして9月の台風は上陸をしやすい。日本列島が、台風の通路となるためなのはもちろん、9月になると太平洋高気圧の勢力が弱まることも、台風が上陸しやすい理由です。

また秋台風は動く速度が早いのが特徴。生まれた台風があっという間に上陸の可能性もある。

なので週末のブルべにおいては台風情報、気象情報は毎日チェックすることおススメだ。

荷物がかなり増える

前述のように気温差が大きくなったり、雨がふるとかなり寒くなったり、天候に関して気をつけることが多くなるとそれに伴い荷物が増えるのは仕方ない。

暑い方はなんとかなるとしても、寒さに関して荷物を減らすとだいたい悪い方に傾く。弱音が出てきて心が折れたときにJR駅があればいいが、いつもの通りそうは問屋が卸さない。

凍えながら峠道を下りたどり着いた街の駅など終電は21時すぎに出て行ってしまっている。さらに田舎の駅前などビジネスホテルなどは皆無だ。このような詰んだ状況にならないためにも、いつもより多めの荷物になるのはいたし方ない。

200kmなら日没そこそこで帰ってこられるが300km以上の場合、多少の荷物増量は受け入れよう。500g荷物が増えても心の余裕やマージンのほうが本当に大切だ。

そのウィンドブレーカーや雨具、ウールのウェアなど・・・どうしようと思ったらとりあえず持っていこう。本当に使わないで重たいならレターパックで送り返すのもありだと思う。

夏ならまだしも秋のブルベで迷ったら持つ・・・そのくらいの感じで大ケガはしないような気がすることキモに命じておこう。

おいしいモノが増えるので食べ過ぎ休みすぎない

イクラ丼

最後となるが、秋はおいしいモノが増える。あかん。

仕方ないじゃないか実りの秋だもの。

そんなワケで、ブルべでグルメやおいしいモノ食べるのを楽しみにしている方においては、食べ過ぎ、また飲食店での長時間休憩については気を付けてほしいと思う。

体重増加にタイムアウトではブルべ走りに来たのか何をしに来たのかわからなくなり、目も当てられなくなるからね。

まとめ

ブルべは距離が長いこともあるので、朝一番と日中と帰路ではかなり天候、気温が変化するだろう。

1日中晴れていて、20度固定なら世話無いが、そんな気候は存在しない。というわけで、朝晩寒くなるこの季節はウェアリングもそうだが、体調管理もきちんとすることはとても大切。

特に睡眠ね。睡眠不足は体調不良にいきなりくる。楽しいブルべで終わるように装備も気持ちも万全でいけるよう準備をしてほしい。

 

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