ロードバイク「大容量フレームバッグ」メリットデメリット

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ロードバイク用の「大容量フレームバッグ」についてちょっと考えてみたい。このところブルベではロードバイクにフレームバッグをかなり愛用をしている。

ロードバイクからサドルバッグを外したいと思う今日このごろ。いつもの荷物をどこへ積むか?どう振り分けるか?サドルバッグ難民を抜け出し、今度はフレームバッグ難民になりそうなYasuです。こんにちは。

サドルバッグはその種類や容量の多さで、非常に便利。そのメリットはたくさんある。しかし、デメリットも確実に存在する

サドルバッグのデメリット

サドルバッグ

サドルバッグはその搭載位置から、大容量化しやすい。そのため普通に大型化してなんでもサドルバッグに詰めてしまいがち。

オレなんて、一時期は17L位のでかいサドルバッグを使っていたし、今も使っている。ほんとうに便利。なんでも飲み込んでしまう。

しかし、ブルベのグッズやアイテム、ウェアなどを詰め込むと4kgや5kgになるときもある。画像は2014年に行われたアタック日本縦断の時のもの。

荷物を全部詰め込んだサドルバッグを計ったら4.7kgだった。マジ重かった。ホントシートピラーがもげるかと思った。

日帰りブルベなら、大したものも詰めないが、オーバナイトがからむ600kmや1000km、1200kmとなると、少々荷物が増える。

やはりサドルバッグの重量が3kgを超えてくると、負担がすごい増える。

またその重量増加によりペダリング、ダンシングでかなりサドルやバイクが振られる。これは結構キツい。

さらに微妙に困るのがバイクの重心がスゴく高くなること。10kgにも満たないロードバイクに3kgのサドルバッグがロードバイクで一番高い位置にあるサドルに取り付けられると、やはり運動性能に微妙に影響すると考える。

そしてこれらを一気に解決するのがフレームバッグだ!(気のせいかもしれないが・・)

ドッペルギャンガー トリプルストレージフレームバッグ

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) トリプルストレージフレームバッグ 【トップチューブバッグ+フレームバッグ】 大容量:約4.1L バイクパッキング Packsシリーズ DFB447-DP

出典:アマゾン

  • サイズ: 上荷室/W50×L(D)220×H100mm
  • 下荷室/W50×L(D)350×H260mm
  • 容量: 上荷室/約0.9L 下荷室/約3.2L
  • 重量: 上荷室/105g 下荷室/265g

結構軽い。2つ合わせて370gとなっている。これで容量が2つ合わせて4.1Lだ。

厚みを持たすことができないので、面積の割にあまり容量がないのが少々心もとないが、重量物をすべてフレームバッグに配置すればかなりマスの集中化と重心が下ると考えられる。

フレームバッグのメリット

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) トリプルストレージフレームバッグ 【トップチューブバッグ+フレームバッグ】 大容量:約4.1L バイクパッキング Packsシリーズ DFB447-DP

出典:アマゾン

このフレームバッグ自体、荷室を分けることができるのはかなりいいのではないだろうか。重たい工具類や予備パーツなどは一番そこに入れることができる。

使用頻度によりアイテムを分けることができるのはうれしい。

また荷物へのアクセスが抜群にいいのがフレームバッグのメリットと思う。

サドル下のデッドスペースのバッグもかなり使い勝手が良さそうだ。これにステム側につけるフレームバッグでかなり荷物の分散と重量物の集中化が可能になりそうだ。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) トリプルストレージフレームバッグ 【トップチューブバッグ+フレームバッグ】 大容量:約4.1L バイクパッキング Packsシリーズ DFB447-DP

出典:アマゾン

なにげに便利そうなのが、このサイドメッシュポケット。

スマホやラミネートしたキューシートなどを放り込める。薄いジェル系などの補給食などもいれられそう。すぐに使いたいものをココに収納できるだろう。

重量物をロードバイクの中心に持ってこられることにより、マスの集中化ができる。さらにサドルバッグに比べ重量物を大量に詰め込んだ状態でダンシングやペダリングをしてもロードバイクが振られることはない。

このようにフレームバッグはかなりのメリットを感じるが、そうは問屋がおろさない。バッチリとデメリットもたくさんあるのだ。

フレームバッグのデメリット

このようなフレーム内全部を使うフレームバッグを取り付けた場合の最大のデメリットは・・・なんといってもフレームにある2つのボトルケージを使えないこと。コレに尽きるであろう。

そして、ドリングボトルをどこに配置するかという問題にぶち当たる。

まず1つ目に考えられるのはキャメルバッグを背負うこと。

もう1つはサドルにボトルケージを付けることが考えられる。

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サドルにボトルケージを付けると、750mlを2本で1.5kgのものがサドルに取り付けられる。フレームバッグで低重心化をしたのに、これじゃ元の木阿弥になりそうだが、ボトルケージはきちんと固定されているので、バイクが振られることは少ないかもしれない。

ただ、ボトルの水は捨てることができる。またサドルバッグと違い徐々に中身の水も減っていく。(PC行けば増えるけど)

さらにハンドルポーチを取り付け、そこにドリンクボトルを収納する。これはかなりいいんじゃないか?ボトルも取り出しやすいし。

現実的にはキャメルバッグにサドルバッグ後ろに小さいドリンクボトルと輪行袋取り付けはいい線ではないだろうか。

まとめ

フレームバッグのメリットはあるが、やはりデメリットも目立つ。

たとえば、オーバーナイトコントロールについてサドルバッグなら簡単に取り外し出来るが、フレームバッグはそうは行かない。基本フレームバッグは付けたままの運用となるだろう。

防水面も少々心配と考える。それでも獲得標高が高めのブルベを走る場合、重量物をフレームバッグに入れてサドルバッグを軽めにするのはいい方法と思うぞ。

 

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