ブルベが広まらない、メジャーにならない

日本でのブルベの歴史も段々と長いものになってきている。その割には、今一歩メジャーなイベントにならないと感じている。

まぁ、オレ個人的には別にメジャーにならなくてもいいと感じているが、今、サイクルイベントやマラソンなどは地域と一体になり、非常に大きな大会となっているものも多数ある。




いろいろなメジャー大会やサイクルイベント

今年もツール・ド・フランスの季節が、もうすぐやってくる。2018年は7月7日-7月29日。今年で105回目とのことだ。すげえ。

先日、第6回榛名山ヒルクライムに出てきた。そのエントリー数は5000人を超える(※7619人でした)。ホントすごいエントリー数であった。駐車場は数十箇所、地元の企業や工場などを開放していた。

また午前中現地の道路はかなりの部分で通行止めになり、沿道では沢山の方々が応援をしていた。ホント、地元と密着していないと実現できないイベントであると思う。

去年2017年はハルヒル同日行われた佐渡ロングライド210kmにエントリーをした。こちらも佐渡を丸々1周するロングライドイベント。交通規制は島全体では行われてはいなかったが、追い抜く車のマナーの良さは、イベントの浸透具合や理解を示しているものだろう。

この佐渡ロングライドも3,000人をこすエントリー数となっている。主催者の相当な苦労もあるかと思う。

毎年、年初に行われる富士スピードウェイのママチャリGPなどはエントリーライダーや応援の方々など数万人規模ではないかと思えるくらいの人数を集める。

当然、このような大きなイベントでは、テレビ局やメディアも入る。またイベントが行われることで地元にもお客さんが多数訪れるなどの経済効果もあるだろう。

ハルヒルのゼッケンには1000円分の金券が付いていて、そちらで食事などができた。単純に5000人×1000円で500万円分だ。

もち、誰にも迷惑かけない、ルールを守るというのは当たり前だが、イベントをやるということを考えれば、何らかの貢献ということで主催地に還元ということもできると考える。

メジャーとは言わないまでも、ある程度周知のイベントになれば、それはそれで良い側面も出てくるだろう。その意味からも、ブルベってメジャーじゃないよね。なんでだろ。

ビギナーフレンドリーではない

とにかくビギナーフレンドリーではない。まぁ、オレもロードバイク買って、何のイベントも出ずにいきなり200kmブルベだったけど、それは下地があったから。

ロードバイクの整備やパンク修理はもちろん、輪行の知識やGPS・コンピューター・スマホのスキル、交通網、車の運転、旅行の技術などは普通の人よりは遥かに知っていた。

そのような下地があったので、あとはロードバイクで200km走ることに専念すればよかった。

しかし、これが、まったくのビギナーではかなりキツイだろう。そこらの河川敷サイクリングコース走るのとはワケが違う。

当然ながらリタイア・DNFした後の事後処理も自分で帰らなくてはいけないのも、距離が長いだけにハードルは上がる。

かなりブルベはビギナーフレンドリーではないこと、これはいた仕方ないことか。

まぁ、100人枠に1000人がエントリーしてきても困ると思うが・・・

距離が長過ぎ

やはり距離が長いというのは、キビしい。というか、ほとんどのサイクリストが、この距離は避けるのではないだろうか。

普通に考えても尋常ではない。200km、300kmなら、なんとかギリOKかもしれない・・・400kmとか600kmはもはやサイクルイベントとは呼べない距離かと考える。

600kmというと日本橋を出発して新潟経由、秋田駅まで約600kmだ。高校生の夏のサイクリング旅行だと、この行程は普通1週間だろう。

それが40時間よ。1泊2日でこんな長い距離を走る。まぁ、ちょっと普通ではないかな。

距離が長過ぎることが、ビギナーはもちろん、ちょっとやってみようかというサイクリスト達への挑戦状とも言えるような気持ちにさせるのだろうか。

それでも、人気のコースはすぐにソールドアウトするということは、ほとんどがリピーターなのね。

イベントにしてはすべて自己責任

とにかく自己責任色が強すぎ。まぁ、仕方ないが。それが根底にあり、それがエントリーの必須条件となっていれば、理解納得した方が出るということになる。

この自己責任強すぎ感が、かなりのプレッシャーになる気がする。慣れている方は、感じないかもしれないが。オレも感じないもんな。当然だと思っているし。

はじめてエントリーする人は、かなり威圧も感じることもあるかもね。

機材が多すぎ・複雑

普通のサイクルイベントで、キューシートやコマ図などを使うことは、ほぼ無いだろう。何も持たずともルートはだいたい分かる。交差点にはスタッフが立っていたりする。

しかし、ブルベにはそんなことは一切ない。まぁ、普通のサイクリングと同等ということなので、当たり前だが。

そのような状況で600kmも走ろうものなら、機材やアイテムは増えることは間違なし。

ヘッドライト・テールライトだけでも2個ずつ計4個。おまけにヘルメットにもテールライトが必要だ。さらにGPSやらサイコンやらなにやら・・・

サイクルイベントで機材のバックアップ電源・モバイルバッテリーを持つことは他にないと思うよ。

その負担はかなりある。このあたりのハードルがボディーブローのように効いてくることは、機材箱に膨れ上がったヘッドライトとテールライトの山で気がつくだろう。

非営利での運営

えっと、ブルベは非営利ということです。・・・が、もうちょいエントリーフィーをあげてもいいのではないだろうか、マジで思っている。

ブルベのエントリーフィーって安すぎないか?
ブルベのエントリーフィーは他の自転車イベントに比べ非常に安い。非営利とは言え適切なエントリーフィーなのであろうか。

充実した、楽しいイベントになるなら、多少エントリーフィーが上がっても、オレ的には全く問題ないと考えているがどうだろう。400km、600kmの仮眠所なんてぜひ取り入れてもらいたい。

たとえば、折返しの「道の駅」やその地域でランチの写真がチェックで、その料金がエントリーフィーに反映してもいいのではないだろうか?

商店街や観光地と一緒に盛り上がるようなブルベがあっても楽しいと思う。まぁ、もちろん準備・用意が大変なのは想像に難くないが・・・

ただ、PCがコンビニチェックでルートをただ走ってくるようなだけのイベントだと、中々発展も広がりもキビシイと考える。

なので、非営利は前提として、内容充実ということであれば、ある程度エントリーフィーの枠の考え方を広げてもいいのではないかと思っているよ。

そこまでして大きくしたくない、メジャーにしたくない、裾野を広げたくないというのであれば、それは仕方ないが。

部外者がスマン・・・

まとめ

今年のヘブンの諫早の懇親会でAR鹿児島のプレジデントが「毎年ウチは年初に奄美でやります」・・・と、言っていた(酔っぱらいが聞いていたので間違っていたらスマン)。

それって、スゴイいいコトと思う。毎年秋には「奄美チャレンジサイクリング240km」がある。たしか2017年で9回目のはず。

ブルベも、このように同じ地域で毎年やれば、反射ベストを来たサイクリングをお正月明けにいつもやる・・・と認知され、それがブルベなのね、と理解もされる。

地域に少なからず経済効果もある。

ロードバイク乗っていても、ブルベってイベントはマジでマイナー。少数派だから理解も少ないかもしれん。だからもっと周知がすすむと良いかもね。ホント部外者が余計な口出しスマン。

yasu

2013年よりブルベにエントリーをしています。海外ブルベがメイン。年間2本走れるようにがんばる。目下はRM1200km以上を20本完走、ISR5回(4CR)が目標。愛車はCube Agree C:62 ディスク(海外・遠征などメイン)、BeONEディアブロ(引退・予備・ローラー台専用)で走っています。13年LEL1400kmから17年ラストチャンスコロラド、18年alpi4000などRM1200km・RMオーバー1200kmを8本完走。ISR(1200km・4C)を1つコンプリート。アメリカ完走すればISR2回目ゲットできる。

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2018年イタリアAlpi4000完走しました!

↓2018年Alpi4000完走・レポートの先頭記事はこちらから、ぜひご覧ください。

Alpi4000 Day0:成田→ミラノ→レンタカーゲット→ミラノホテル
とうとうやってきたイタリアのAlpi4000。獲得標高もさることながら走行距離も1500km超えと、非常にタフなルート設計となっている。

 

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