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パリブレストパリがやってくる。4年に一度のPBP。2019年はPBP(パリ・ブレスト・パリ1200km)イヤーだ。2019年のスタートは8月18日で22日のゴールなので、行きたいヤツは早めに重い腰や尻をあげておくのが吉。
で、今年からブルベを始めた、また先日ブルベというものを知った・・・そんな初心者やブルベビギナーが、無謀にも2019年PBPにエントリーしてなんちゃって完走するにはどうすればいいか・・・今日も机上の空論してみよう。
この記事の目次
PBP優先エントリーを確保するため
とにかくエントリーができなければ、PBPの完走もDNFもありゃしない。
というわけで、PBPの優先エントリーを確保するため、とにかく今年中に600km以上のブルベを完走しておこう。
できれば1000km以上のブルベ、もしくはRMを完走しておくと、確実にエントリーできるだろう。
前回2015年より国別のエントリー枠は撤廃となり、前年度の完走認定実績順でエントリーができる。具体的には1000km以上を完走認定されている方からエントリーが可能になる。
いの一番にエントリーができるわけ。なので、最低でも今年2018年に600km以上の完走をしておこう。SRはいらないぞ。
PBP(パリ・ブレスト・パリ1200km)が完走しやすい理由
オレ的に言わせれば、たぶん1200kmブルベで1番完走しやすいのがPBPパリ・ブレスト・パリではないかと思っている。
まぁ、オレの場合初参加の2015年はDNFだったんだけどね。
それでも、PBPは完走しやすいのでは無いかと考えている。以下その理由。
エントリーの人数が多いので有利
2015年のエントリー数はたしか約6000人。このお祭り気分なPBPは非常に気分も高まる。
というだけでなく、エントリー人数が多いことは初心者には非常に有利になる。
なんといってもブルベ道中一人になることが少ないということだ。
往路などは、マジで人が多い。なので、キューシートはもちろんGPSを見る必要もない。コントロールを間違えることもないし、コントロール入ってもブルベカードチェックまで人の流れがあり、ミスすることは皆無。
これは初心者の心を非常に落ち着かせるであろう。
また走るルート上で、視界の中にほぼ間違いなくだれかライダーがいる。これも精神衛生上助かる。道を間違えていないということだからね。
トラブルしたときなども、だれか人がいるということはとても安心だ。
これでブルベPBP初心者でも走ることに集中ができるだろう。
過去走った人の記録やブログが多い
数多くある海外ブルベや海外RMにおいて、過去エントリーした方や、完走した方、DNFした例など、ネット上に非常に多く見つけることができる。
間違いなく日本はもちろん、世界的にも過去の例やログが多く存在するのが、このPBPと考える。
なので、準備や用意が非常にやりやすい。
どのように走ればいいかはもちろん、どんな準備をすればいいかや、天候に関しても情報はたくさんある。
日本人もたくさんエントリーする
PBPは海外ブルベであるが、毎回日本人もたくさんエントリーをする。その数3桁に達する。
なので、今年ブルベを始めたあなたでも、自分の地域から誰かしらPBPにエントリーする可能性は高いだろう。
日本人や知った人、友達がエントリーしていれば、本当にこころ強い。
ぜひ知り合いがエントリーしている場合は、スタート時間を聞いて、合わせるとよいだろう。
わかりやすい往復のルート
PBPは基本、同じ道を行って来いの往復ルートだ。
これは非常に助かる。初心者にはとても優しいと考える。同じ道だし、行き帰りでルデアックなどはドロップバッグにもお世話になるだろう。
行きで公園や仮眠場所をチェックしておいて、復路でちゃっかりお世話になることもあるだろう。
往復ルートのメリットを最大限に活かそう。
PBPを初心者が完走するには?
PBPは以上のような理由から、初心者でも完走しやすい理由がたくさんある。それでも1200kmという距離だ。ハードルは低くはない。
寒さ・雨対策は万全にする
真夏に行われるPBP。しかし夜は寒い。
ホント、マジで寒い。びっくりするほど寒いので覚悟しよう。その気温はほぼ間違いなく1桁になると思って間違いない。
息真っ白だったもん。
とにかく夜は寒い。パリ郊外のホテルにはエアコンが付いていなかったしな。なので、寒さ対策は万全にするべき。
さらに雨が降ると状況は悪化する。今年の北海道1200・2400を見ても、それは明らか。
夜、雨が降ったらかなりヤバイ。防寒対策はもちろん雨対策もかなりしっかりする必要がある。
さらに、ドロップバッグを含め、着替えの準備もしっかり整えることは言うまでもない。
ちなみに、今年もドロップバッグサービスがルデアックで行われると仮定する。スタートからルデアックまで約450kmで、スタートを18時とすると、だいたい24時間後くらいにルデアックに到着をする。
18時到着で19時にベッドに入れると0時頃リスタートするだろうか。ちなみにベッドは有料で2015年は3ユーロだった。
で、このルデアック0時頃はすごい寒い。マジで寒い。息真っ白。
雨降っていたら、最悪ですよ。
夜走行・ナイトライドに慣れておく
前述のように初日、普通の人の90時間組は夜スタート。初日は夜を徹して走る。
さらに、前述のように2日目もルデアック深夜スタート。マジで息真っ白な夜スタート。
というわけで、夜走行・ナイトライドには慣れておく必要がある。当然ヘッドライト、テールライト、ヘルメットライト、予備バッテリーなどの準備、充実は必須。
ミスをしない
つまらないミスをするんですよ。こういう時に限って。で、その小さいミスがあとあとボディーブローのように効いてくる。
なので、できるだけミスをしなしようにする。
いままでやった自分のつまらないミスのリストなどを作っておくと良いかも。そのあたり徹底的に潰しておく。
さらに、いつものライドやブルベエントリーもPBPと同じような装備でいくと良いかもしれない。
リスタート時のチェックなどルーチンにしておく。財布、ブルベカード、スマホ、カメラ・・・ドリンクボトル、補給食、日焼け止め、リップクリーム・・・などなど指差し確認もルーチン。
こういうことって、200kmのブルベでもRM1200kmでもPBPでも、いつも一緒のルーチンにしておこう。つまらないミスを防ぐのは日頃の注意からね。
焦らない
焦らないこと。焦ると、マジでいいことない。
焦りはミスにつながる。
そのミスを取り返そうと、また焦る・・・ホント悪循環。
↓いろいろとブルベの基本・基礎をチェックしておこう。
まとめ
PBP完走はやさしくはないが、ハードルは超えられないほど高くはない。
しかし、1200km90時間はけっこう長い旅だ。その時間を耐えられる必要があるし、なにしろ楽しむことが大切。
せっかく4年に1度のお祭りブルベ。オレもいまからマジで楽しみよ。
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