記事はプロモーションが含まれています
ロードバイクやロングライドにはサプリメント摂取は必要だろうか。実は今回2021年の岡山1200kmにおいて初めてサプリメント摂取を導入してみた。
通常自宅で疲れたときなどにビタミンBを摂取する程度だったのだが、今回の岡山では毎晩、ちょっと多くないか?・・・というくらいのサプリメントを摂取してみた。
その結果・・・予想しなかった良い結果をもたらしたのでちょっとシェアしたいと思う。
この記事の目次
サプリメントの摂取の目的
今回のサプリメント摂取の大きな目的は「疲労回復」となっていた。1200kmを完走する上で基本的に一般的なライダーの場合3泊することになる。
それがホテルなのかオーバーナイトコントロール・PCなのかは別にして、目的は疲労回復になる。たとえその睡眠時間が1時間でも2時間でも、走り続けるよりかは回復する。
しかし、問題となるのがその寝起き。すごくダルくないですか?1200km走っているときの毎回の寝起き。体中痛くて、ダルくて・・とてもこれから自転車で走ろうなんて気が起きないほど。
さらに筋肉痛も拍車をかけるわけです。筋肉痛は多少はしょうがないと思っているのだが、このダルさや疲労を少しでもなんとかしたいと思って今回のサプリメント摂取をやってみました。
サプリメント摂取をする目的や効果は以下の3点。
- 疲労回復
- エネルギーなどの補給
- 体を強くする
ブルベを走っていて体を強くすると思っているやつはあまりいないと思う。ブルベ、特にオーバーナイトを伴う600km以上のブルベに関して言えば「疲労回復」が一番の目的で、さらにエネルギーやビタミン、ミネラルの補給などもあると非常に助かる。
ブルベではどちらかというと食事や補給がコンビニ頼りになり、いつもよりも糖質摂取が過剰になる。それらの糖質をスムーズにエネルギーとして取り込むことができ、さらには不足がちになるビタミンやミネラル類を補えると、ダレがちなブルベ後半でもしっかり走れるようになると考える。
どんなサプリ使ったのよ?
海外直送品「ナウフーズ」のサプリメントを使った。
なぜサプリメントの知識が必要になったかというと、実は2020年に断糖高脂質ダイエットをやってみた。以下の本が詳しい。また各サプリについても書いてある。
断糖・高脂質でインスリンを制御してダイエットをする。ドカ食いOK、減量を加速させるサプリメント服用術などがあり、そこから各サプリの効能などを知った。
ちなみにこの断糖高脂質ダイエットは10kgくらいならすぐ落ちる。ただ、オレには合わなかった。体力がかなり落ちるのがデメリット。書いてあるとおり運動無しとかスポーツキライで体重落としたいならいいかもしれない。
というわけで、今回摂取をしたサプリメントやその他の栄養群をチェックしてその効能なども確認してみよう。
糖質・エネルギー類
糖質やエネルギーに関しては、食事だけで問題ないと考える。というかコストを考えると糖質とかエネルギーはふつうにコンビニ食でいいでしょ。
逆に食べすぎの方を気をつけるようにしたいくらいだ。50kmくらいしかPC間隔がないのに大盛りスパゲッテイとかおにぎり3個とか食べすぎだろ。
タンパク質
出典:アマゾン
身体を長時間酷使するブルベは必須アミノ酸のBCAAやタンパク質サプリメントで補給をしたい。
このアミノバイタルを1日に2本摂取していた。ステムポーチに常時1本入れていて信号待ちなどで一口ずつ補給してみた。あとはコンビニ補給する際にヨーグルトはよく食べていた。意識しないとタンパク質系も取りづらいよね。
ビタミンB群:糖質をエネルギーに変える
出典:アマゾン
エネルギーを供給するためにはビタミンB群が必須となる。ブルベで定番の白飯や麺の大盛はいつも食べてしまうし、当然普段よりも主食を多く糖質をとっていることは間違いない。
その量に応じてビタミンB群を摂取するのは必要になる。このナウフーズB-50であればB1、2、3、6、12が一気に取れる。
特にブルベの食事でよく使う外食やファストフード、コンビニ食を多用すると体内のビタミンB2は脂肪と糖質の代謝に大量に使われる。B-2単体でとってもいいくらいかもしれない。
ビタミンC
出典:アマゾン
ビタミンといえば、このビタミンCがすぐ浮かぶだろう。多くの哺乳動物では、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人は合成に必要な酵素がなくビタミンCを作ることができない。食事やサプリからビタミンCを取る必要がある。
体を酷使するブルベでは、体内での活性酸素は多くなると思う。その負担を減らすためにも抗酸化ビタミンを積極的に摂取することは有効。抗酸化ビタミンの代表ビタミンCは日焼け対策にも効果的。
ナイアシン:皮膚・粘膜の炎症を防ぐ
出典:アマゾン
あまり聞き慣れないナイアシンはビタミンB3と呼ばれていたビタミンB群の仲間で、水に溶ける(水溶性)ビタミンとなっている。主な働きはエネルギー作り、脂質や糖質の分解、皮膚・粘膜の炎症を防ぐなどとなっている。
ナイアシン効果のひとつにエネルギー産生があり、酸素を使って効率よくエネルギーをつくるとき、ナイアシンが必要です。酒飲みにも必須ビタミンだ!
鉄分:赤血球(ヘモグロビン)
出典:アマゾン
ブルベに限らずスポーツする場合、酸素を全身に運んでくれる赤血球(ヘモグロビン)は働き者だ。で、そのヘモグロビンが減少すると全身が酸素不足になり、疲れやすい・めまいなどが起こる。
ヘモグロビンの重要な材料のひとつである鉄分はマジで大切。レースするヤツラは本番数日前から鉄サプリメントを摂取し、体内の鉄分をフルにするそうだ。
なので、オレも鉄分サプリを毎日とった。
ところで、一畑電車とか山陰本線とか見ても鉄分取れないからな。勘違いするなよ。
マグネシウム
出典:アマゾン
マグネシウムとかあまり聞き慣れないヤツ。なんか他のビタミンなんかに比べなにに効くのかよくわからない。
マグネシウムは骨や歯の形成・柔軟性・弾力性を高める。カルシウムの作用をコントロールして筋肉の収縮・弛緩を調整したりもするなどといわれている。
しかし、オレ的にこのマグネシウムを摂取したことによる効果絶大だったのは・・・「朝のお通じ」・・・平ったく言うと朝イチウンコが3日ともぶりぶりよ。こんなにブルベで排泄が楽だったのは過去に1度もない。
日常の朝のお通じで苦労したことないオレでもRM1200オーバーの時は、いつもドロップバッグに浣腸を入れているくらいだから。
しかし今回の岡山1200kmで泊まったホテル3日間の朝いずれも起きた瞬間トイレ直行であった。これはうれしい誤算。朝イチ出ちゃえば、すぐにケツにプロテクトJ1塗布できる。
調べてわかったのだが、このマグネシウムは便秘薬に使われている定番のもの。なので、今回の毎朝スムーズなお通じは、このマグネシウムのおかげといっていいだろう。オレのブルベ常備サプリの一つになった。
日常で便秘に苦労している方は、ちょっと取り入れてみてはどうだろう。
で、どのくらいの量のサプリを取ったのよ?
ホテルに送るドロップバッグにこのように小袋に分けた1回分となっている。分量は以下。
- ビタミンB-50:3錠
- ビタミンC:2錠
- ナイアシン:2錠
- 鉄:1錠
- マグネシウム:1錠
となっている。これらのサプリメントを夜寝る前にすべて摂取した。
ちなみに青い錠剤は眠気覚ましのカフェイン剤だw
出典:アマゾン
1粒300mgのカフェインで強強打破2本分である。これをレッドブルと一緒に飲み干せば2時間はイケたw
まとめ
毎回RM1200km走っていると、仮眠取ったあと起きるのとか辛くなかったですか?ダルさ、倦怠感、スッキリしないなど筋肉痛ももれなくついてきて、マジ辛かった。
それを少しでも解消をしたく、今回サプリメントを使ってみたのだが、その効果はマジで絶大であった。
まず、起床時のダルさがかなり緩和された。そして一番良かったのが前述の朝のお通じである。3日とも朝イチでブリブリであればお腹スッキリなのだ。
もしかしたら今回岡山1200km完走の一番の立役者はこのサプリメントたちではないかと、マジで思うくらいである。
次回よりも常用、常備決定間違いなしなのだ。
最新情報をお届けします
Twitter でyasu@ブルベ人中の人をフォローしよう!
Follow @yasu_tomioka↓↓ワンクリックです。ぜひ記事を評価してください。