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新型コロナウィルスの影響でブルべもずいぶんと変わってしまった。2020年に関していえば、1年間1度もブルべを開催できずにすべて中止をしてしまったクラブもある。
逆に年末の12月までブルべを開催しているクラブもあり、2021年は2020年11月から2021年1月までという、これまでにない長いシーズンをスタートしている。
すでに来シーズンのSRを取得してしまった方もいるのではないだろうか。
そして、もうひとつニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべという形の開催が認められた。簡単に言えば分散でスタートをするために規定緩和が適用されている。
今回はこのニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべについて考えてみたいと思う。
この記事の目次
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべとは?
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべの一番規定が緩和されたところいえば、以下の部分ではないだろうか。
原規定のBRMでは、出走日は主催者により固定されており、これ以外の出走は認定の対象とならない。N2BRMでは、本来の開催日の前後2週間を限度に主催者裁量で設定する日程枠の範囲で参加者が出走日を選択して出走することを可能とする。出走時刻については、主催者の裁量により、異なる日程でも同一時刻スタートとするか、スタート時刻も選択可能とするかを決めることができる。
本来のBRM開催日の「前後2週間を限度」に主催者裁量で参加者が週装備を選択できるというモノ。これはすごいよくないか?
以下に実際のニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべで開催をされているいくつかを紹介したいと思う。
BRM927近畿200km福山 しまなみ海道
Audax近畿さんの「BRM927近畿200km福山 しまなみ海道」ではニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべでの開催でした。
開催日に対して前後1週間の枠が設けられています。
BRM1121熊本200km金峰山と天草五橋
R熊本さんの「BRM1121熊本200km金峰山と天草五橋」ではニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべでの開催でした。
開催日に対して前後2週間の枠が設けられています。って、スタート枠が1ヵ月もある!また熊本行きたいなー
またスタート場所も複数の店舗が選べるので、さらに自由度がある。これはいいなー!
このようなすばらしい開催規定に関して緩和していただいたこと、ホントうれしいと思う。
そーいえば、オレも半年前にこんな戯言言ってたな・・
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべのメリット
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべにはいろいろなメリットがあると考える。ちょっと重箱の隅を楊枝でほじくってみよう。
平日スタートができる
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべの最大のメリットは、この平日スタートができるということだろう。すべての人が土日休日ということはない。
サービス業の方など、土日休めずにブルべを見送っていた方も多数いるかと思う。このニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべにより平日スタートが実現された。すばらしい。
スタート時間の自由度がある
スタート時間に自由度があるのは良いことではないだろうか。深夜0時にスタートしたい方もいれば、朝が苦手な方もいる。
スタートは登録する必要があるようなので、これもレシートとSMS併用で自由にしていただければ、本当に助かる。
これもスマホ必携にすればいいのではないかと思う。
天気で選べる
このごろの週間天気予報の的中率は非常に高い。スタート時間がある程度枠を選べれば天気のいい日にスタートができる。
せっかくのサイクリング。やはり天気のいい日に走りたいというものだ。
あと、風が少ない日とかね。気温がいい日とかね。
渋滞を避けられる
スタート時間が選択できれば、たとえば都会発であれば深夜早朝スタートで早めにゴールが可能だろう。郊外スタートであれば、車での移動もすこし余裕が持てる。
体調と相談できる
仕事が忙しくなる時とかバイオリズムとか女性の体調とか・・・いろいろ体調って変わるし調子いい時悪い時がある。
そんな場合も体調と相談して出走日を選択できるメリットはでかい。
同伴者出走者と日程調整ができる
特にブルべ初心者や女性ランドヌーズはできればベテランライダーなどと一緒に走りたい。そんな場合も日程調整が非常にやりやすいのはかなりのメリットと思う。
これでブルべデビューがやりやすくなるのではないだろうか。時間も天気も選べることができるメリットはかなりデカい。
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべのデメリット
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべのデメリットはやっぱりあると思う。こちらも無理やりほじくり出してみようではないか。
荷物預かりなどが無い
スタートがないことにより荷物預かりが無いのは地味に大変かと思う。特に輪行や自走組のブルべライダーに、この荷物預かりは助かるものだ。
こうなると駅のコインロッカーが最後の砦になるよね。
完全に自己責任の個人サイクリング
ブルべの原点ともいえる、完全自己責任のサイクリングとなる。スタートに誰もいないと、ホントただの休日サイクリングだ。
でも周りの人はこれから600km走るなんて思いもしないだろう。
8月の北海道に至ってはこれから1300kmも走るなんて誰も信じないと思う(それも5日弱くらいでw)。
スタッフさんの負担が増える
スタート枠に自由度が上がれば、ゴールも分散する。参加者の確認という意味ではスタッフさんの負担が増えることが懸念されると考える。
モチベーションが上がらない
ニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべの最大のデメリットはこのモチベーションが上がらないということかもしれない。
あのスタートにおける、これから苦楽を共にするブルべ仲間とウダウダとするのは、非常に楽しい。新しく入れた機材とか、買い替えたロードバイクを自慢する相手もいない。
また久しぶりに会うスタッフさんとの挨拶も楽しいものだ。それが何もないのはこれから600km走る気力が萎えるというものだ。
まとめ
新コロナはうざいけどニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべはとても歓迎できるものと考えるが皆さんはどうだろう。
この自由度があるのもブルべの良さだ。今後はこのニューノーマルBRM(N2BRM)ブルべと普通開催を併用していければいいなと感じる(スタッフさんは大変そうだけど・・)。
特に平日スタートができるのを喜んでいる方も多数いるのではないだろうか。
というわけで、2021年シーズンは新しいブルべを楽しもうではないか!
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