RM1200㎞(それ以上)の装備を考える【2020年版】

今年も日本国内はもちろん、世界各国でRM1200(超え)が行われます。600kmブルベの倍(以上)というのもとてつもないが、制限時間も約3泊4日(90時間)というのも長いのか短いのかよくわからない・・・

そんなRM1200km(それ以上の距離含む)を走る上での装備をこねくり回してみよう。

去年はなんとかヘロヘロ、2019年PBPを完走できたけどホントやれやれ。

2020年の国内RMは5本

今年は日本国内でもRM1200㎞と1200㎞+などトータル5本も行われる。

とりあえず、岡山エントリーをしているんですが・・・北海道なんてエントリーが瞬殺だったようです。マジ?

ところで日本縦断はセルフサポートでオーバーナイトコントロールや仮眠所など一切なくバッグドロップもない。まー、日本なのでコンビニあるけど。

必要装備はかなり持つ必要があり、追加装備などは自身でホテルなどに送付する必要があるかも。宿ついてその都度ランドリーも大変だけど、考えようによっては楽。どっちがいいか微妙ね。

セルフサポートは通常のRMとは多少違ってくるので、ドロップバックあり想定のRM装備について考えてみよー

このところのRM1200kmはいつもこんな感じになっています。まー、話半分参考まで。

サドルバッグ・フレームバッグ

RMでのサドルバッグは、このところトピークサドルバッグもしくはオルトリーブ。ドロップバッグがあれば、でかいサドルバッグは必要ない。

あとフレームバッグがお気に入り。重いものやすぐに取り出したいアイテムはフレームバッグに入れている。

補給食、薬類、モバイルバッテリーはフレーム振り分けバッグに入れる。

日本食・補給食について

日本食・補給食については国内の1200㎞では全く関係なし、一切自身で用意をする必要はない。世界に誇る日本のコンビニやファストフードがそれにすべて答えてくれます。

この「日本食・補給食」の用意が必要ないだけで、海外ブルべに比べ相当負担が減ります。これホント。

参考まで海外RMでいつも持参する日本食が以下。サンドウィッチとパスタで耐えられるヤツは必要なし。

尾西食品 アルファ米12種類

尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類 )
尾西のごはんシリーズ

海外のPCなどで提供される食事は基本的にパン系、シリアル系、乾物系が多い。厨房がある場合はパスタが主流だ。

あとビーンズと玉子系。温かい食事が提供されるのは本当にありがたいが、つかれた体、そして胃腸にこの手のヤツは、オレはけっこうキビシイ。

そこで、やはりいつも食べ慣れている米は本当に助かる。朝だけでもこいつにする。朝2袋お湯を入れ、一袋は朝食、もう一袋はそのままサドルバッグへとすれば、そのまま補給食だ。PBPでも随分と助けられたよ。

補給食:ようかん

杉本屋製菓
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一口羊かんはいつも持っています。片手で封を開け食べられるように練習しておくと良い。

補給食:せんべい系

岩塚製菓
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亀田の柿の種
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「ぬれ煎餅」は水がなくてもスムーズに食べることができ、柔らかいので口の中を痛めることもないです。適当な塩気と甘みがクセになる。

オレの海外RMには絶対にもってい行く一品となっている。あと柿の種。普通の柿の種もウマいが個人的に「ザラメ梅」が超ウマいw

三幸製菓
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その他、ブラックサンダーなどはデフォで持つ。

ところで、海外に食品を持っていく場合、持っていけない製品や食べ物もあるので、気を付けよう。

たとえばオーストラリアなどではかなり食品持ち込みに関して制限がある。

レトルトご飯やアルファー米は加工品なので、国外への持出しの制限は緩い。心配な場合はチェック必須ね。

バックレて税関を突破はやめとけ。きちんと申請しよう。お菓子やレトルトなら見せれば大丈夫。

ボトル類とキャメルバッグ

どこの海外RMでもボトルは3本携行することを推奨されている。

基本的に最低100㎞程度はノーサービスでも走り切れるということを念頭に置くと良い。海外でコンビニなんてものは一切ない。ガスステーションやカフェもまれw

水が無いのはDNFどこか生命もヤバい。

キャメル背負うのもいいかも。とりあえず輪行袋に突っ込んでおいて現地で考えるのもあり。

ハイドレタンク容量は3L程度。ボトル2本分の半分1.5L程度をいれておき、これにドリンクボトルを1本で3本分確保。残りのフレームケージにはツールボトル挿せる。

キャメルバッグに1.5Lの水とアイテム(常備薬・カメラ・ハンカチ・ティッシュ・予備財布)など含めると約2kg程。

多少肩などに負担がかかるけど、メリットもある。夏などは氷を投入すると簡易冷却装置、そして冷たい水が飲めるので最高よ。

RM1200は真冬から真夏まで対応ウェアを

海外に限らずRM1200㎞は早朝、深夜、そして日中とほぼ24時間の時間帯を走る場合が考えられる。

2014年BRM709北海道1200kmでは美幌峠豪雨で足止めくらい、そのまま中止になったが夜明け頃、吐いた息が真っ白だった。

タスマニアなんか下界は30度を超える真夏日だったのにハイランドレイク(標高1000m超え)に到着をして日が暮れると、とんでもなく気温が下がった。たぶん一ケタまちがいなしの寒さ。2019年PBPも早朝は真っ白だった。GWの岡山、縦断、真夏だけど北海道も覚悟しろ

というわけで、極端に寒さに強い方などを除き、真冬装備は念頭に置くと良い。暑いのは脱げばいいけど、寒くて着るのがないとアウト。

キーポイントになるのがレインジャケット(とインナー)。ウィンドブレーカーとレインジャケットは吟味しよう。

ウェア

基本は長袖+長パン。下はアンダーウェア(状況により変える)。

それにウィンドブレーカー。これにレインジャケット着れば0度くらいまでは大丈夫と実証済み。

ドロップバッグあれば、長指グローブに厚手長指グローブを入れておく。厚手長指はタスマニアで本当に役立った。

レインパンツ

オレ基本レインパンツを使いません。雨のとき下半身はあきらめます。

それよりも足がきっちり動き、ペース落とさず、また体温あげられる方をチョイスします。

しかし、朝スタートするときに気温が低い場合などは、着用する場合もありだし、ドロップあれば突っ込んでおく。

ちなみにシューズもソックスも何も対策なし。このところシューズカバーも持たない。どうせ浸水するし。

あと100均のビニールレインウェアを保険にドロップへ入れとく。

アンダーウェア

ウールのアンダーウェアはよい。

海外ではホント大活躍。暖かい。そしてなんといっても汗の乾きがめっちゃ早い。気温が低そうな場合などはこれを着用する。

寒くない時は「おたふく」のストレッチシャツを使う場合が多い。

タブつかない、緩めのストレッチ素材、吸汗速乾加工、涼し目ということで日中気温の高いときにはこれをアンダーにする場合が多い。

ヒートテックはやめておけ。

常備薬・サプリ

  • 痛み止め(ロキソニン)
  • カフェイン剤
  • 胃腸薬
  • 風邪薬
  • 足つりの薬
  • 湿布系
  • オロナイン
  • 目薬
  • リップクリーム
  • 日焼け止め

以前アスピリンを使ったが腹がいたくなり、オレには合わなかった。それ以来ロキソニンを持っている。

次に大事なのは胃腸薬。海外ではいろいろとストレスがあるので、もっていると安心だ。あと足つり用対策。

ツムラ漢方
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紫外線が強いので目薬、リップクリーム、日焼け止めは必須ね。コントロールで日焼け止めはきちんとやろう。

SSP(エスエス製薬)
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カフェイン剤は(オレは)必須。夜が弱いので、走行が夜間にかかる場合投与する。

ただ、オーバーナイトコントロール到着逆算をして4時間以内になる場合は飲まない。仮眠所で寝られないともっと厳しくなるから。レッドブルも同様w

いずれにしてもすべての薬は事前テストが必要なことは言うまでもない。

クエン酸・BCAA系・アミノ酸

オーバーナイトコントロール到着100㎞程度になったら1本のボトルにこの粉末を入れて、その日のうちに飲み切る。

その日の走りをこなすことは大切だが、次の日にできるだけいい状態で完了するのも大切。

アミノバイタルタブレットの小さいボトルをバックポケットにいつも入れている。気がついたらポリポリしてる。

GPS

GPSは必須の必需品。キューシートなんて考えられない、お好きな方はどうぞ。

ガーミン(GARMIN)
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2万円弱で安心と道案内が買えるなら安いもんだ。

特に海外RMの場合、100人程度だと、周りに人がいるのは1つ目のコントロールまで。あとは、ほとんど一人旅よ。PBPじゃないから道を訪ねようにも人もいなけりゃ、サービスもない。

日本・海外問わずミスコースは本当にダメージがでかい。最小限にするためにGPSは必須。

いつも2台持ちだ。Edge800とeTrex20。2台持ちの理由は以下。

  • 冗長化。どちらか1台ダメになっても大丈夫のように
  • 通常は片方は標高表示、片方はルート表示

紙のキューシートオンリーでもいいけど、海外でミスコースしたら人はいない。ルート上にだって、まばらなんだから。

あと、サイコンは暗くなると見えなくなるけど、ガーミンGPSは液晶内に速度や時刻を表示しておき、バックライトあると常時必要情報を見ることができる。

電源類・USBバッテリー

以前はバッテリーチャージャーを持っていったが、現在は持たない。

充電は一切なし。バッテリー類はすべて交換をする。

用意するバッテリーは以下。(ドロップバッグ)

  • アルカリ電池単3形8本(eTrex用4日分)
  • USBモバイルバッテリー3本
  • デジタルカメラ用バッテリー1本

アルカリ電池単3形

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)
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eTrex20用のバッテリー。4日分で8本。毎日交換をする。

このアルカリ乾電池で1回20時間は確実に持つことが確認できている。

さらに手持ちで予備単三を2本別途携帯する。

USBバッテリー

この10000mAh程度容量のバッテリーを4本持つ。1本は手持ち。3本はドロップバッグ。色々使ってきたけどアンカーが一番信頼できる。

持っている1本でガーミンEdge800に常時給電をする。常時給電することで、雨が降ってきたらすぐに電源ケーブルを抜くことができる。

スマホの充電もモバイルバッテリー使い適時バイク上で行う。オーバーナイトコントロールで電源コンセントを確保できる保証がないので、はじめからUSBバッテリーで行う。

このサイズ4本あれば、4日間のEdge給電とスマホ充電はまかなえる。

SIMフリースマホ

日本ではどうでもいい話だが、海外の場合はSIMフリースマホを持っていって現地のSIMを入手すると良いだろう。

もちろん、日本のヤツそのまま持っていってローミング1日3,000円でもいいけど・・・海外RMの場合最低1週間は滞在するはず。

そうなると1日3,000円ならSIMフリースマホとSIM代出るぜ。

オレの今使っているのはファーウェイの防水スマホ。必要十分なスペックで、MVNOで問題なく運用できるから日本でも使いやすい。まぁ、ファーウェイだけどw

液晶は5インチ以上をおすすめ。やはり大きめの液晶は見やすい、使いやすい。

あと、海外ではすぐに言語を英語表示にできるようにしておこう。

宿泊や現地の情報系、お天気、マップ系のアプリは普段から使いこなすことも忘れずに。

このスマホで、主催者とやり取りをして、現地入りしてもスマホだけでスムーズにやり取りできるようにしておくとよい。

海外へ行ったら自己責任の部分は非常に大きくなる。

GPSで現状の把握、スマートフォンで通信の確保をいつも行っておくことは絶対に必要だ。

ヘッドライト・テールライト

ヘッドライトはこのところいつも使っている18650中華ライト。安いし、まぁそこそこ明るい。予備バッテリーも安い。

1日でバッテリー1本使うのでバッテリーや予備含めて5本は持つ。2本装備、1本サドルバッグに予備、残りはドロップ。

テールライトは以下の2本。

キャットアイ(CAT EYE)
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キャットアイTL-LD155-RとTL-LD570Rをシートスティに取り付ける。TL-LD570Rはリフレクターの役目もしている。

オーストラリアなどのレギュレーションではテールライトの他、テールリフレクターが必要となる。それをまかなう。日本ではリフレクターのことをあまり重要視しないけど、海外ではかなり必須。

テールライトは基本的に常時つけっぱなし。なのでTL-LD155-Rテールの電池交換を1回する必要がある。

まとめ

このところRMでの装備を迷うことは、ほとんどなくなった。いつもこんな感じ。

それでもいつも心配なのはレインウェア関連だが、こればかりは仕方ないと半分あきらめている。

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