1000kmブルベの走り方

熊本城

1000kmのブルベは本当に遠い。国内で走ることができる最長と言っても過言ではないくらい遠い。

1200kmよりも1000kmブルベのほうが遠い、ツライと思っているYasuです。こんにちは。

ゴールデンウィークや秋のシルバーウィーク付近にある連休には各クラブで1000kmが開催をされます。また翌年にPBP開催予定となっている前年度となるとその開催数もかなり増える傾向にあります。

2015年よりPBPエントリーは前年度の認定距離長さにより優先があり、ようは1000km以上の完走認定があれば、一番早い日付でエントリーができる。

というわけで、2019年のPBPエントリー権を確実に得たい場合1000km以上のブルベを完走する必要があるね。




2018年秋に行われる1000km

なんと、この秋に国内では8本もの1000kmブルベが開催をされる。やばい。いくつか見てみよう。

BRM921 四国山地 – 1000Km

こりゃキツイ。獲得標高2万mを超えている1000kmブルベ。さすが岡山というところだろうか・・・

BRM922熊本1000km南九州

BRM1005 アルプス、富士 – 1000km

まぁ、とにかく1000kmブルベはけっこうな距離を走ることが、これを見てもよく分かる。九州や四国ならほぼ1周できる。本州ならとんでもないところまで行ける。

そう、普通のサイクリングであれば、大学生とかが夏休みなんかで2週間位かけていく距離よ。

そんな1000kmという距離を75時間・・・3日と3時間で走る必要があるのだ。マジか。

1000kmブルベをどうやって走る?

1000kmブルベは本当に遠い。そして長い。上記のRide with GPSデーターを見てもらってもわかるように、なにげにとんでもない距離となっている。

車で走るのもちょっと躊躇する距離だ。

トータル時間は75時間

そんな1000kmブルベだがトータルの時間は75時間となっている。

600kmブルベを走ったことがある方なら知っていると思うが、600kmの制限時間は40時間。そして400kmは27時間。両方足すと1000kmになるがトータル時間は67時間だ。

そう、1000kmブルベは600kmを超えたところより、制限がゆるくなる。ゆるくなる時間は8時間。これはホント助かる。

67時間だと3日に少し足りないが75時間であれば丸3日と3時間となっている。1日に333km走る計算だが、ことはそう単純ではないことは600km走ったことがあるあなたなら知っていると思う。

スタート・ゴール時間のチェック

上記の1000kmのスタートはほぼ全てが朝スタートとなっている。朝4-10時までスタートを完了するようだ。そうすると、ゴールは3日後の同時刻プラス3時間と思えばわかりやすい。

朝スタートの場合、ゴールは3日後のお昼前後となる場合がほとんどだろう。

最終日けっこう厳しいが、逆に考えれば最終日は朝までゴールに飛び込めば、なんとか間に合うと思うと、少しは気が楽になるかもしれない。

スタート場所までどのように行くか

各クラブの1000kmブルベとなっているので、かなり気合の入っているコースが多く、また、その年のメインイベントとなっていることもあるだろう。

なので、遠征を考えている人もたくさんいるかと思う。

スタートまでどのように移動をするかをしっかり考えることは大切。

オレなんか埼玉1000kmであれば、スタートの入間までバイクで走っても1時間かからない。そんなスタート・ゴールであれば、DNFした場合でも、スタートに戻る必要がないので、気は楽だ。

スタートに来るまで行く人はけっこう注意。どうしてもスタートまで戻らなくてはいけない。あと荷物を預けた方も同様。荷物の送付サービスがあると助かるが・・・

1000kmブルベを遠征する方は、スタートに何も残さなければ、非常に楽だが、車や荷物を残す場合撤退方法をしっかりと考える必要がある。

ホテル・宿の確保

1000kmブルベのルートは、やはり途中できちんと仮眠する必要がある。

そのルートは、ルートを引く人にも寄るが、このあたりで仮眠すると良いですよ、この辺でホテルが取れるといいですね・・・そんな思いがあると助かる。

しかし、同じルートを50人とかが走ると、お目当てホテルがすぐに埋まることもあるだろう。健康ランドであれば大丈夫かもしれないが、連休中日だとかなり混んでいることも覚悟する必要がある。

先日安室奈美恵さんが引退コンサートを沖縄でやったが、インタビューに答えていたファンの一人が、引退を発表すぐに沖縄行きのチケットとホテルを予約したそうだ。マジか。まだどこで引退コンサートやるか発表していない状態で予約したとのこと。ちょっと見習いたい。

脱線をしたが、もし良さげなホテル(350km、700km前後付近)があれば、ちょっとチェックをしておこう。

昼夜の寒暖差に気をつけろ

1000kmブルベが行われる、9月後半から10月となると気温の寒暖差が激しくなる。

日中は晴れれば30度を超える日もあるし、夜間は一桁になる場所もでてくる。さらに台風シーズンや秋雨前線停滞など、あまり聞きたくないフレーズもあるぞ。

初冬から初夏の気温が1日の中に混在するであろう。

暑いのはとりあえず脱げばなんとかなるが、寒さは準備がないとアウトだ。しっかりと晩秋-初冬の装備をしていくことおすすめする。

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胃をやられるな

1000kmブルベは長いと同時に、相当量食べることになる。

食べては走り、走りながら食べるの繰り返しになる。相当胃腸は負担を掛けることになる。

さらに見逃せないのが、前述の気温の上下、寒暖差。これは内臓にかなりクる。胃腸のケアを忘れないように。

またコンビニで食べたら、ほんの少しの食休みも大切。少しずつ食べる、消化の良いものを食べる、しっかり食べる時は必ず20分休む・・・など、自分のルールを決めるとよいだろう。

また胃腸薬など、自分にあった薬を用意しておくことも大切。

ヘッドライト・テールライト準備

長丁場な1000kmブルベ。普通の人であれば、間違いなく3つの夜を走ることになるだろう。ライトに関してはきちんと準備をしよう。

またそのライト類のバッテリーはどのように運用をするのか、事前にチェックをしておこう。毎晩深夜2時ころまで走る場合、17時から点灯をすれば9時間の運用となる。

テールライトは2個ついていれば、ギリギリどちらか1個バッテリー交換すれば行けるかという時間。

ヘッドライトは間違いなく毎晩交換、もしくはバッテリーチャージをする必要がある。

1000kmブルベエントリーの機会にハブダイナモ導入を考える方もいるようだ。いずれにしてもヘッドライト・テールライトは最重要チェック項目になっているぞ。

ヘッドライトは18650ライトはかなりおすすめだ。

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バッグ類の準備

1000kmブルベという長丁場。かなりのアイテムを持つ必要がある。

サドルバッグのほか、フレームバッグやフロントバッグの併用も考える必要があるだろう。

もしドロップバッグサービスがあれば、ぜひそれを使い、できるだけ荷物の負担を減らそう。また事前にホテルなど宿が決まっているのであれば、セルフドロップとして荷物を宿に送っておくのも一つの手だ。

またすべての荷物をもち、途中で送り返したり捨てたりして荷物を減らすという手もある。

どのよう形で荷物を持つのか、送るのかなどを決めた上で必要最小限のアイテムをもち、それに応じたバッグを決めよう。

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DNF場所のチェック

1000kmブルベを走る上でDNF場所のチェックもかなり重要。後ろ向きというなかれ、事前の準備はとても大切。

また今後もブルベを続けていくためにも、最小限の出費や損害に抑えることは大切なことと考える。

行くか撤退するかを決断する時、このようなDNFポイントの事前チェックは大きな判断材料になるだろう。

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まとめ

1000kmブルベは本当にキビしいと思う。ただこの時期の1000kmブルベ経験は翌年のPBPに必ず生きてくると思う。特に寒暖差。

8月に行われるPBPは日中はけっこう暑くなり、夜は1桁息真っ白。ちょうどこの時期の気候に合致する。PBP初日はオーバーナイトで走ることになるので、その練習にもなるだろう。

いずれにしても、1000kmブルベ初参加というかたも多いと思うので、事前の準備はしっかりとしてもらいたいと思う。

そしてトライする前日は、必ずしっかりと睡眠をとってほしい。ちょっとハードル高めの1000kmブルベだが、事前準備をきちんとすれば、そのハードルも手の届くところになるだろう。

yasu

2013年よりブルベにエントリーをしています。海外ブルベがメイン。年間2本走れるようにがんばる。目下はRM1200km以上を20本完走、ISR5回(4CR)が目標。愛車はCube Agree C:62 ディスク(海外・遠征などメイン)、BeONEディアブロ(引退・予備・ローラー台専用)で走っています。13年LEL1400kmから17年ラストチャンスコロラド、18年alpi4000などRM1200km・RMオーバー1200kmを8本完走。ISR(1200km・4C)を1つコンプリート。アメリカ完走すればISR2回目ゲットできる。

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2018年イタリアAlpi4000完走しました!

↓2018年Alpi4000完走・レポートの先頭記事はこちらから、ぜひご覧ください。

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