初めてのブルベで確実に完走をする準備と13のキモ

初めてのブルベで確実に完走をする準備を考えてみよう。毎年ブルベは1月1日から始まる。マジか。お正月に開催されるブルベは例年非常に多い。

年初からブルベをエントリーされている方も多いのではないだろうか。

2021年シーズンは11月よりスタート、さらに正月は年末年始、2週目の成人の日絡みの3連休などでブルベ開催も多い。

今シーズンも各クラブで多数のブルベが開催されていて、数百を越すブルベイベントが日本中で開催される運びです。

毎年、開催数が増えているということは、クラブの数も増え、またエントリーするライダーも毎年増えているという証拠になるでしょう。

ブリーフィングの時、「初ブルベの人ーー!」と言う問いに対して、毎回かなりの人数の方が手をあげます。ゆるいコースなら、いいのですが獲得標高3,000mを超えるとなると、初ブルベでは完走もむずかしくなるでしょう。

人生初ブルべということは、たぶん人生初の1日200km走る人がほとんどと思います。1日の内、その殆どをサドルの上ですごすとなると、初ブルベが完走するか、DNFかでかなり変わるでしょう。

またそのDNF内容が辛い場合、再チャレンジがかなりためらわれる事もありえるでしょう。できれば初ブルベは完走を目指すとよいと思います。その後の自転車ライフにも少なからず影響をあたえるかもしれない、初ブルベ。

というわけで、初めてブルベにエントリーをする方に贈る、初めてのブルベで確実に完走する準備とコツを伝授。ヌルく聞いてくれ。

自転車・ロードバイクの整備をきちんとする

ホント、あたり前のことだがブルベにエントリーをする自転車、ロードバイクはきちんと整備して出走をしよう。

ブルベスタートにあたり車検はあるが、基本的に「ライト」「ベル」「反射ベスト」など安全系の確認となり、車検通ったから大丈夫ということはまったくない。

初めてブルベにエントリーをするということは、昨日ロードバイクを買った人ではないだろう。せめて100km程度のサイクリングはこなしていると考える。

ということは、河原のサイクリングコースを含め、そこそこロードバイクの練習はしているはず。バイクの走行距離も、そこそこ行っているんじゃないか?

ブルベの最短距離は200kmだが、通常ロードバイクで200km走ると、普通では考えられないトラブルも発生する・・・と思ったほうがいい。

特にシフト系。シフトワイヤーなんてきちんとシフトすればいい・・・と言うものではない。シフトワイヤーは切れる。マジで。これブルベ中に切れると精神も切れる。

フロントならまだ救いようもあるが、リア切れたらDNFポイント、もしくはゴールまで修行となる。

過去2度ほどシフトワイヤー切れした方に遭遇している。悲惨だ。それを見て、リアのシフトワイヤーを必ずツールボトルに入れている。

普通のサイクリングとは少々違う距離となるので、無事に帰るということを考えるとバイクの整備はきっちりやっておこう。

時期を考える

時期はズバリ5月がいいです。安定した天候と長い日照時間で5月をベストシーズンとしましょう。18時を超えても明るい状態の5月は13時間半全部使っても夜間走行が少なくて済みます。

10月もいいですが、日照時間の少なさと、シーズン終盤はけっこうキツ目のブルベが多いこともあり、シーズン初めの5月200kmは狙い目でしょう。

4月もいいのですが、年度初めでバタバタ忙しいことや、花粉症なども残っています。

少々気温が高い時もあるかもしれませんが、初ブルベのベストは5月とします。でも200kmとか少なくなっているのがネックではある。

平坦なコースを選ぶ

年度初めのブルベは(降雪の影響も考え)ある程度フラットなコースが多いと思う。初ブルベで完走を目指すのであれば、各クラブのフラット目のコースを選択することは大事です。同じ200kmでも獲得標高が高くなれば、当然大変。

その中でも、初めてブルベにトライするコースはできるだけ平坦なコースを選ぶと良いだろう。平坦と行っても200kmだ。オールフラットとは行かないからアップダウンはかならずある。

冬のブルベでちょっと怖いのは登りでかいた汗がダウンヒルで強烈に体を冷やすこと。なので、できればフラットコースの方が良い。適当に体があたたまるくらいのルートが助かる。同じ登りでも、その登りが前半にあるタイプが楽かも。

またフラットが市街地フラットの場合、平均速度は信号待ちなどにより落ちることは考えられます。市街地スタートのブルベは要注意。

あとは、暖かい場所や地域でやるブルベ。過去には奄美開催もあった。沖縄とかね。ただ冬の九州は普通に寒いぞ。覚悟しろ。

荷物を減らす

大体のロードバイクは10kg以内の車重であり、カーボンバイクであれば7-8kgというところか。何もない状態であれば、とても軽いロードバイク。しかし、1日に200kmも走るとなれば、荷物も増えます。

パンク修理セットや予備チューブ、エアポンプ、ライト類、ベルなど絶対に外せないグッズもあります。

それでも、前述の時期を考えることにより、防寒用品を減らすことが出来ます。また涼しい時期であればボトルは2本持つ必要はありません。

夜間走行が短ければ、小さめのライトですみます。気候の良い時期に走れば荷物は減る傾向になる。

距離が長くなると、その1kgが最後のほうでボデイーブローのように効いてきます。軽いバイクが重くならないよう、できれば荷物を減らす方向で用意するとよいだろう。

スタートはできるだけ自宅より近い場所にする

初めてのブルベはできれば自宅より近い場所のスタートが良い。もしくは土地勘のあるルート。

どこでも同じだろ・・・そんなことはない。

とりあえずルンルンサイクリングではなく、時間制限のあるイベントとなると、多少なりともプレッシャーはあるもの。それが初めてのブルベ、未体験の200kmとなれば、なおさら。

自宅に近いところのスタートや土地勘のあるルートは、いわゆる「ホームアドバンテージ」を持てる。

これは、思ったよりも大きなアドバンテージと思ってくれ。

スタートの時に、見たことのある景色、いつも車で走っている国道、たまに寄るファミレスなどが目に入ると、非常に楽にスタートを切れるぞ。

ホームアドバンテージを自分で選ぶことができるなら、絶対にそれは得ておこう。

前週に予め少しでもコースを走っておく

初めてのブルベスタートを自宅から近い場所を選択できたら、ぜひとも前週にすべての準備をしてスタートから走ってみよう。

GPSやキューシートはもちろん、補給食やウィンタージャケットなど、すべての用意をして、できればスタートと同じ時間で練習をするのだ。

これはホームアドバンテージに加え、有効な練習法と考える。

別に200km走ることはない。スタートから20kmも走れば十分だ。PC1まで走る練習ができれば、ほぼ完走できると思うぞ。

DNFポイントをキチンと決めておく

必ずDNFポイントを予め決めておこう。基本的には公共交通機関、鉄道駅となるだろう。自己責任のブルベは回収がない。

鉄道駅を含め、きちんとDNFポイントを決め、当日はそのポイントで自身の体と相談をしよう。

ブルベは年間で300もある。今日完走できなくても、次がある。次を楽しく迎えることができるよう、勇気ある撤退、確実な判断は大切。

イベント中は、多少なりともアドレナリン出ているから、行けちゃうけど、思ったよりもダメージはある。

冷静な判断をするためにも、冷静な自分を取り戻すポイントをPCとともにDNFポイントを決めておこう。

GPSの用意をする

エッとですね、初めてのブルベをキューシートで走ろうと思っているなら、悪いことは言わない・・・キューシートは参考程度にして、ぜひともGPSでのナビをおすすめしたい。

必ずGPSを用意しよう。

GARMIN(ガーミン) eTrex20x

出典:アマゾン

誤解を恐れず言えばキューシートを見てロードバイクで走るのは、ちょっと危ないと思っている。

それが初めてのブルベで、慣れていない状況であのキューシート見ながら走るのはビギナーには優しくない。

ミスコース1発でサイコンとキューシートの距離が合わなくなるのよ?キビシクない?そもそも初ブルベでミスコースするとマジで焦るぜ。

自分の行く方向を予めわかり、GPS画面には速度や積算距離、残り距離などが表示でき、暗くなってもバックライトで表示が見えるGPSはブルベの旅先案内人。

ヘルメットライトでキューシートとサイコン照らして走るなんて、オレには無理。

キューシートこそブルベの精神・・・とか、お金がない・・・とか、など・・・まぁ、いろいろ理由があると思いますが、ぜひキューシートで初ブルベを迎える方は前述の「前週練習」を怠りなく。w

前日の睡眠確保・体調を整える

前日睡眠をきちんと取る。体調を整える。これマジ重要です。

ロードバイクで走ることやブルベ出走は、基本的に朝早いです。スタートまで行く時間を考えると6時スタートの場合、普通に4時おきでしょう。

最低でも6時間の睡眠は確保しよう。睡眠不足は後半タレるぞ。タレるだけならいいが、居眠り運転などしようモノなら命にも関わる。

またこの時期、カゼや体調不良も多い。徹夜なんて愚の骨頂。

もし、睡眠がしっかり取れなかった、体調がすぐれない場合、いさぎよくDNSするべき。

前半は平均速度20km/h・後半15km/hとする

50人を超えるエントリー数ブルベであれば、前半のPC1までは誰かと走ることになる。

ぜひとも前半折り返し100km、できればPC1くらいまでは20km/hをキープするようにしよう。当然休憩込みな。

折り返しの100kmを5時間で行ければ、残り100kmを8時間半使える。かなり余裕だろう。まぁ、飛ばしすぎの脚が終了では元も子もないが。

PC1でバラけて一人旅になる前に、ある程度のペース配分の理解、余裕のある時間運びが出来れば完走も見えてくるだろう。

PCでの休憩を管理する

ブルベ完走のキモはPCで必要以上休みすぎないこと。がむしゃらに走り、PCでどっかりすわって40分休憩はダメ。

200kmだと、通常3つほどPCがある。トータルで1時間以内に収めると良い。

またしっかりと休憩をしたいなら、PCでは速攻でレシートもらい、牛丼屋とかラーメン屋でしっかりと座って休憩しよう。

メリハリはかなり大事。オレはPC着くと、時計確認して長針に「0」をあわせる(ダイバーウォッチね)。で、15分以内にリスタートするよう心がけている。

まぁ、そんなに急いでドコへ行く・・・というわけではないが、観光やグルメ、寄り道を楽しむのは、1本完走してからでいいだろ?

あそこで40分休憩したからパンクでタイムアウトではシャレにならん。200kmも走れば道中色々ある。予想外も遭遇する。犬も歩けば棒に当たる。

知り合いがいると心強い

オレは初ブルベから、海外初挑戦まで、すべて一人でこなしてた。まわりに自転車の友だちがいないので、しょうがないが・・・

この初ブルベで、知り合いがいると本当に心強いことは間違いない。はじめての場合、受付からわからん。スタートの時などドキドキモノだよね。

なので、初ブルベは知り合いがエントリーするものを選ぶととても楽。できたらPC1まで前を走ってもらえると、本当に落ち着くことが出来ます。最初はキューシート見るのもワケわかりませんから。

自転車仲間がブルベ誘ってくれたら、ぜひ乗っかってみよう。

悪天候の場合は勇気あるDNSを

不思議なもので初ブルベは雨だったりする。1日中曇りであれば涼しく、また日焼けもせず夕日の直射日光に悩まされることもない。しかし明け方から降り出した雨は、もちろん夜までずっと雨だ。

午後から確実に晴れるという予報であれば、がんばって持って走り出してもいいだろう。

それでもスタート時から降雨の場合、それでなくても初めてのブルベで重たいレインウェアを着ての走りとなればいきなりでっかいハンデをきせられたも同様。

できれば最初から借金はしたくない。

というわけで、もし初めてのブルベが雨であるならDNSという決断は悪くない。勇気ある決断は次回必ず実を結ぶだろう。

まとめ

初めてのブルベは、なかなかスリリングだ。知った仲間でもいればいいが、オレみたいに永遠「Individual」(無所属)なヤツは、準備用意周到にな。

特に前週の練習、コースを事前トレースするのは、マジでやっておくといいよ。当日スタートの時に焦らない、パニックにならないから。

初ブルベでリタイアすると、ちょっと次が怖くなるので、ぜひとも1本目は無難にこなしておこう。くれぐれもPCで食べすぎるなよ。

↓あと時間があればコレ読んでおこう

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