1000kmブルベの準備・走り方
2018年岡山1000km

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1000kmブルべの走り方を見ていこう。1000kmのブルベは本当に遠い。国内で走ることができる最長と言っても過言ではないくらい遠い。

1200kmよりも1000kmブルベのほうが遠い、ツライと思っているんだけど、どうだろう。得手不得手もあるかと思う。

ゴールデンウィークや秋のシルバーウィーク付近にある連休には各クラブで1000kmが開催をされます。

今年も例にもれず9月10月には以下のような1000kmブルベが開催される。

この記事の目次

2023年に行われる1000km

日本

なんと、2023年ゴールデンウィークから秋にかけて9本の1000kmブルベが開催をされる。やばい。いくつか見てみよう。

BRM503岡山1000中国山地

AJ岡山の1000km。いつものゆるびの舎をスタートして中国山地を巡る1000kmの旅・・・フラットなところほぼ無し。

いつも通り安定のひどさw

BRM503横浜あおば1000酷

まぁ、とにかく1000kmブルベはけっこうな距離を走ることが、これを見てもよく分かる。タイトルに「酷」ってついているように岡山に負けず劣らずひどいw・・・日本海側に100kmちょいフラットあるだけマシなのか?

九州や四国ならほぼ1周できる。本州ならとんでもないところまで行ける。名古屋のやつなんて瀬戸から岡山倉敷まで行って来いだろ。

そう、普通のサイクリングであれば、大学生とかが夏休みなんかで2週間位かけていく距離よ。

そんな1000kmという距離を75時間・・・3日と3時間で走る必要があるのだ。マジか。

1000kmブルベをどうやって走る?

1000kmブルベは本当に遠い。そして長い。上記のRide with GPSデーターを見てもらってもわかるように、なにげにとんでもない距離となっている。

車で走るのもちょっと躊躇する距離だ。

トータル時間は75時間

タイムリミット

そんな1000kmブルベだがトータルの時間は75時間となっている。

600kmブルベを走ったことがある方なら知っていると思うが、600kmの制限時間は40時間。そして400kmは27時間。両方足すと1000kmになるがトータル時間は67時間だ。

そう、1000kmブルベは600kmを超えたところより、制限がゆるくなる。ゆるくなる時間は8時間。これはホント助かる。

67時間だと3日に少し足りないが75時間であれば丸3日と3時間となっている。1日に333km走る計算だが、ことはそう単純ではないことは600km走ったことがあるあなたなら知っていると思う。

スタート・ゴール時間のチェック

上記の1000kmのスタートは大体午前中スタートとなっている。そうすると、ゴールは3日後の同時刻プラス3時間と思えばわかりやすい。

朝スタートの場合、ゴールは3日後のお昼前後となる場合がほとんどだろう。

最終日けっこう厳しいが、逆に考えれば最終日は朝までゴールに飛び込めば、なんとか間に合うと思うと、少しは気が楽になるかもしれない。

スタート場所までどのように行くか

各クラブの1000kmブルベとなっているので、かなり気合の入っているコースが多く、また、その年のメインイベントとなっていることもあるだろう。

なので、遠征を考えている人もたくさんいるかと思う。

スタートまでどのように移動をするかをしっかり考えることは大切。

スタートに車で行く人はけっこう注意。どうしてもスタートまで戻らなくてはいけない。

1000kmブルベを遠征する方は、スタートに何も残さなければ、非常に楽だが、車や荷物を残す場合撤退方法をしっかりと考える必要がある。

ホテル・宿の確保

ホテル

1000kmブルベのルートは、やはり途中できちんと仮眠する必要がある。

そのルートは、ルートを引く人にも寄るが、このあたりで仮眠すると良いですよ、この辺でホテルが取れるといいですね・・・そんな思いがあると助かる。

しかし、同じルートを50人とかが走ると、お目当てホテルがすぐに埋まることもあるだろう。健康ランドであれば大丈夫かもしれないが、連休中日だとかなり混んでいることも覚悟する必要がある。

できれば24時間チェックインできるビジネスホテルなどを選んで、そこをめざして走るとよいだろう。

もし良さげなホテル(350km、700km前後付近)があれば、ちょっとチェックをしておこう。ゴールデンウィークやシルバーウィークはお目当てホテルが満室ということも念頭に置いておきたい。

昼夜の寒暖差に気をつけろ

寒暖差

1000kmブルベが行われる、5月や9月後半から10月となると気温の寒暖差が激しくなる。

5月にしても9月にしても日中は平気で夏日になる。しかし日が落ちるとジェットコースターのように気温が下がっていく。湿度も少なめなので気温の落ちは早い。

日中は晴れれば30度を超える日もあるし、夜間は一桁になる場所もでてくる。さらに台風シーズンや秋雨前線停滞など、あまり聞きたくないフレーズもあるぞ。

初冬から初夏の気温が1日の中に混在するであろう。

また標高の高いところも注意が必要。100m標高が高くなると約0.5度下がると言われ1000mの標高では下界よりも5度低い。

暑いのはとりあえず脱げばなんとかなるが、寒さは準備がないとアウトだ。しっかりと晩秋-初冬の装備をしていくことおすすめする。

胃をやられるな

1000kmブルベは長いと同時に、相当量食べることになる。

食べては走り、走りながら食べるの繰り返しになる。相当胃腸は負担を掛けることになる。

さらに見逃せないのが、前述の気温の上下、寒暖差。これは内臓にかなり来るだろう。胃腸のケアを忘れないように。

またコンビニで食べたら、ほんの少しの食休みも大切。少しずつ食べる、消化の良いものを食べる、しっかり食べる時は必ず20分休む・・・など、自分のルールを決めるとよいだろう。

また胃腸薬など、自分にあった薬を用意しておくことも大切。オレなんかこの「パンシロンキュアSP錠」と「ガスター10」をお守りのようにいつも持っているw

ヘッドライト・テールライト準備

長丁場な1000kmブルベ。普通の人であれば、間違いなく3つの夜を走ることになるだろう。ライトに関してはきちんと準備をしよう。

またそのライト類のバッテリーはどのように運用をするのか、事前にチェックをしておこう。毎晩深夜2時ころまで走る場合、17時から点灯をすれば9時間の運用となる。

テールライトは2個ついていれば、ギリギリどちらか1個バッテリー交換すれば行けるかという時間。

ヘッドライトは間違いなく毎晩交換、もしくはバッテリーチャージをする必要がある。

1000kmブルベエントリーの機会にハブダイナモ導入を考える方もいるようだ。いずれにしてもヘッドライト・テールライトは最重要チェック項目になっているぞ。

ヘッドライトは18650ライトはかなりおすすめだ。

モバイルバッテリーと充電関連

今のブルベ、そしてロードバイクは電気なしにはやっていけない。スマートフォンはもちろん、ガーミンやらライト類やらかなり電源を必要としている機器がある。

これが600kmの1泊2日ならモバイルバッテリーを1本持てばカバーできるかもしれないが、1000kmともなるとそうは行かない。

どこかでドロップバッグを使いバッテリーの交換、もしくは充電祭りをする必要が出てくるだろう。

大きいモバイルバッテリーを複数持つなら充電器のほうが軽く済むが、必要本数の充電ケーブルと・・・そもそも仮眠所で充電時間を確保できるくらいの時間に到着できるか?・・・という問題も発生する。

一番確実なのは仮眠所へのドロップバッグによるバッテリー総交換が間違いないと思う。

ロードバイク|モバイルバッテリーおすすめ9選と固定法!

バッグ類の準備

1000kmブルベという長丁場。かなりのアイテムを持つ必要がある。

サドルバッグのほか、フレームバッグやフロントバッグの併用も考える必要があるだろう。

もしドロップバッグサービスがあれば、ぜひそれを使い、できるだけ荷物の負担を減らそう。また事前にホテルなど宿が決まっているのであれば、セルフドロップとして荷物を宿に送っておくのも一つの手だ。

またすべての荷物をもち、途中で送り返したり捨てたりして荷物を減らすという手もある。

どのよう形で荷物を持つのか、送るのかなどを決めた上で必要最小限のアイテムをもち、それに応じたバッグを決めよう。

DNF場所のチェック

ローカル線

1000kmブルベを走る上でDNF場所のチェックもかなり重要。後ろ向きというなかれ、事前の準備はとても大切。

また今後もブルベを続けていくためにも、最小限の出費や損害に抑えることは大切なことと考える。行くところまで行くだけ行ってとんでもないトコでリタイヤしてタクシーにホテルにレンタカーに新幹線では目も当てられない。

地方を走る場合、DNFできそうな路線の時刻表にもちょっとだけ目を通しておくのも良いかもしれない。

行くか撤退するかを決断する時、このようなDNFポイントの事前チェックは大きな判断材料になるだろう。

天気予報を信じるか?

1000kmブルベが開催されるのはゴールデンウィークやシルバーウィークの気温が比較的穏やかな休みの取りやすい時期に行われることが多い。

しかし、どうもこのゴールデンウィークの4月下旬から5月上旬、そして9月シルバーウィークなどは気温は適当に穏やかかもしれないが、適当に荒れてくれることもよくある。

北の方や標高が高いところなどはかなりの低温になるし、まさかの雪も考えられる。9月などは台風直撃などはお約束になっていたりする。

長期予報のチェックも大切だが、現地での詳細な天気チェックと風向きの動向はしっかりと確認をしたい。

1000kmブルベの準備と装備品の実際

2018年の岡山1000kmで、補給失敗DNFのオレですが、今回荷物の重さ、フレームバッグやサドルバッグの重さがけっこうヤバかった。一体何持つとこんなに重くなるのか?

反省の意味を込めて、また同じコトを繰り返さないためにもサドルバッグの中身をちょっと検証してみる。

サドルバッグ化大容量だからといって、なんでもかんでも入れればいいというものではない。学生のキャンプツーリングじゃないんだから。

というわけで、何も考えずに詰め込んだトータル3kgのサドルバッグ。ちょっと笑ってくれ。

サドルバッグトータル重量は2.94kg

  • 重量:500g
  • サイズ:L185mm X W165mm X H460mm
  • 容量:11.0L
  • 大容量シートパック
  • 取り外せる防水スタッフバッグ
  • 荷物に合わせて容量を簡単に変更できる

非常に使いやすいブラックバーンのサドルバッグ。防水スタッフバッグは完璧な防水を実現してくれる。しかし・・・

このブラックバーン アウトポストシートパックがパンパンですよ。マジか。リアドローコードもいっぱいいっぱい。余裕なし。ここまで詰め込んだのははじめてだ。

一体何が入っているんだよ。テント?シュラフ?サドルバッグ化大容量だからといって、なんでもかんでも入れればいいというものではない。学生のキャンプツーリングじゃないんだから。

というわけで、何も考えずに詰め込んだトータル3kgのサドルバッグ。ちょっと笑ってくれ。

ブラックバーンサドルバッグの重量を測ってみると・・・おいおい、約3kgじゃん。まじかよ。

というわけで、DNFのため使わなかったサドルバッグの中身を取り出してみて、サドルバッグ本体の重量をチェックしてみよう。

サドルバッグ本体の重量は550gとなっている。ちなみにキャットアイのテールライトを取り付けた状態だ。

テールライトはテールライトに関してリフレクターに言及をしていないようだが、もし海外行く場合はテールのリフレクターはマストね。オーストラリアやアメリカは必ず必要だったよ。

サドルバッグに入っていたブルベアイテムチェック

で、一体サドルバッグに何はいっているのよ。3kgも。というわけで、1000kmブルベとはいえ、おもすぎるサドルバッグの中身をチェックした。くれぐれも真似しなようにし欲しい。

Protect J1 長時間持続型保護クリーム 80ml:61g

ひときわ激しい肌トラブルを起こすサバイバル系スポーツの必需品となっている。尻クリームね。このところシャーミークリームではなく、このジェイワンを使っている。悪くない。

乾燥、水濡れの悪環境下でも皮膚を長時間保護してくれる。ただ、塗った後数分乾かし、バリア作る必要あり。

TJARでは定番のクリームね。

↓TJAR知らなければ必見よ。ブルベがかわいく感じる。

USB充電器・ケーブル・歯磨き洗面セット:170g

  • USB充電器
  • USBケーブル(マイクロ・Type-cなど3本)
  • 使い捨て歯ブラシ・ひげそり・耳栓・アイマスク
  • 日焼け止めクリーム予備
  • タオル

できればUSBの口は統一してもらいたい・・・モバイルバッテリーのマイクロUSB、ガーミンのマイクロUSB、スマホのTYPE-Cと最低3本必要になる。マジか。

モンベルサンダーパスジャケット:366g

サンダーパスジャケットは雨の日のお守り、寒いときの最後の砦。でもこいつも重たいな。

オーストリッチ輪行袋L-100:346g

オーストリッチ(OSTRICH)
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輪行袋も重いな・・・フレームカバーとか入っているのを外そう。

着替えウェア1:600g

まずは着替え1つ目。内訳は・・

  • 長袖アンダーウェア×2枚
  • ソックス×2枚
  • 替えTシャツ×1枚
  • パンツ×1枚

着替えウェア2:880g

着替え2が880g。重すぎだろ。2つ合わせて1.5kgもある。こりゃダメだ。ちなみに内訳は・・

  • 半袖ジャージ×2枚
  • 長パンツ×2枚

やっぱり長パンツって重い。1枚270g位ある。ジャージも150g前後。

パンツを長パンではなく短パンにしてレッグウォーマーを併用すれば、かなり重量を落とせる。そもそも2日分ではなく1日分でやりくりすれば、相当軽量化できるな。

ジャージも種類によって数十グラムの差があるのよね。

2日分の着替えや荷物を持つとどうなるかチェックをしてみたが、やはり重たすぎ。やはり持てるのは1日分が良いと考える。全部足していったら、ざっくり約3kgになった。

まぁ、海外であれば輪行袋とエンド工具は持つ必要ないから、これはマイナスできる。続いてフレームバッグについて見ていこう。

フレームバッグトータル重量は1.66kg

  • 材質:ポリエチレン/ ナイロン
  • サイズ:L460 x W60 x H120mm
  • 容量:4.5l
  • 重量:200g
トピーク(TOPEAK)
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トピークのミッドローダー。使いやすい大きさではある。

ただ、利用するフレームは多少とも選ぶだろう。オレのCubeはフレームサイズ520mmだが、ほんの少しミッドローダーのほうが大きい。

ブルベ・ロードバイクアイテムが詰まった状態で重量を測ってみると1.66kgという重量になった。けっこう重いな・・・

トピークミッドローダー単体で測ってみると280gであった。カタログ重量よりも若干重い。

フレームバッグに入っていたブルベアイテムチェック

それでは、トピークミッドローダーフレームバッグに入っていた、ブルベ・ロードバイクアイテムをすべて取り出してみよう。このくらいのアイテム容量であれば、フレームバッグはほとんど膨らまず、ペダリングの足や膝にフレームバッグが当たることはほとんどない。

これが全てのアイテム。

ただ、ここに補給食(アミノバイタルゼリー200g、ジェル×2本100g)300g分は途中で補給として使ってしまった。なので、トータルは約2kgとなる。

それでは一つ一つのアイテムの重量チェックをしてみよう。

携帯エアポンプ:184g

  • 本体サイズ(mm):約H280
  • パッケージサイズ(mm):約H400×L140×W30
  • 本体重量:約215g
  • パッケージ重量:約268g
  • 英・米・仏式対応

フレーム携帯ポンプはこれがいいよ。フロア型、さらにネジ式ではないバルブアダプター、エアゲージ付。きっちりとエア圧はいる。安いしね。

チェーンオイル・グリス:60g

クロスカントリーウエットルーブはけっこう少なくなっている。半分以下の容量。それに化粧品入れにグリスをもっている。

シマノシフトワイヤー:33g

何度もいうが、ブルベではシフトワイヤーの予備を持とう。シフトワイヤー切れると、けっこう悲惨だ。ワイヤー切れてDNFするにしてもとりあえずシフトワイヤー修理がよいと思う。大変だけど。

大体、シフトワイヤー切れるのって、山の中とか峠の中間とか駅からスゴイ離れたところだから。絶対持つといいよ。30g程度だし。約束な。

ポケット・貼るカイロ×2個:34g

寒さに弱いやつは6月になってもカイロを持つ。お守りよ。

タイオガ リアエンドホルダー:182g

ディスクブレーキロードバイクの必須アイテム。エンド工具。これは絶対に必要よ。

タイオガ(TIOGA)
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ブレーキパッドスペーサー・六角レンチ:25g

輪行アイテム。油圧ディスクブレーキにはブレーキパッドスペーサーは絶対に必要。それにアクスルを緩めるための6mm六角レンチ。

シマノ(SHIMANO)
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単3・単4アルカリ電池:240g

3日、もしかしたら4日分の電池類。単3はガーミンetrex20用とヘルメットライト用。

単4はテールライト用。オレ、昼間で前後ライト付けているからな・・・

キューシート:45g

ラミネートしたキューシートと標高表。4枚で45g。

使い終わったら捨てる。

モバイルバッテリー・USBケーブル

20000mAhのモバイルバッテリー。それに通常のUSBケーブルとCtypeのケーブル、各1本ずつ。けっこう重い・・・

予備チューブ×2本:218g

シュワルベの28cまで対応するチューブ。60mmのロングバルブ。ラップして保護している。ちなみにツールボトルにも2本あるので、4本持っていた。

この2本はいらないかもしれない。でもビビリなんだよね。パンクトラウマだし。

タイラップ300mm×2本:6g

まぁ、使ったためしないんだけど、バックから外したら必要になるんだよね。この手のヤツ。なので、とりあえず入れておく。

スタッフバッグ・ジップロック:21g

イスカのスタッフバッグ。完全防水なので、危ないやつはこれに入れておく。完璧防水。けっこう丈夫だしね。あとはジップロックを何枚か持っている。

こんなもので、枚数かさむとけっこうな重量になる。

今回オレのフレームバッグはトータルで約2kg。上記内訳をすべて足してみたら1686gだったので、ほぼあっている。もしこの中から重量軽減で外すものといえば・・・電池くらいだろうか。

あとは、いらないパッケージを外すことと、ビニール袋類を取り外すくらいだろうか。数十グラム減らすならお守り代わりはアリだよね。

春の長雨・秋の台風シーズンはDNSも視野に

一番キビシそうなのはなんといっても岡山と青葉だろうね。獲得標高もエグい。かなり厳しいと予想する。

春にはないが、秋のヤツは台風が1つ来れば今後ブルベ中にも通行止めやルート回避などがあるかもしれない。エントリーされる方は逃げ場所やDNFポイントなどをきっちりと見極めて行ってほしい。

基本台風にしても低気圧にしても雨は西からやってくるので、最初のスタートで北のほうへ向かって台風から離れ、ターンして、一気に台風や雨を通過するパターンが良い。

雨のブルベはDNF・台風ならDNSも視野に

雨のブルベは本当にキビしい。さらにこの時期の夜はかなり気温が下がる。アルプス山間部の夜間走行は、まず間違いなく気温1桁だろう。

そこに暴風雨や冷たい雨が叩きつけると、かなり心細くなる。心細くなるだけならいいが、いろいろと不安になる。

さらに台風がからむとDNFしたくても公共交通機関が全滅というおそれもある。とにかく細心の注意と最新の情報はマストね。

ブルベDNSの言い訳を考えよう!

まぁ、雨・台風など悪天候でDNSは仕方ないですよ。

  • 走りたいのですが・・・仕事です
  • 自転車・ロードバイクが壊れてしまいました
  • 熱が出ました・お腹が痛いです
  • 寝坊しました
  • ケガをしてしまいました
  • ヤボな用事が・のっぴきならない事情が・・
  • 冠婚葬祭が・・
  • 妻・子供・親が病気で・・

いいじゃないですか。DNSで心折れたって。大丈夫ですよ。スタッフさんはわかっていますよ・・・

台風に限らず雨のブルベはキビしい。さらに台風が来るとヤバイのが風だ。

こんな台風ブルベの時は、行きも向かい風、さらに折り返して帰り復路も向かい風というのはお約束となっている。覚悟しよう。

まだスタートをしていないなら、すべてキャンセルすれば損害は最小限だろう。しかし、その反面怖いもの見たさという気持ちがあるのも確かだ。

いずれにしても、200kmとか300kmなど、その日にゴールが可能なモノとは違う1000kmブルベ。

このところのパターンを見ると、公共交通機関は早い時点で運行が取りやめられる。行ったはいいが帰れない。走るのやめたいがDNFできないなども懸念される。

また、ぜひ以下の記事をご覧いただき、キビしいブルベに向かおうとしている無謀な自身を説得しよう。

まとめ

1000kmブルベは本当にキビしいと思う。ただ春や秋の天候ジェットコースターに走る1000kmブルベ経験は今後のブルべ完走スキルに必ず役立つ。特に寒暖差。

4・5月もそうだが9月もシルバーウィークになるとかなり寒くなる。山岳系などはけっこうキビしいと思うぞ。

いずれにしても、1000kmブルベ初参加という方も多いと思うので、事前の準備はしっかりとしてもらいたいと思う。

そしてトライする前日は、必ずしっかりと睡眠をとってほしい。ちょっとハードル高めの1000kmブルベだが、事前準備をきちんとすれば、そのハードルも手の届くところになるだろう。

↓↓そして1000kmもクリアすれば、次なるハードルはRM1200kmや海外ブルベではないだろうか。ぜひ以下の記事もチェックしてほしい。

 

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